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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
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トライ!

前回のあらすじ

クロアって意外と戦ってた。


「あれ?私の活躍ってそんなに記憶にない?」


クロアがどっか行った後

サリア達は依頼人がいる屋敷へ向かった。依頼人はジャスヘイム・アースラーレ。ユミルガルドの元市長で現在市長選挙に立候補している一番人気のある男だ。

サリア達は屋敷に着くと見張りの兵士に事情を話してジャスヘイムと会合した。


「私はそんな依頼など出したことないぞ。」

「え?」


依頼内容を話したサリアにジャスヘイムは驚きの発言をした。クエストに見覚えがないと言うのだ。


「あれ?でも、依頼書にはあなたが何者かに狙われているから護衛してほしいと・・・」

「ジャスヘイム、もしかしてズルトがまた。」

「なるほど。」


秘書らしき男性がジャスヘイムに何か話している。


「ズルトって・・・」

「今市長選挙している相手だが不利と分かると私に脅迫や闇討ちを仕掛けてくる奴だ。まったく、頼んでもないのに誰が依頼したのだ?まぁ、いい。市長選挙が終わるまで君達を雇おう。」

「あ、ありがとうございます!」


サリアが一礼した瞬間、外で爆破音がした。その場にいた全員が慌てて窓から外を見ると奥の方で煙が上がっていた。


「あそこは確かラグビー場だ。だが、今シーズンはどこも人がいないはずなのに何故だ?」

(まさか、クロアに何か・・・)

「エレキナ、マキナ!今すぐ向かってくれ!」

「分かった!」

「私達も行くわ。」


サリアが指示するとカリスティ達も一緒に向かいサリア、ケン、エウリアだけが残った。


急いでラグビー場に向かうエレキナ達。エレキナが空を飛んでいると左から何かくるのをマキナが感じた。そして、エレキナの左に移動するとなんと弾丸が飛んできた。

マキナがエレキナの前で防御しなかったら弾丸はエレキナのこめかみに命中していた。


「!」

「・・・先に言ってください。」

「分かった。」


そう言ってエレキナはマキナの言う通りラグビー場に向かった。

そして、現在・・・


「待たせたな。」

「・・・とんでもねぇ。待ってたんだ。」


クロアの前に立ったエレキナ。目の前にはクロアをここまで痛め付けた相手、ブラフマスがいる。


「あいつが相手?」

「そう。殺し屋だって。」

「随分派手な殺し屋ね。」

「カッコいいだろう。」


ブラフマスはエレキナが来たことに驚きもせず再び爆三神(トリムールティ)を使ってエレキナを攻撃した。エレキナは火炎放射で応戦するが三体とも避けると狼が噛みついてきた。そして、噛みついた瞬間、爆発した。


「!?」


爆発にエレキナが気をとられていると上から鷹が突進してきた。そして、体当たりすると狼と同じように爆発した。そこに、追撃するようにドラゴンが炎を吐くと炎の周りが次々と爆発し二人は吹き飛ばされた。


「爆発のオンパレードかよ。」

「意外と痛いのが腹立つ。」

「痛いで済ませないでくれない?殺す気でやってるんだけど。」


連続で爆発させても耐えるエレキナのタフさにブラフマスが若干引きながらも爆三神(トリムールティ)と生成したボマーソルジャーをエレキナにぶつけてきた。


「うわぁ。マ○オのボ○兵じゃん。」

「あ、やっぱりエレキナもそう思う?」


エレキナは腕を振って炎の刃を繰り出してボマーソルジャーを一網打尽にすると再び噛みつこうとした狼の顎を掴んで引き裂いた。そのまま、突進してきた鷹を縦に切り裂くと口から黒い光線を放ってドラゴンを消し飛ばした。


「マジか。もう対応してきたのか。」


さすがにこれにはブラフマスも驚いていたようだ。しかし、一切慌てることなく拍手している。エレキナは無防備な状態のブラフマスに突撃しようとした。


「待って、エレキナ!まだ地雷がある!」

「!」


すると、クロアのアドバイスを大声で言ってけれたのでエレキナは空に飛んで地雷を避けた。


「さすがに情報の有り無しじゃやり易さが全然違うな。」


エレキナは空からブラフマスを攻撃しようとした。その瞬間、エレキナが爆発した。エレキナはもちろんクロアも何が起こったのか理解出来ずただ墜落するエレキナを見てるしかなかった。


「一芸だけじゃあ殺し屋は務まねぇ。殺しの手段は多い方に限る。」


ブラフマスはニヤリと笑い指を鳴らすとまたエレキナが爆発した。ブラフマスは何度もエレキナを爆発させる。さすがのエレキナも何度も爆発をくらい体中がボロボロになっていた。


「龍人ってそこまでタフだっけ?まぁ、あとは内臓を爆発させるだけだ。」


倒れて動かないエレキナに近付くブラフマス。クロアは残った右腕を使ってなんとかエレキナに近付こうとする。


(動け、動け、動け!今動かないとエレキナが・・・)


クロアは右腕を見て何かを覚悟したのかエレキナの首を掴んだブラフマスを睨む。ブラフマスはエレキナの首を掴むとそのまま爆発させようとした。その瞬間、エレキナがブラフマスの腕を掴んでへし折った。


「ぐおっ!?」

「・・・やっと捕まえた。一々、バンバンうるさいのよ。クロア!今がチャンスよ!」

「わかってる!」

(な、あいつはもう右腕だけだろう?)


ブラフマスはエレキナから離れようとするがエレキナはブラフマスの両腕を掴んで離さない。そこに義手からロケットを噴射させてクロアがおもいっきりジャンプして向かってきた。


「まだそんな力が・・・ってその義手どうなってんだ!?」

「うちの職人嘗めんなよ!」


クロアはブラフマスの顔を掴むとそのまま飛び上がった。ブラフマスも負けじとクロアを蹴って爆発させる。


「そういえば、ラグビーのルール一つだけ知ってルールのがあった。」

「はぁ?」

「ボールを相手のゴールにトライすれば勝ちだろ!」


何度も爆発をくらっても尚クロアはブラフマスを手離すことなくゴールに向かうとそのままおもいっきりブラフマスの頭をゴールの地面にめり込ませた。

頭がめり込んだブラフマスは白目を向きそのまま倒れた。クロアはブラフマスが気絶するのを確認すると隣に寝転び右腕を空高く突き出した。


「トラーイ!」


そんなクロアを見たエレキナは安心したのか口から血を吐いて倒れてしまった。

次回予告

次はマキナ戦


「・・・目指せ、パーフェクトゲーム。」

「それ野球!」

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