悩み事はためずに相談すると意外な答えが出る
前回のあらすじ
やっと終わりました!
「前回のあらすじで言うことじゃない。」
「この小説の人気を上げたい。」
また、サリアの一言から始まった。
ある日のメタルバンド。一階のダイニングにヴィザル達全員集まっていた。
「またいきなりなんですか?」
「実はこれを見てくれ。」
そう言ってサリアはヴィザル達にスマホの画面を見せた。そこには
総合ポイント: 14 pt
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評価ポイント: 10 pt
「何これ?」
「何これってこの小説の今の評価ポイントだよ。」
「何見せてるんですか!?」
「この小説の人気が低すぎる。」
「そんなの気にしていたんですか?」
ヴィザルが少し呆れた表情でサリアを見る。
「気にするだろ。なぁ、蟷螂。」
「まったくだ。」
サリアは隣にいる高本龍知に聞くと彼は鎌を組んで答えた。
「いたんかい、作者!」
「あぁ。この小説は2021年8月26日に初投稿したんだが今になってもこの状況だからな。今回は君達にどうやったら人気が上昇するのか決めてもらいたくて依頼にきた。」
「前代未聞ですよ!小説の人気を上げるために小説のキャラクターに相談する作者って!」
ヴィザルがツッコミまくる。すると、サリアがスマホを見ながら挙手した。
「はい、サリア。」
「これ見る限り異世界〔恋愛〕や悪役令嬢物が人気あるみたいだから・・・オリヴィエを悪役令嬢にした異世界恋愛物語に変更しよう。」
「いきなり突拍子もない意見が出た~!」
サリアの提案にヴィザルがまたまたツッコむ。
「無理ですよ!そもそもオリヴィエさんは容姿端麗、頭脳明晰、大企業の社長令嬢という三大モテモテ要素を兼ね備えているんですよ!今更、そんな改変できるわけないですよね!」
「じゃあ、何でそのオリヴィエちゃんはヴィザルの許嫁になっているんだ?」
「・・・家庭の事情。」
「はぐらかした!?」
目を反らすヴィザルにサリアがジーと見ていると今度はカリスティが挙手した。
「ほい、カリスティ。」
「いっそのこと、エロに特化させましょう。」
「「「アウトー!」」」
カリスティの提案に一同総ツッコミした。
「一応、これ健全な小説を目指しているんだから!」
「初耳です。」
高本龍知の発言にツッコミを入れるヴィザル。今回、彼はツッコミしかしていない。
「余計なこと言うな!」
「とりあえず、エロ路線は考えるとして他に案は?」
「入れるんだ。」
高本龍知がふるとマキナが挙手した。
「お、マキナか。何か言い案あるのか?」
「・・・誤字脱字を減らししっかりとした文章を書き万人にとって読めやすい小説を心掛けるのが一番だと思います。」
「・・・」
マキナの発言が胸に刺さった高本龍知はそのまま倒れた。
「作者~!」
「あかん!マキナの殺人級正論が作者の心臓を抉ったぞ!」
高本龍知が倒れて動かなくなったのでこの会議(?)は一旦終了することになった。
「こ、心掛けます・・・」
次回予告
ヴィザルによくあるあの現象が襲いかかる!
「お休みなさい。」




