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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
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集団戦は迫力がある

前回のあらすじ

一方その頃


「そういえば作者って結構設定とかガバガバよね。」

「え!?」

扉や天井が破壊されそこからケン達アイアンガイアとゾディアックアルゴ全メンバーがヴィザル達のもとにやってきた。


「よっしゃあ!突入成功!」


倒れているクロア達を尻目にヴァンガスが入ってくるとクロアやカリスティだけでなくキャンサーやレオルスもヴァンガスを蹴飛ばした後踏んづけまくった。


「何投げてんだバカ!」

「殺す気!?」

「子供と亀を投げるとかどんな教育受けてきたんだ!?」

「ふざけるな野蛮人!」

「何があった・・・?」


しばらくヴァンガスを踏んづけた後、目を回しているエリウスを抱えたキャンサー達はオルフェウスと隣に、スッキリした表情のクロア達はケン達と一緒にサリアの隣に立った。


「やっと全員揃ったな・・・ってなんでサリアがここにいるだ!?」

「やっぱりそう思う?」


隣にいたサリアを二度見したケンがツッコミを入れる。サリアは“ははは”と苦笑いしながら誤魔化す。ケンはサリアの件をあとにしてガッチェスと後ろにいるシスターズを確認した。


「なんだあれ?」

「マキナの劣化版。」

「それよりなんでセブンのガッチェスがいるんだ?」

「マキナを拐い私を投獄した張本人。」

「人聞き悪いな。それはお前の自業自得だろ?」


ガッチェスは端末機を操作するとシスターズがこちらに向かって走り出した。


「・・・やれ。」

「うわぁ。いっぱいきた。」

「とりあえず片っ端から片付けるぞ。」

「「「了解。」」」


先に動き出したのはオルフェウス率いるゾディアックアルゴだった。向かってくるシスターズを触手で止めるとレオルスが獅子閃乱拳(ネメアラッシュ)で破壊した。


「サリア、俺達も行くぞ。」

「あぁ。マキナのためだ。」

「はい。」


ゾディアックアルゴに続いてサリア達アイアンガイアも動き出した。シスターズはマキナと同じレーザーで攻撃する。そこにカプリコンがシールドで防ぐとエウリアが炎魔法で凪払った。


「おじいちゃん、強いね。」

「お褒めに預かり光栄です、お嬢様。」

「おい、オリオナとタウガスはどうした?」

「すまないな。俺が気絶させた。」


オルフェウスが二人の行方を聞くとケンがシスターズを破壊しながら答えた。その隙にヴィザルとヘルマ、キャンサーがガッチェスに向かった。ガッチェスはヴィザルとキャンサーの攻撃を避けるとヘルマに掴みかかろうとした。ヘルマもガッチェスの手を掴むがパワーはガッチェスの方が上のようで押されていた。


「う、うそ・・・」

「そのまま潰れろ。」

「そうはいかんだろ。」


すると、後ろからキャンサーがガッチェスにかかっている身体強化魔法を切り裂いた。ガッチェスは少し揺れその隙にヘルマが押し返した。ガッチェスはヘルマを蹴り飛ばすとジャンプして口から大量の針を出して攻撃した。針はカプリコンがシールドで防いだ。そこに両脇からシスターズが挟み撃ちするように襲ってきた。そこに、オリオナとタウガスが現れシスターズを一瞬で破壊した。


「遅れて申し訳ありません!」

「大丈夫だ。助かった。」

「えぇ。ありがとうございます。」


遅れてやってきたオリオナとタウガスはケンを睨むとすぐに切り替えシスターズを相手にした。その間にピスケラが気絶しているエリウスやハルコ達を起こすと、エリウス達も参戦した。


「よし。全員揃ったな。やるぞ。」

「「「了解!」」」


ゾディアックアルゴ全メンバーが揃ったことでオルフェウスを中心にフォーメーションみたいな動きでシスターズと交戦した。オルフェウスが茨の触手でシスターズを足止めしそこにレオルス達が攻撃する。シスターズの攻撃はカプリコンとハルコが防ぎ後方からサジウスとリブリアが援護していた。


「おぉ。軍隊みたいでカッコいい。」

「俺達は好き勝手にやってるだけでチームワークとかないしなぁ。」


ゾディアックアルゴの動きに感心しているヘルマとヴァンガス。感心していると二人に迎えシスターズが光線を発射してきた。二人はそれを避けると各々の攻撃でシスターズを破壊した。


「偽物風情が俺達に勝とうと思うなよ!《アルカディア・バーン》!」

「ごめんなさい!《メルクリウス・スパイラル》!」


二人の攻撃によってシスターズが爆発した時、眠っていたマキナが動き出した。


「・・・私は・・・」

次回予告

もうすぐでマキナ・シスターズ編が終わる。


「やっぱりいろんなところがガバガバね。」

「また言った!」

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