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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
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目的地への行き方は人それぞれ

前回のあらすじ

久しぶりの特殊体質(スペリナル)


「ちゃんと設定考えてる?」

「もちろん!」

ヴィザル達がいる研究室へ突入する前


「なんなんだこいつら?」

「僕も分かりません。」


黒マントの集団を倒したヴァンガスとエリウス&アクタルコンビ。黒マントの人物の顔を確認しても誰も知らない。


「どうなってんだ?」

「つい先ほどリーダーからの命令で契約は破棄。もう君達を捕まえる理由はなくなった。」

「そいつはありがてぇ。で、マキナはどこにいる。」

「ついてこい。」


そう言ってアクタルはヴァンガスを連れて研究室へ向かう。しかし、亀の速度に合わせているので無茶苦茶遅い。すると、痺れを切らしたヴァンガスがアクタルを持って走り出した。


「おせぇんだよ!なんでさっきのジェット移動しねぇんだよ!?」

「疲れた。」

「ふざけるなぁ!」



一方、カリスティとキャンサーも黒マントの集団を倒して研究室へ走って向かっていた。


「それで何故契約破棄なんかしたのかしら?」

「おそらく依頼人が契約を破ったからだろう。我らのリーダーは意味無く契約を破ることはない。」

「へぇー。ねぇ、質問だけど・・・」

「ん?」

「そのリーダー、可愛いかしら?」

「・・・は?」



ゲーテウェルズ研究所屋上ではあっさり黒マントの集団を全滅させたケン達が研究室へ向かっている。


「マキナがいる研究室はどこだ?」

「地下の一番奥、ここからですとかなり時間がかかります。」

「ねぇ、その研究室の位置ってどこ?」

「丁度この真下になります。」

「そう。ありがとっ。」


カプリコンが質問に答えるとエレキナは真下に向かってパンチをして床を破壊した。


「ちょっと待て~!」

「?」

「いや、?じゃないから!何ぶち壊して近道作ってんだ!?」

「だってこっちの方が早いから。」


そう言ってエレキナは降りながら床を破壊して進んで行った。


「・・・あなたも苦労していますね。」

「そう思ってくださって恐縮です。」



意外と一番近いところにいたクロアと気絶しているハルコをおんぶして運ぶレオルスは口喧嘩していた。


「お前のせいでハルコのスピカワープが使えないんだぞ!どうしてくれるんだ!」

「知るか!お前達が襲ってきたせいだろうが!」

「あの時はリーダーからの命令だから仕方ねぇだろ!」


二人はバチバチ火花を散らしながら走って向かっていた。その途中、二人の前に黒マントの集団が襲ってきた。


「「邪魔だー!」」

「さっきからなんなんだよ!」

「雑魚のくせに俺達に喧嘩吹っ掛けてくるな!」


二人はあっさり全滅させて走っていく。そして、研究室の扉の前まで行くと後ろからカリスティとキャンサーがやってきた。


「あ、クロアね。」

「レオルス、ハルコ!」

「「邪魔だー!」」

「「えぇ~!」」


二人はクロアとレオルスの攻撃を避けて下がった。クロアとレオルスはそれぞれキャンサーとカリスティを交互に見ると落ち着いた。


「あれ?カリじゃん!じゃあそいつ誰?」

「キャンサーさん・・・えーっと・・・」

「いきなりなご挨拶ね、クロア。」

「レオ、相手を確認してから攻撃してくれ。」

「「あ、あははは・・・」」


クロアとレオルスは苦笑いをしていると今度はアクタルを持ったヴァンガスが走ってきた。


「どけー!」

「ヴァンガス!なんで亀持ってんの!?」

「さっさといかねぇとこの亀ぶつけるぞ!」

「おい!何仲間を投げようとしてんだ、野蛮人!」


レオルスの忠告も聞かずにヴァンガスはおもいっきりアクタルをぶん投げた。


「えぇー!?」

「マジでやりやがった~!」


本気で投げたヴァンガスに驚くエリウス達。そのままクロア達に命中し扉を破壊して研究室に突入した。そして、同時にエレキナが天井を破壊してケン達が研究室に入った。

次回予告

アイアンガイア&ゾディアックアルゴvs.ガッチェス

最終決戦


「よし、やっと終わるぞ。」

「この作者、計画性皆無だよね。」

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