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僕の楽しみは…(その後)

〜桜花宅〜

「あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわゎゎ~!」悠雨と朱希が帰った後、僕はベッドの上で布団にくるまりながら悶えていた…。


〜桜花の脳内〜

ど、どうしよう…見られたけど何も言ってこなかった。覚えてないのかな…?一瞬の事だったし、だけど…『メイド服姿を見られちゃった!…』一番初めにメイド服姿は恥ずかしすぎるよ〜〜!


〜現実〜

その時、ふっ、と気づいた。

「このベッド、さっきまで悠雨が寝ていた…」その瞬間、一気に恥ずかしさがまし…

「あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわゎゎ!!~」と、またベッドの上で足をバタバタさせながら悶えていた。

「もう、こうなったらいっぱい可愛い服を着て一旦忘れよう!」という考えに至った。

そして、様々な洋服を着て写真を撮って何とか忘れようとしたがやはり気になってしまい…「少しくらいなら、いいよね…」と思い女子の格好のままベッドに潜り込み……

「くんくんくんくんくんくんくんくん…」

まあ、このような状態となり、

そして、桜花の一日が終わった。


〜朱希宅〜

朱希は自宅へ帰ったら一気に崩れ落ちた。

「はぁ〜、危なかった…桜花がバレたくないってならしょうがないけど、可愛いから大丈夫だと思うけどな~」と、桜花が写った画像を見ながらそう呟いた。

でも「うぅ〜けどやっぱ悔しい!なんでこんなに可愛いくなれるの!!~、でも見とれちゃう〜」というふうになっていると、

「は!、次はあれを着てもらおう!絶対似合うと思うし~!」と、次のコーディネートを考えついたらしい…


〜朱希の脳内〜

わぁ〜こんなのもいいかも!でも、家にあるような服じゃないな…

あ!今度、桜花と一緒に服を選びに行こう!あの格好なら絶対大丈夫だし!


〜現実〜

「よ〜し!絶対連れていくぞ!!」と、とても気合いが入った様子だった。


〜悠雨宅〜

悠雨は帰って来てからもずっと疑問を抱き続けていた。自分の目にした光景が夢であるのか現在であるのか。また現実であるとしたらあの目の前にいた娘は誰なのだろう。

考えれば考えるほど疑問が膨らんでいた。

夢だとしたらどうしてあんな夢を…

現実だとしたらあの娘は一体…と思っていると一つ思いついたことがあった。


〜悠雨脳内〜

あの娘、桜花に似ていたような…

いやいや待て待て、たしかに昔から女の子のような見た目をしていたけど…

「だとしても可愛過ぎないか!!」

もし、桜花があんな格好したら似合うんじゃ…

だめだめだめ、これ以上は考えないようにしよう、意識してしまう…

自然に振る舞えなくなってしまう。


〜現実〜

だが、考えないようにしてもなかなか忘れられる訳もなく…ずっと考え、赤面してしまった…。

「ダメだ!これ以上考えていては桜花を意識してしまう…何とかしないと!」

そう悶えながら悠雨は一日を終えた。



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