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希望

お久しぶりでございます

ピコン!


 スキル 近接戦闘(拳) Lv.1 を獲得しました。


きた!!どんなスキルなのか確認してみよう。


 俺はウィンドウを操作し、スキルの詳細をーー


 「へぶっ!?」 


 顔面にとてつもない衝撃を感じ、吹き飛ばされた。


「はぁ、何やってんのよ…」


 レイにため息をつかれてしまった。


 …ゴブリンと戦ってるの忘れてた…。そりゃ称号「慢心王」もつくわ…

 とりあえず、スキルの詳細をみれるような状況じゃないし、戦って変化を確認するしかないな。


 「よし!いくぞ!!」


 俺がゴブリンに向かって走っていくと、ゴブリンはニヤニヤと笑いながら余裕そうに棍棒を担いでいる。

 棍棒のリーチに入った瞬間、ゴブリンの棍棒が俺に向かって振り下ろされる。


 !?

ーーーーこうか…


 棍棒が当たる数瞬前、体をどう動かせばいいかが直感的にわかった。その感覚に従い、ゴブリンの棍棒をギリギリで避け、無防備な横っ腹を思いっきり殴った。


 「グギャ!?」


 ゴブリンが苦悶の表情を浮かべる。


 …スキルの効果ってのは凄まじいな…。

 やってることはさっきと対して変わらないって思うかもしれないけど、体をどう動かしたらより相手より優位に立てるかが直感的にわかる感じだな。無意識で未来予知をしてるような感覚になるわ…。

 それにパンチの威力も格段に上がってる。その証拠に、ゴブリンも苦しそうだしな。

 この感じだったらゴブリンにまったく歯が立たないということはないだろう。ということで、


 「いくぞ!」 「グギャ!」


俺とゴブリンの闘いが始まった。


ーーー2時間後


 「ハァ、ハァ」 「ギャ…グ、ギャ」


 「…そろそろやめにしましょう。」

 

 俺が限界に近いことを察したレイが声をかけてくる。


 「はぁ、疲れた…。にしてもスキルの効果ってすごいな。手も足も出なかったゴブリンに拳で対抗できるくらいにはなれたし、相手の次の動きを予測できるとか強すぎだろ」

 

 「まぁ、スキルは長年修行して、やっと得られるものだからね。」

 

 「それにしては早く取れた気がするけど…」


 「多分称号の効果ね。それよりも、スキルの確認をしてみたら?」


 「あぁ、わかった。してみるよ」



名前:カナヤ リオ

種族:??

職業:????

レベル:0

ステータス

HP:20/20

MP:0/0

力:26(D)

防御力:21(D)

素早さ:16(E)

器用さ:24(D)

魔力:0(─)

運:70(B)

スキル

近接戦闘(拳)lv.1

称号

異世界人

招かれしもの

耐えしもの

超えしもの←New!!

トレーニー

変人

慢心王

戦闘センスの塊


ー近接戦闘(拳)lv.1ー

・「拳」を用いた攻撃の威力が20%UPする。

・近接戦闘を行う際、相手より優位に立つための行動が直感的にわかる。これは自分の持つ近接戦闘系スキルの最大レベルが適用される。


ー超えしものー

自分で無意識に決めてしまった限界を打ち破ったもの。特に効果はない。


 ステータスがめっちゃあがってる!素早さ以外のステータスはぜんぶDにのった!てかスキルの効果えぐいな…。このスキルがあれば相当な実力差がない限り負けなくないか?…これからも鍛えていこう。



全然ジャンル違う作品を描きたい欲にかられてる

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