一話 宇宙と時間
こういう系は初です。
よろしくお願いします
宇宙の起源を考えるにおいて、宇宙は時間という概念が追加されたときにこの世界が初めて動き出し、数十億年という時を経て我々人類が誕生したと仮定する。
その場合、宇宙が存在する以前、もしくはいまも膨張を続けている宇宙の外側というのは時間が止まった状態であるということができる。
時間が止まった状態とは何か……。
そこで仮に、いまこの世界の時間が止まったとする。
そうした場合、この世界の生命体の主観(全ての生き物)において、その時が止まることを認識することができない。
つまり、いま現在でも時が止まっている可能性が存在するということなのである。
そこで私は、『今』という状態について考えてみることにした。
今とは何か。
それは、我々にとって等しく流れる時間の概念の最小単位であり、共通して認識できる状態の一部ではないのかと、考えてみる。
つまりこれはどういうことなのか。。。
我々が感じているこの今は、我々の持つ記憶の通りに過ぎ去っていない可能性が生じるということである。
もっと分かりやすく言うと、1・2・3
と数字を読んだとする。
その場合、2の直前に1を読んだと言う記憶は存在するが、2を読んでいるときに1を読んでいるという過去は、記憶の中にしかなく
2・1・3
といった風に時間が流れていて、2の時に1を読んだと認識しており、1を読んだ時に2を読んだことのない状態といった風に時間が過ぎているかもしれないということである。
また、宇宙が膨張をつずけているように未来というのも膨張をつづけているのかもしれない。
宇宙が膨張を続けるというのは、未来に行くにつれて過去という情報が増えていっているから、それに耐えられるように膨張していると考えていても面白い。
最後に、このようにこの世界のことや自分の自我について考えるのは、とても興味深いし、面白いが考えすぎると人生やめたくなったり現実に価値を見出せなくなるから注意が必要である。