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忘れられた森

作者: 樺根 義保


 もう、十余年も前のことになります。

幼いシーラは、バーバラという名の年老いた魔女と二人で暮らしていました。


けれども、今はもう、シーラはバーバラのことを覚えてはいません。




 その昔、魔女であるバーバラは、人々に忌み嫌われ、疎まれ、街を追われました。


バーバラが嫌われるのは、彼女が何か悪事を働いたからというわけではありません。


バーバラは、内向的で少しぶっきらぼうな面はあるものの、優しく聡明な人でした。


ただ、バーバラが年老いた魔女であるということがいけなかったのです。

強力な魔法が使える魔女を、醜い容姿の孤独な老婆を、人々は恐れ、虐げたのです。 


 街を追われ、行く当てのないバーバラは、どこへともなく歩き続け、気が付くと森の中を彷徨っていました。


鬱蒼と生い茂る木々に遮られ、太陽の光も届かない暗い森。前後の感覚さえも覚束ず、人の心に言い知れない不安をもたらします。


記憶から薄れ、忘れ去ってしまっても消え去ることはなく、ふとしたときに漠然と沸き上がってくる不確かな悲しみ。

そういう感情を彷彿とさせるこの森を、バーバラは『憂いの森』と呼びました。


「それにしても、アタシは一体、いつの間にこんな森の奥まで来たのだろうね?」


 ひとり呟くバーバラに、答える者はありません。


木の葉のざわめきさえ聞こえない、静寂に支配された森の中。

バーバラは暫くの間、何かを考え込んでいるような顔をしていましたが、やがて小さな溜め息を吐きました。


「そんなことはどうでもいいか。

どうせアタシにゃ、帰る場所なぞありゃしない。

アタシみたいなのには、お誂え向きの場所じゃないか。

いっそここに棲んじまおう。」


 そう言い終えるや否や、バーバラは呪文を唱え始めました。


すると、バーバラの声にあわせて、周囲に生えていた木々の形が変わっていきます。



 “うつろ 虚ろに 移ろいたる。


 いのちあるもの あらざるもの。


 うつろいゆくは 世のさだめ。


 不変の流れは 世のさだめ。


 流れに従い かたちを変えよ。


 木々は丸太に 丸太は小屋に。”



 木々はメキメキと音を立て、あっという間に丸太小屋が建ちました。




 そうやってバーバラが憂いの森の小屋で暮らし始めてから、どれだけの年月が過ぎ去った頃でしょう。


ある日、バーバラが何の気なく窓の外を眺めると、窓のすぐ側に幼い少女が立っています。

バーバラは窓を開け、少女に話しかけました。


「お嬢ちゃん、ここはお前のような子供の来るところじゃない。

お母さんが心配するよ。さあ、早くお帰り。」


 すると少女は、首を横に振ってこう言いました。


「誰も心配なんてしないわ。

わたし、お母さんなんていないもの。

わたし、街の孤児院で暮らしているの。

赤ん坊の頃に捨てられたのよ。孤児院の先生たちがそう言っていたわ。

わたし、街には帰りたくない。」


 怒ったような口調で、今にも泣き出しそうな顔をしながら話す少女を見て、バーバラは何を思ったのでしょう。


「・・・そうかい。

帰るところがないんだね。

それなら、ここでアタシと暮らすかい?」


 バーバラがそう言うと、少女は目を輝かせて聞き返してきました。


「わたし、ここにいてもいいの!?」


「構わないさ。こんなしわくちゃの婆さんと一緒でいいならね。

アタシは魔女のバーバラ。お嬢ちゃん、名前は?」


 バーバラの問いに、少女は満面の笑顔で答えます。


「わたし、シーラ。

よろしくね、バーバラ!」


 これが二人のはじまりでした。




 シーラが憂いの森にやってきて、最初の季節は春でした。


日の光の射さない憂いの森にも、ささやかながら可愛らしい花々が咲いていました。


 シーラは森中を歩き回って、小さな花々を探します。

暖かな陽気の中、弾む足取りで花から花へ。

そんなシーラの傍らで、バーバラも穏やかな笑みを浮かべています。


「こんなに暗い森にでも、花は咲くのね。」とシーラ。


「花は自ら咲く場所を選ぶことは出来ないからね。

風に任せて種を運び、辿り着いたその場所で一生を終える運命なんだ。」とバーバラ。


「・・・この花たちは、幸せかしら?

本当は花たちも、ここではない何処かへ行きたいと願っているのかしら?」


 シーラは表情を曇らせて呟きました。

街での暮らしが嫌になって、この森で暮らすことを選んだシーラには、自分で自分の生きる場所を選ぶことのできない花々が哀れに思えたのです。


「それは花にしかわからないことさ。

花は喋らないからね。本当の気持ちは、花たちだけしか知らないだろう。

だけどね、アタシはこう思うよ。」


 そう言いながら、バーバラはシーラの横にしゃがみ込み、一輪の花を見つめます。


「こいつら、こんな場所でも枯れずに咲いているんだ。

・・・枯れずに咲いていられる花だけが、この森に咲き続けている、と言ったほうが正しいかも知れないが。こんなちっぽけな花だけど、アタシたちが考えるよりずっと強いんだ。

そうでなけりゃ、こんなに美しい筈がない。

こんなに綺麗に咲いているんだ。きっと幸せだろうよ、こいつらは。」


 小さな花に、慈愛に溢れた眼差しを向けるバーバラ。

シーラもまた、優しい笑みを浮かべて花を眺めました。


「そうね、きっと幸せだわ。

だって、こんなに綺麗だもの。」


 間もなく春も終わります。

幸せな花たちと共に春を過ごしたシーラは、バーバラと二人で花を見られる自分自身もまた、花たちに負けず幸せに生きているのだと思いました。




 憂いの森に、夏が訪れました。


木々はしなやかに枝を伸ばし、その枝に茂る青く若い葉を風にそよがせています。


「バーバラ!

木の葉の隙間が、キラキラしている!」


 朝、目が覚めて一番に小屋の外へ出たシーラは、枝葉の間から差し込む微かな光に目を細めました。

昼夜を問わずいつでも暗い、この憂いの森にも、夏の間ばかりは僅かな木漏れ日が射すのです。


「シーラは暑いのに毎日元気だねぇ・・・。」


 バーバラは小屋の中で朝食の支度をしていましたが、シーラの嬉しそうな声を聞いて、窓から顔を覗かせました。


「このところ、お前は毎日木漏れ日を浴びて、はしゃいでいるね。」とバーバラ。


「だって、キラキラしていて宝石みたいに綺麗なんだもの。

この森は暗いから、このキラキラが見られるのは夏の間だけでしょう?

だから、たくさん見ておきたいの。」とシーラ。


「そうだね。この森に木漏れ日が刺すのは、夏の間だけだ。

確かに、これは美しい。今のうちに楽しんでおかないと勿体無いね。」


 バーバラは、遠い目をしながら続けます。


「・・・アタシは、お前がここに来るまでの間、随分長い時をこの憂いの森で過ごしてきたが、今までそんな風に思ったことはなかったよ。」


「え?バーバラはこのキラキラのこと、知らなかったの?」


 シーラは驚いて目を丸くしました。


「いや、知ってはいたよ。だが、気付かなかった。

アタシは、森の暗さにばかり気を取られて、ただ憂うばかりだった。

木漏れ日を浴びることが、こんなにも嬉しいことだなんて、お前に言われるまで気付かなかったんだよ、シーラ。」


 バーバラにそう言われて、シーラは得意気に胸を張ります。


「バーバラが気付けなかったことを、わたしは見つけることができたのね。

わたしってすごい!」


 バーバラは少し悲しそうな笑みを浮かべて言いました。


「そうだね、シーラ。お前は凄いよ。誇っていい。

大人になると、こういう大事なことに、なかなか気付けなくなっちまうんだ。こういう幸せが、当たり前のものになっちまうから、人生が不満ばかりになっちまう。

そうとわかっていたつもりだったが・・・。

それでもやっぱりアタシは、大事なことを忘れていたんだね。」


「うーん・・・。

バーバラの言うことは、時々難しくってよくわからないわ。」


 眉間にしわを寄せるシーラを見て、バーバラはニカッと笑ってこう言いました。


「つまり、今日の朝飯は、自信作ってことだよ。

トマトにオニオン、ズッキーニにパプリカ。ニンニクとオリーブで香り付けした具だくさんなスープの旨さときたら・・・ああ、堪らないね!

そら、早く来ないとアタシひとりで全部食っちまうよ!」


「待って、バーバラ!

わたし、バーバラの冷製スープ大好きなのに!」


「ハハハハハ。冗談だよ。たくさん作ったから安心をし。

こら、シーラ!

ちゃんと手を洗ってから食べるんだよ!」


 暗い森に本来存在する筈のないたくさんの食材は、魔女バーバラの魔法による産物です。

けれども、おいしいスープは、バーバラが前日のうちに下拵えをして、早朝から心を込めて調理したものです。


 シーラは、木漏れ日の光を浴びられることと同じくらいに、バーバラの特製スープを食べられることを嬉しく思っているのでした。




 夏はあっという間に過ぎ去って、秋になりました。


空を覆う木々の葉は赤く色付き、憂いの森は、まるで黄昏時のまま時間の流れが止まってしまったかのような様相です。


 シーラとバーバラは、森中を歩いて、きのこや木の実を集めています。


 森で手に入れられるものは、魔法を使わずに自分たちの力で手に入れること。

それが、二人の暮らしの中での、決まりごとでした。


「ねえ、バーバラ。このきのこは食べられる?」


 シーラの声に、バーバラが顔を上げました。

バーバラは、シーラの手元を一目見て、首を横に振ります。


「ああ、そりゃ毒きのこだ。食べられないよ。」


 バーバラのこたえを聞いて、シーラは納得のいかない面持ちでこう言いました。


「林檎みたいに真っ赤でおいしそうだと思ったのに。

毒きのこだなんて、がっかりだわ。」


 ふくれっ面のシーラを見て、バーバラはクスクス笑っています。


「きのこはアタシに任せて、シーラは木の実をお探しよ。

この森には、毒のある木の実はないからね。お前がおいしそうだと思うやつを存分にお採り。」


 やがて、その日の食事に充分な量を集め終えると、二人は小屋へと戻りました。


「今日の夕飯は、木の実のパイときのこのシチューだ。

熱いからお気をつけ。」


 シーラが集めた木の実で作ったサクサクのパイに、バーバラが集めたきのこを使った熱々のシチュー。

シーラは、はふはふとおいしそうに頬張っています。


「おいしい!

バーバラの作るご飯は、世界一ね!」


「まだまだたくさんあるからね。

たんとおあがり。」


 嬉しそうにシチューを掬っているシーラを見つめて、バーバラもまた、にこにこと笑いながらパイに手を伸ばすのでした。



 夜、シーラとバーバラは早めにベッドに入りました。

バーバラは手に一冊の本を持っています。

寝る前にバーバラがシーラに本を読んでやるのが、最近の二人の習慣となっていました。


「ねえ、バーバラ。世界には、わたしの知らないことがたくさんあるのね!」


 本を読み終えると、シーラはしばしばこう言って、新しく知った世界に想いを馳せるのです。


「・・・シーラ。お前、本当はこの森を出て、外の世界へ帰りたいんじゃないのかい?」


 ふと、バーバラがこんなことを言いました。

けれども、シーラは強い口調で否定します。


「そんなことないわ。わたし、ここが好きだもの。ずっとここにいるわ。」


 バーバラはシーラを見つめて言いました。


「そりゃ、アタシだってここが好きだよ。お前との暮らしは楽しい。

だけどね、シーラ。お前はまだ幼い。世界にはお前の知らないことがたくさんあるんだよ。

きっとお前は、いつまでもこんな所に居るべきじゃない。」


 この言葉に、シーラは一瞬間をおいて、そっと口を開きました。


「もし、わたしがそう願ったら、森の外へ出られるの?

そのときは、バーバラも一緒よね・・・?」


 不安げな眼差しのシーラを、バーバラが優しく撫でます。


「アタシは一緒に行けないよ。」


 バーバラは静かに続けます。


「アタシはね、なんだかんだ言って、こんな歳まで生きてこられた。それも魔女として、自分を偽ることなく人生を全うできた。

辛いこともあったが、最後にこうしてお前と幸せな時間を過ごすことが出来た。

今なら胸を張って言えるよ。いい人生だった。」


 はっきりとした口調でそう言いきったバーバラの表情は、とても穏やかでありながら、誇りに満ちていました。

そして、シーラの目を見てこう言いました。


「だからね、アタシはもうここで充分なんだ。

だけどお前は違うだろう、シーラ。」


 シーラは何も言わず、こくんとひとつ、首を縦に振りました。


 秋の夜長に、シーラはひとつの決意をしたのです。

バーバラに負けないくらいに素晴らしい、自分自身の人生を歩むための決意です。




 ある冬の日の昼下がり、シーラとバーバラは、シーラの旅立ちの準備をしていました。


 すっかり葉を落とした木々の枝によって、網目のように切り分けられた灰色の空。

その網目から、白い雪が絶えず降り続いています。


まるで、穢れを知らない純白の雪によって、憂いの森の陰鬱な暗さが覆い消されていくようでした。


「シーラ、このペンダントをつけてお行き。

アタシの魔力の全てを込めた、魔法のペンダントだ。

これを身につけたお前が強く願えば、きっと森から出られる筈だよ。」


 そう言いながら、バーバラはシーラの首にペンダントをつけてやりました。

見方によって色味の変わる、不思議なペンダントでした。


「ありがとう、バーバラ。

わたしも、バーバラのためにこれを作ったの。

わたしが居なくなっても、バーバラが寂しくないように。」


 シーラの視線の先には、二体の雪だるまがありました。


「この、背の小さいほうがわたしで、鼻の高いほうがバーバラよ。そっくりでしょう?」


 そう言って微笑むシーラに、バーバラもニカッと笑って答えます。


「ああ、よくできているよ。この鼻は、ニンジンの切れ端かい?アタシの鼻にそっくりだ。

・・・ありがとうよ、シーラ。」


 バーバラは、シーラの目をじっと見つめて言いました。


「いいかい、シーラ。ここから先へ進んだら、決して振り返ってはいけないよ。

過ぎ去った日々に、囚われてはいけない。全てのしがらみを断ち切って、ただ前へと進みなさい。

ここは憂いの森。ほんの少しでも躊躇えば、森はその弱さを見逃さない。」


 真剣な面持ちのバーバラに、シーラは力強く頷きました。


「ありがとう、バーバラ。わたし、行くわ。振り向かないで、まっすぐに。

でもわたし、きっと忘れない。

二人で花を見つめた春の日のことも、夏の朝、木漏れ日を浴びた後に食べたおいしいスープの味も、秋の日の暖かい夕ご飯や、夜に読んでもらったたくさんの物語も・・・。

そして、真っ白な雪の降る冬の日に、あなたと二人で過ごしたこの大切な時間を、わたしは絶対に忘れない。」



 凛とした口調でそう言い切るシーラを見て、バーバラは微かに寂しさを含んだ笑みを浮かべました。


「いいや、シーラ。この森を出たら、お前は全てを忘れてしまうよ。」


 言いながら、バーバラは、シーラの胸元のペンダントにそっと手を伸ばします。


「これはね、そういう魔法なんだ。お前の意志で変わるものじゃない。

何かを得る代わりに、必ず何かを失くしてしまう。その理に抗うことなんて、誰にもできやしない。

そういうものなんだよ、世の中ってのは。そういうふうに、できているんだ。」


 しかし、シーラの瞳は揺らぎませんでした。

シーラは、迷いのない目でバーバラを見つめ続けています。


「・・・それでも、たとえ忘れてしまっても。

それでもわたし、やっぱり忘れないわ。

今ここに、大切なものがあったこと。

もしいつか忘れてしまっても、それは決して、なくなったりしないってことを。

わたし、絶対に忘れない。」


 シーラの逞しい言葉に、バーバラは安心したように笑いました。


「そうだね、お前ならきっと大丈夫さ。

お前なら、魔法なんてなくっても・・・アタシのことを忘れても、本当の世界で生きていける。

・・・さあ、もうお行き。いつまでもこんなところにいちゃいけない。

さよならだ、シーラ。」


「さようなら、バーバラ。

ありがとう・・・。」


 シーラはバーバラに背を向けて、雪の降る森の中を歩き出しました。

ゆっくりと一歩ずつ、確実に前へと。


 バーバラは二体の雪だるまと並んで、決して振り返ることのないシーラの背中を見つめていました。

そして、シーラの姿が見えなくなっても、シーラの残した足跡が雪に埋もれて消えてしまっても、いつまでもシーラの去った方を見つめ続けていました。

いつまでも、いつまでも・・・。




 それから、十余年の月日が経ち、幼かったシーラは、すっかり大人になりました。


 あれからシーラは、たくさんのものを見て、たくさんのことを聞いて、たくさんの人と出会って、たくさんのことを知りました。




 ある日、シーラが近くの森を散歩していると、足元に何か光るものを見つけました。


そっと屈んで、拾い上げてみると、それは古びたペンダントでした。

見方によって色味の変わる、不思議なペンダント・・・。


「不思議ね。

初めて見るものの筈なのに、なんだかとても懐かしい・・・。」


 シーラはもう、バーバラのことを覚えてはいません。

すっかり忘れてしまったのです。


 シーラは、自分が忘れてしまったものが、なんだかとてつもなく大切な、かけがえのないものだったように思えて、言いようのない寂しさを感じました。


今はもう思い出すことさえ出来ない記憶を、何故だかとても愛おしく思うのです。


「・・・あら。

屈んで見るまで気付かなかったけれど、よく見たら小さな花がたくさん咲いているのね。」


 シーラは、花に向かって話しかけました。

子供でもないのに、自分でも些か滑稽なことだとは思いましたが、何故だか無性に話したくなったのです。


「こんにちは、お花さん。こんなに綺麗に咲いているのだから、お前はきっと幸せでしょうね。

・・・私もね、お前に負けないくらいに幸せよ。」


 それだけ言って微笑むと、シーラはすっと立ち上がります。

そして、明るく光に満ちた森の中を、またゆっくりと歩き始めました。




[END]

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― 新着の感想 ―
[一言] バーバラとシーラを取り巻く四季折々の風景がとても美しく描かれていたと思います。 あと最初のバーバラが小屋を建てる時の呪文がなんか好きです。 きっとバーバラは森に咲く名も無き花なんだなと思いま…
2014/01/20 02:25 退会済み
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