表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

コンビニの前で

生きる道を探す夜


生きることってなんだろうと思う


 きらきらと青い光が見える


笑ったり 喜んだり 嬉しくなったり


泣いてみたり


悔しがってみたり 寂しがってみたり


 その光はほわっと美しくさらに光はなち



私の本当の生きる道はなんだろう


使命や、生き甲斐や、やりがい


そんな物がなくてはいけないのか



 そっとこっちに近づいてくる



何のために生きてるのだろうと、何のために考えるのだろう


ただ、私は、私が居なくなったら泣くもののために 生きてるのかもしれない



 青い光はさらにどんどんおおきくなって、自分が近づいていたのだと気づく



生きたいから生きているのではないのかも知れない


そうだとしてもいいのかもしれない


ただつながりを求めて 手を取り合って 笑うために 生きてるのかも知れない


 ついに光は私の体を暖かくすべて包み込みその光源に触れられそうになった



それが、本当の“蚊”の生きる姿なのかもしれない


それでいいのかもしれない…



 途端に私の体は木っ端微塵にはじけ散った




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ