コンビニの前で
生きる道を探す夜
生きることってなんだろうと思う
きらきらと青い光が見える
笑ったり 喜んだり 嬉しくなったり
泣いてみたり
悔しがってみたり 寂しがってみたり
その光はほわっと美しくさらに光はなち
私の本当の生きる道はなんだろう
使命や、生き甲斐や、やりがい
そんな物がなくてはいけないのか
そっとこっちに近づいてくる
何のために生きてるのだろうと、何のために考えるのだろう
ただ、私は、私が居なくなったら泣くもののために 生きてるのかもしれない
青い光はさらにどんどんおおきくなって、自分が近づいていたのだと気づく
生きたいから生きているのではないのかも知れない
そうだとしてもいいのかもしれない
ただつながりを求めて 手を取り合って 笑うために 生きてるのかも知れない
ついに光は私の体を暖かくすべて包み込みその光源に触れられそうになった
それが、本当の“蚊”の生きる姿なのかもしれない
それでいいのかもしれない…
途端に私の体は木っ端微塵にはじけ散った