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「あぁ、俺のかあわいいかあわいいお姫様、元気にしていたかな???」

「お父様...おかえりなさい。」


あきれる。この国の王ともあろう人がこんなしまりのない顔してていいのかしら。

国王はいつだって忙しい。

小さいころから、まともに遊んでもらえた覚えはないけれど、休憩になるとやってきてたーーくさん甘やかしてくれるのだ。

だが、今回はちゃんと用があるようね


「で?話って何なの?」

「お前が知りたかったこと教える時が来たようだ」

「それって......」


この国の軍隊長!?

猛者が集まる国軍のなかでも最強と呼ばれる軍隊長

あの、ラン様も及ばないとおっしゃっていたわ

やっとしれるなんて


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