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第一話

ーこの世界は、10年に一度大戦争を行い全世界の王である大王国を決めるー


ーそのなかでも、強い戦士たちが集まる国グラスレディアに史上最強の子が生まれたー


ー国の王を決める戦いでもたった一人で5万人を倒し王座を勝ちとったー


ー"彼女"は16歳だったー


ー名を…『アリア』と言うー


王宮~


「姫様!どこにいらっしゃるのですか!」


「どうしたのです?ライト」

「お母様!またアリスがお勉強をサボりました」

「はぁ、またですか…私が見つけるわ。」

「申し訳ありません…」

「いいえ、ごめんなさいねライト。毎度毎度」

「では、僕は修練の方に戻ります」


やっとお兄様がいなくなったわ…

お母様に見つかる前に庭にいかなきゃ!


あ、そうだ自己紹介からしなきゃね

私はこの国の王ガルド・エリウスと王妃アリアの娘

アリスよ!

さっきの人は私の3歳上のお兄様ライト

美男子で、いろんな国のチョー綺麗なお姫様からお見合いがきてるのに想ってる方がいるのか

全部断ってる残念な人。剣術に優れていて、頭脳明晰でいらっしゃるの。

次期王にふさわしいと言い続けられてるわ。


そして、今私が向かってるのは王宮で一番広いといわれてる花園。

そこで私がもっとも尊敬する人が剣術の修練をしてるの。


「ラン様!」


薔薇の花に囲まれてる広場

漆黒の長髪、紅い眼。

男性に間違えられるくらいイケメンな美形女子

王国軍副隊長で、この国で3番目に強い戦士

私の憧れの人


「姫様、いらっしゃったのですか?」

「えぇ!ラン様今日もよろ「見つけましたよ…アリス」お母様!」

「まったく、剣術の修練も良いことですが今日は勉強ですよ」

「むぅ~私は修練の方が好きなのです!勉強は苦手です」

「戦うことができても、戦術を考えることができないひとは戦士とは呼べません。」

「う…」


ガシッと

うわぁ、地面が遠くなった

「クイド!」

「悪いね。王妃様の命令ですから」

うそーーーーん


「まったく、アリスったら…」

「大変ですね、隊長」

「ラン、まだそのなで呼んじゃダメよ」

「すいません!つい…でもいつになったらライト様や姫様に本当のことを?」

「そろそろね…」


現在私はクイドの監視下のもと勉強中。

「窓ばかりみてないで、さっさと終わらせろ」

この、俺様野郎はクイド。

私の幼馴染であり、軍隊曹長。

「はぁ、ねぇクイド。前から聞きたかったんだけどこの国の軍隊長は誰なの?

お父様?」

「……その話はいつかわかる」

いっつも、そうやって話をおわらせるんだから…

でも、私は一度たりとも軍隊長をみたことがないのだ。

兄様も同じようだし、誰に聞いてもいつかわかるってばかり

一体、誰なのかしら?


「アリス!」

この声は…

「ただいま~お父様が帰ってきたよ~ん」

私とお母様大好きで、男が近づきようものなら1分後には息をしていない

恐ろしい父親。

お兄様にさえ、嫉妬するくらいである


「どうなさったの?お父様」

「…あぁ、そうだ大事な話があるのだった。王室にきなさい」

急に真面目モードに入った…

どんな話なのかしら?


















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