プロローグ
え~拙い文章ですいません。
暇つぶし程度に読んじゃってください。
国立魔法大学付属魔法学園第3高校の校門前で良い争いをしている二人の男女がいた。
「どうしてあなたがいるんですか?あなたはここにいていい人ではないですよ?」
女性が疑問をぶつけていた。
「知らん。推薦されて来ただけだ。俺もこんな所には来たくなかったよ。」
「っ!す、推薦?」
女性は驚きを隠せない表情ですぐに男性に詰め寄った。
「あ、ありえません。なんの魔法も使えないあなたが!推薦なんて。嘘をつくならもう少しまともな事を言いなさい。後、さっさと帰りなさい。」
「うるさいな。ほらっ。推薦書」
男性は情勢に向かって一枚の紙を投げた。
その紙を女性は受け取った。
「ほ、本当だ....でも、可笑しいです。あなたは魔法が使えないんですよ?」
「あっそう。」
「...え。」
そう言って男性は女性が掴んでる紙を女性に気づかれない速さで取り素早くその場を後にした。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
あれからもう10年か。美沙姉美人になってたな~
俺の名前は白井和也、先ほどの女性は水谷美沙
10年前までは俺の双子の姉である。そして水谷家の一員だった。
この世界には魔法という概念が存在している。
魔法とは火、水、地、風の4属性と光、闇の特殊2属性で構成されている。
だが、その6属性にも含まれていない物も存在するそう。
そうと言うのは未だに6属性以外を顕現した人間はいなかったらという理由だそうだ。
6属性の名前が付いている家系は代々その属性を顕現しやすかったり強力だったりする。
現在確認されている属性家系は、火神、水谷、上地、風雅という4家系だけである。
これは魔法の家系で考えられてることであり、一般家庭で属性に名前がある家系も存在している。
だが、魔法家系にのみ意味があるだけであった。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
俺は魔法家系の4大家系に生まれたにも関わらず、魔法が使えなかった。
否、魔法が封印されていたが性格かもしれない。
5歳の時、俺は水谷家現当主、水谷悟郎の書斎に呼び出された。
コンコン
「入れ」
ドアの向こうから父の声が聞こえてきた。
「失礼します。お父様、何か御用でしょうか?」
「うむ。最近、調子はどうだ?魔法は使えるようになったか?」
僕は少し俯き、答えた。
「いえ、まだ使えておりません。」
「そうか、しょうがないか。この時を持って水谷家現当主の権限により水谷和也を水谷家から追放、及び水谷の家名を剥奪とする。」
わけがわからないよ~
お父様は頭でも打ってしまわれたのか?
おかしい・・・・僕を通報?銅いう事?乱心なされた~
「お父様、僕を通報する理由は魔法が発動できないからですか?」
「そうだ。私達、4大家系には魔法は必須なのだ。だから、お前のような欠陥品は不要と見做し通報する事にした。異論は認めん。このまま荷物を纏め夜が明けない内に出て行け。」
バ・カ・な?夜が明けない内だと?ふざけるな。
どの世界にその日に言い渡されて出ていかなければいけない家庭があんだよ。
ここにあった。そう水谷家だ。
あれから書斎を後にした僕は荷物を纏めていた。
「よしっ!完璧。お金は200万も渡されたし、何とかなるか~」
そう、書斎を出て行く前にお父様から200万円が入った封筒を渡された。
これで完全に絶縁だとさ。
まぁ、魔法の家系に生まれたのにも関わらず魔法が使えないって存在はガンだよな。
もう、気持ちも切り替えた事だし。出て行くか~
さようなら我が家。もう二度と関わりませんように。
5歳の僕は今、漫画喫茶に来ていた。
「ぎゃはははっはははは。これおもしれ~。」
漫画を読んでいた。そうあのボールを集めて願い事が叶う国民的最高傑作の漫画である。
深夜にも関わらず5歳児の僕が利用出来ているのには理由がある。
そう、それはマネーである。お金だよ~
店員に1万あげて見逃してもらってるんだよ。テヘッ!
そうやって繰り返していくうちに家を出て僅か20日で200万円なくなっちゃった。
うあわぁあああああああああああん
可笑しい理不尽だ。こんな世界なくなってしまえばいいんだああああ。
そう、全ては水谷家のせいだ。
僕を生んだんなら最後まで責任取るのが親の役目だろ。
ふさげるな、こんな事なら家から出るなんて言うんじゃなかった。
もう嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ・・・・
心の中で罵詈雑言を吐きながら近くにあったベンチに腰掛けた。
「はぁ~僕はここで死ぬんだ。どうせなら水谷家に復習したかった。こんな筈じゃ・・・なかった。」
そこでふと後ろから声が聞こえる。
だけど、僕はもう死ぬんだ。他人にかまっても意味がない。
「おい。無視するな少年。」
今度は前から聞こえる。何なんだよ。最後くらい静かに逝きたかったのに。
「何ですか?おばさん。」
「お、おばさんだと?私はまだピチピチの19歳よ。お姉さんと呼びなさい。」
うわぁ面倒そうな人が登場したよ。
只得さえ作者は文才がないのに新登場とか多すぎてわけがわからなくなるよ。
「あ、すいません。お姉さんは僕に何か用ですか?もう死ぬ予定なので手短にお願いします。」
「死ぬ...だと?まさか魔法が使えないからとか言うんじゃないだろうね?」
僕はここで初めて真剣にお姉さんの顔を見た。
「どうして?僕が魔法が使えないと?」
「ん?君に魔法で封印が掛かってるからね。それも最上位の魔法がね。」
え?どういう事?わけがわからないよ。
「あの~それは可笑しいと思います。内の家系は代々4大家系と言われるくらい有名な所なんですけど、一度もそんな事言われませんでしたよ。」
ニヤニヤと女性はこちらを見た。
「ふ~ん。君、4大家系の子なのか。ますます面白いな。それと質問の答えだけど、4大家系が全ての魔法使いの頂点ではないとだけ言っておくわ。」
それはうすうす気づいていた。うすうすってゴムの事じゃないよ?
「それが本当でも僕はもう死ぬしか道はないんです。5歳で働ける所なんてないし、魔法も封印でしたっけ?使えませんし、お金もありません。もう死ぬしかありません」
またお姉さんがニヤニヤこちらを見てきた。
ドキドキするじゃないか~
「本当に?死ぬしかないと?封印がとけないと?ふっははっはははははははは」
突然笑い出したお姉さん・・・もうついていけません
「ごめん、ごめん。あまりにも可笑しくてな。君、もし封印がとけたら私の子にならないか?」
「あ~いいですよ。どうせ無理だと思いますし。出来るんならこの身全てお姉さんにあげますよ。」
『光の精よ、天使の力を従いて、彼の者を癒せ シャインエンジェルキュア』
僕の体に温かい光が入ってくる。
気持ち良い。性的な意味で。
「はい、完了。これで君は全て私の物よ。ふふふふ」
「ま、待ってください。まだ魔法が使えるか試してませんよ。」
「あ、そうだったね。なら火の魔法でもやってみ。」
簡単に言ってくれるね~僕はこれまで一度も発動できた事ないんだよ
まぁ、試してみるか。
『火の精よ、我が手に集いて、彼の者を燃やせ ファイアーボール』
どーーん。
「・・・・」
「・・・・」
え?これ魔法?え?可笑しくない?何この威力。
目の前の家が数件消滅しちゃったよ。
「あのぉ~」
「え、うむ。中々だな。うん。逃げるぞ~」
「はい」
僕はお姉さんの後を追いかけた。
走ってる途中お姉さんに声を掛けられた。
「私の名前は白井雪菜。君は?」
「僕は水谷和也。いえ、これからは白井和也です。」
僕の切り替えに一瞬キョトンとした雪菜姉さんは直ぐに僕の方を見て微笑んでくれた。
これが僕の人生を変えた大きな転機であった。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
感想などありました是非おねがいします。