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第12話 JHSstudent met HSstudent and teacher/裏側解放

作者 カイ・R・銃王

「や、やっと書き終わったぜ・・・」


「原稿用紙三枚ってこんなに疲れる物だったのか・・・? 直也が燃え尽きているんだが・・・」


鈴音学園中等部2−B。そこで本田直也は反省文を書いていた。


何の反省文かというと・・・数日前にさかのぼる。






「行くぜ行くぜ行くぜええ!!」


野球部の練習試合。直也はある倉庫の裏で野球部の友人とキャッチボールをしていた。


だが、つい熱血になってしまった直也。本気で投げたボールが・・・






―パリーン―


「うぉ!? 割っちまったぜ・・・」


倉庫の窓にぶつかり、ガラスを割ってしまったのだ・・・


この時は必死にガラスを割ったことがばれないようにすることで精一杯だったが、直也はこれが倉庫の火事に繋がるなど思っていなかった。






そしてこの日・・・


「あの・・・十波先生・・・あの窓ガラス、俺が割ったんだぜ・・・すみません・・・」


「あっそうなの? じゃあ反省文」つ>原稿用紙三枚


「Σ十波先生・・・軽すぎるぜ・・・」


生徒指導の神道天龍が居なかったため十波悠真に正直に言ったところ、何故か原稿用紙三枚で済んでしまった・・・という・・・






「なるほど・・・よし、反省しているみたいだしOKだ」


「あ、ありがとうなんだぜ! テンリュウ先生! では失礼するぜ!」


「今度は割るなよ」






「あっ、先輩お帰りです。天龍先生いらっしゃいましたか?」


「ああ、居たぜ。・・・あれもばれなかったしな」


「あれって・・・ああ、あれか・・・お疲れ、な」


天龍に反省文を渡し、クラスに帰ってきた直也。


だが、西京圭・折原空と直也の三人は更に何かしら隠しているようだ・・・


これをしるためにガラスを割った日の夜遅くに時間を戻してみよう・・・






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






夜中。午前二時五十分。


「さて、あのバカMAD探すか・・・なっ!」


「お兄ちゃん、絶対見つけ出します!」


「ああ、なんだぜ(ってこの先俺がガラス割った所なんだぜ・・・暗いからばれないように祈るだけだぜ・・・)」


倉庫の辺で折原和の情報を探そうとしている三人。しらみつぶしに情報を探そうとしているようだ。






だが、その瞬間空が何かに気付いて武器を何処からともなく取り出した。


「!? 先輩何か来ます・・・!!」


そして、周りの電燈が消えた瞬間、何かを突き刺すように槍を闇の中に突き出すと・・・






―ガキィン―


「んなっ!?」


「先輩誰か襲撃してきました!! しかも攻撃が見えません!!」


「うぉい!? やべっ、逃げるんだぜ!!」


何かと槍がぶつかる音。それにビビッた圭であったが直也の言葉で気を取り直した。


そして右手を上げると、「アクセル出番だっ!!」と叫ぶ。すると右腕に嵌っていた機械の腕輪・・・つまりアクセルが変形してバイクになった。


「直也! 空! 乗れ!! アースクエイクっ!!」


更にアクセルに二人を乗せると圭は地面に手をつけ・・・巨大な地震を発生させた。(これも後に火災の原因になるのだが、誰も気付かなかった)


それで相手はビビッたのか分からないが隙が出来たため、三人はアクセルに乗って逃走を開始した・・・






という事にはならず、何かにアクセルが引っかかり三人は空中に投げ出された。


「っ!? アクセルキャッチしてくれ!!」


圭の言葉に反応して人型になるアクセル。そのまま三人をキャッチする。


「っと、サンキューだぜアクセル」


そして三人は武器・・・圭は大剣、直也は銃、空は槍を構え、相手を見据える・・・











「って、クレス先生!?」


「なっ・・・何で俺の名前を!?」


相手も三人・・・だが、そのうち一人は教師の七瀬クレスだった・・・






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






「なるほど、妙な力を感じていたのは二人が超能力持ちだったからか」


「ってか・・・先生や先輩もこっちだったんすか・・・」


その後、クレスと他の二人・・・七瀬菜奈と鳳凪ユエと話していた。


曰く、相手はこっちを敵と勘違いしたとか・・・空が「敵って・・・生徒なんですが・・・orz」となっていたが圭と直也はスルーした。


「・・・この学校、やっぱり変です。集まりすぎています」


「・・・? 何がなんだぜ?」


「こういう能力者とかがです」


「えっ、そうなのか? 未だに中等部の方は俺等以外居ないみたいなんだが」


「高等部の話だ・・・始業式に一人会ったしな・・・」


「・・・(そういえば死刑者も居るとか聞いたぜ・・・)」




「とりあえず、今日は俺等帰ります。こんな夜遅くにすみませんでした」


「では、失礼します」←立ち直った


「ここらへん殺人鬼とかも出るらしいから絶対来ないでよ!」


「「「え・・・」」」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






「何か・・・飛び級して高等部に行きたくなったぜ・・・」


「直也ストップ。これ以上面倒な事になりたくない」


「お兄ちゃんが見つかるまでは頑張らないといけません」


「・・・だぜ。頑張るんだぜ・・・」






何か最後妙な終わり方になってしまった三人。彼等の行く先に探す者はあるのか・・・






「よし、ちょっと俺帰ったら高等部の状況裏まで調べてみる。な」


「後戻りできる範囲でお願いします」

よしっ、というわけで黒一文字さん頼みますよ!

さあ、俺よ。こんな小説で大丈夫か?

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