第8話 ある日のオレの一日
どうも遅れました。パルポンです
さて、ここでの自分の小説テーマは『謎』。
急いで作ったので酷いかもしれませんがよろしくお願いします
キーンコーンカーンコーン
やっと終わった今日の学校。
最初は少々不安だったけどまぁ今は大丈夫・・・かな
千尋「おーい!光真ー!おいてかないでよー!」
オレの親友二人がこっちまで走ってくる。
かなり付き合ってて・・・もう何年ぐらいだろうな
光真「置いてくわけないだろ?お前らばかか?」
千尋「もう!そうやっていっつもおいていくんでしょ!?」
んなわけねぇっつーの
まぁなんだかんだで結果的にいっしょに帰ることになる
付き合い長いなぁと思うのはこの行動があるからだろうか?
・・・まぁいいや。そんなことは。んで、ここまではなんもない普通の帰り道―――普通に「今日の授業はどうだった?」とか「明日はどうする?」とかの話ぐらいしかやらない
先にオレん家について、そんで二人と別れ、玄関を開けて普通に入る。あぁ、親は父親母親共に仕事だ。帰ってくるのは深夜ぐらいだが、時々何日、何週間も帰ってこないときがある。それはおいといて・・・そして、なんだかんだで週間になってることがある。
制服を脱いで普段着に着替えるとダッシュでとある所に行く。場所は・・・
・・・墓場だ。
そこのあるところにオレの妹が眠っている。
・・・・・・オレの妹は交通事故でなくなっちまった。
いや、その轢いたやつが悪い・・・のかな。でも、オレも悪いんだ
妹に助けてもらったんだ。オレが車に轢かれそうになったとき、オレをありったけの力で突き飛ばした。それで代わりに妹が轢かれた。当たり前と思うけど車の運転手も死んだ。
じゃあなんでオレのせいかって?理由は簡単だ。オレの不注意だ
それでオレは一度自殺を図ろうとした。だけど、すごくありえないことが起こった。
オレの前に、妹の霊が現れた。妹はこう言った。オレに私の分まで生きてほしいって・・・
それでオレは自殺をやめ、そして生き続けることにした。それが今のオレに出来る償いだから―――
妹の墓の前に行くと、オレは墓をキレイにし、そして線香をおいて手を合わせた
将「あ、やっぱりここにいたんだ」
光真「あれ、将じゃん。どうしたんだ?」
オレの近くに将がいた。
将「散歩」
光真「・・・アホか」
こんな所に散歩に行くなんてアホとしか言いようがない。全くだ
将「墓参り終わったならいっしょに帰らない?」
光真「今終わったところだ。いいぜ」
ってな訳で将といっしょに帰ることにした。
道中、突然将が変なことを言った
将「あ、そうだ」
光真「なんだよ?」
突然足を止めた将に尋ねるオレ。答えがこれだ
将「キミの近くにキミを暗殺しようとしてる人がいるんだ」
光真「・・・どういうことだ」
・・・悪い食べ物でも食ったんじゃないか?といいたいが一応聞くことにした
将「キミの妹が死んだ日、あれは意図的にキミを殺そうとしてたんだ」
光真「ちょっと待て、どういうことだ」
妹が死んだ日?あれは事故なんかじゃなくって意図的に・・・そしてオレを殺すため・・・?変と思ったことはそれだけじゃない。
オレの呼び名だ。元々将はオレの事を普通に名前で呼んでたのにここではなぜか『キミ』・・・
聞きたいのに勝手に話を進める将はまだ話す
将「言葉の通り、あれはキミを殺そうとしたんだ。それもキミのよく知ってる人に」
光真「え・・・?」
オレの事をよく知ってる人・・・?まさか・・・!?いや、そんなはずはない。少なくても・・・
オレの頭が混乱し始める。いや、混乱してるんじゃない・・・締め付けられている
将が何か言っているのにあまりの頭痛に座り込んでしまう・・・
だめだ・・・!気を確かにするんだ・・・!
自分で意味の無い暗示をかけ、なんとかしたいのに全く意味がなかった。
そこで・・・オレの意識はなくなった
暗い・・・すごく暗い・・・その暗い部屋のなかにオレがいる。
立っているのか、立っていないのか・・・分からない
まさか・・・ここが・・・
・・・・・・
目が覚めた。ここは自分の部屋のベットだった
将「気が付いた?」
光真「あ、ああ・・・」
・・・なんでこんな所に?そう思ってなんとなく時計を見る。時計は9時を指していた。じゃあもう夜か?・・・そんなどうでもいいことを思い、将に問いかける
光真「なぁ、さっきの話もう一回してくれないか?」
だがすぐに断られてしまう。
将「キミにはまだこの話は早いよ。せめてその檻が壊れればいいんだけどね」
二文目は独り言のようにつぶやくがちゃんと聞こえてる。ってか、檻ってなんなんだ?
答えを知りたいのに将はまたオレに言う
将「夕飯そこにおいてあるから、僕はもう帰るね」
光真「・・・気をつけろよ」
この自分に情けなく感じてしまった。けど、時間が時間だ。また明日にでも聞けばいいや
光真「見送っていくか?」
将「一人で帰れる」
子供扱いするなって言いたそうな話し方でオレの部屋を出て行く。部屋に沈黙が流れた
光真「・・・・・・」
事故、意図的、檻、身近な人・・・今日意味不明なワードを聞かされ、それが頭に強く残る
光真「考えてもしかたないよな」
そう言ってオレは将が作ってくれたであろう、チキンカレーを食べ始めた
では、次はプーモさんですね。よろしくお願いします