第2話 あるファミレスの朝
執筆 零岬
「いやー、今年もかなり鈴音学園に入学したねぇ」
「相変わらず変な学生がいたりするけどね…」
鈴音学園の近く、一軒のファミレス…《ワグナリア》でライダーヘルメットを被っている男と、気弱そうな男が皿などを吹きながらしゃべっていた
ヘルメット男の名前は厳島桐人、気弱そうな男は音尾兵吾という名だ
因みに厳島は主任代理、音尾は店長とこの二人は一応、偉いのである
しかし、音尾は牛乳を買いにいったまま帰ってこない妻を探して長期間帰ってこないし、厳島は基本的にめんどくさがりで人が混んでくると、時折逃走することすらある
しかし、これでもこの店は潰れないのだ
それがこの町の7不思議に数えられたりしている
…まぁ、7つ中、五つにこのワグナリアが関係しているのだが、それは秘密だ
「で…だ、そろそろバイト募集の貼紙したほうがよくないか?」
「そうなんだよ…そうなんだけどさ…まともな人がこないんだよねぇ」
「…大丈夫!今回はきっとまともな人が来るから!」
「だといいんだけどねぇ…」
水道から流れる水の音、皿が擦れ合う音の中でも聞こえるくらいのため息をついた
「にしてもさ、今期、もしかしたら宇宙人とかホムンクルスとかいるかもしれねぇよ?…楽しみ!」
「普通なら否定するんだけど…あの学園の生徒、本当にすごいからねぇ…」
「なぁ音尾さん!ホムンクルスとかいたらさ!此処で解剖とかしていい!?」
「駄目に決まってるよ!?」
恐ろしい事をさらっと言う厳島だった
そんなこんなで今日もワグナリアはハチャメチャに、時にはちゃめちゃに回る
すいません、最近忙しくてあんまり書く暇なくて遅れました
なんか短いですがすいません、いまはこれが精一杯です…書くのは
では次の方お願いします