キャラ設定&プロローグ byみずき
桜 みずきです!
■名前:佐倉 実月
■年齢:15歳(4月現在)
■性別:女
■職業:高校生(十波先生の生徒)
■身長:143cm
■体重:40kg
■血液型:B型
■誕生日:1月21日
■性格:噂好きで人懐っこい性格。ヤンデレ。好奇心旺盛でかなりの情報通。学校に入ってたった一晩でクラスメイト全員の情報を1~10の9くらいまで知る事が出来た(現在ではなんでも知っている)。ちなみに妄想癖があるし何事にもポジティブに考える上に法に触れる様なことを普通にやる。その上アニメオタク。休日にはよくゲーム(主にR指定)をやっていたが、最近は緋波先輩がよく遊びに来るため積みゲーが貯まってしまう。
■容姿:腰まで届くような長い髪をポニーテールに結っている。自分のちまっこい容姿を毛嫌いしてるが、逆に利用することがあるためコンプレックスには思ってはいない。
■趣味:カラオケ、音ゲー、アニメ鑑賞、コスプレ、情報収集、しょうちゃん
■特技:合気道、背景画
■毎日の日課:従兄の十波先生のお弁当作り。作るのはヘルシーな料理ばかり。肉料理も食べさせてあげたいのだが、本人が肉嫌いで味見が出来ないためミスしたときが怖いから肉の代用で豆腐を使う。ちなみに、得意料理は大根おろしとポン酒の相性が抜群な豆腐ハンバーグ。
■一人称:私or実月
■みんなからの呼ばれ方:さっちん、みいちゃん(十波先生は固定)、みずちゃん
■環境&備考:彼氏持ち。べた惚れ。何事にも彼氏優先。
担任の十波先生とは従兄妹の関係もあり呼ぶときはお兄ちゃんで、かなり仲良し。彼氏が嫉妬するくらい…。オル先生に対してもオル先輩と呼ぶ。
好き嫌いが激しい。豚肉、牛肉は完全OUT!!最悪の場合げろりんする。鶏肉は食べられるが嫌いに分類される。大好物はケーキ。ショートからチョコ、チーズまでケーキであるならなんでも好き。現存する物に限るが…。
■名前:佐倉 恭虎
■性別:男
■年齢:15歳(4月現在)
■職業:高校生(十波先生の生徒)
■身長:187cm
■体重:71kg
■血液型:B型
■誕生日:1月21日
■性格:実月の双子の弟で馬鹿なうえ、密かにシスコン。担任の十波先生とは従兄弟なのだが、良く思っていない。むしろ敵視してる。十波先生を呼ぶときは兄貴。実月を呼ぶときは姉やん
■容姿:長い髪をオールバックにして後ろで束ねている。鋭い目つきは生まれたてである。
■趣味:料理、お菓子作り、カラオケ、ドラム
■特技:耳コピ
■毎日の日課:お菓子作り。現在ミルフィーユに挑戦中。本人曰く、「超楽しい!けど、超むじぃ」どうも途中で形が崩れるらしい。
■一人称:俺
■みんなからの呼ばれ方:ゆき、ユッキー、ゆきちゃん(姉からは)
■環境&備考:実月のパシリ。だが、姉である実月の言うことは本当に嫌ではない限りなんでも聞く。従兄弟である十波先生を敵視しているが、何故かは知らない(自分が)。目つきが悪くよく不良と間違えられるが、根はいい人。
■名前:佐藤 渉
■性別:男(秀吉)
■年齢:15歳(4月現在)
■職業:高校生(十波先生の生徒)
■身長:152cm
■体重:47kg
■血液型:AB型
■誕生日:8月17日
■性格:ひたすらに一途なうえに優しくて頭脳明晰(学年10位以内に入るほどの優等生。ちなみに実月は20位以内には入っている)。彼女(実月)のために全力を尽くすほどの溺愛ぶり。
■容姿:長くも短くもないサラサラした髪をストレートに下ろしている。顔は童顔。絵に描いた様な男の娘。
■趣味:天体観測、ガーデニング、お菓子作り、掃除
■特技:テニス、料理
■毎日の日課:筋トレ。細い体をしているが地味に筋肉質。握力は50kg以上。実月を守るため、日々の努力を怠らない。
■一人称:僕(キレ時は俺)
■みんなからの呼ばれ方:しょうちゃん、しょう、さとしょう
■環境&備考:実月の彼氏。クラス公認のカップルであるが、その事実を知る人はクラス以外ではごく少数なため、よく他クラス高学年の女子達から告白されそうになる。←?と思った人のために。
女「今日の放課後、屋上に来て下さい!」
渉「無理。今日は彼女と用事あるから」
女「……そぅなんだ…(泣)」
こんな感じです。
■名前:緋波 奏音
■年齢:17歳(高二)
■性別:女
■職業:高校生
■身長:156cm
■体重:45kg
■血液型:AB型
■誕生日:4月2日
■性格:誰に対しても優しく接する。成績は学園1位…というか全国模試でさえも3位以内に入るかなりのエリート。
■容姿:サラサラした背中に届くほど長い髪をストレートに下ろした美人さん。ルックスも良い方だが、抜群と言えるほどではないが、普通の人からは羨まれるレベルである。
■趣味:バイオリン、ボランティア活動
■特技:暗記(完全記憶能力者)、バイオリン
■毎日の日課:バイオリンの練習。5歳の頃からバイオリンに興味を持ち、今ではプロ顔負けの実力者。だが、「あくまでも趣味」と言い、仕事にする気は全くない。
■一人称:私
■みんなからの呼ばれ方:かなちゃん、緋波さん、奏音さん
■環境&備考:二重人格。ある一定の時間かある条件を満たせば人格が変わる。休みの日には実月と一緒に居ることが多い。十波先生に対して密かに恋心を抱いているが、実月にはばれていることを知らない。
■別人格:緋波 奏音
■性格:超ヤンデレ(狂人的に)。生物であれば何をも愛することができ、愛を『殺し』で表現する。今まで殺してきた生き物の数は数知れず。人や動物を殺したとしても持ち前の完全記憶能力と頭の良さで完全犯罪にまで持っていくことが出来る。
■趣味:料理(殺人的な意味でも)、生き物を愛すること
■特技:殺人(人に限らず)、脅迫、嘘、完全犯罪
■備考:一応理性があるためそんなに多くの頻度では殺しはしない。人格が芽生えたのは10年前に失恋したのがきっかけになる。本人格と行動がほぼ同じため誰にも気付かれていない。人を殺すために日本刀を用いるが、物質の原理を超越して右手から取り出したり仕舞ったりすることが出来る。仕舞っている間に違和感は全くない。
■愛刀(凶器):日本刀
■名前:『死蘭』
刃渡り120cmで原料はハイパーダイアモンド。耐久硬度は約5トンで刃毀れも一切しない。刃の色はガラス以上の透明度で摩擦がほとんど無いため、血や脂が付着しても払えば取れる。
余談だが、ハイパーダイアモンドとはダイアモンドを人工的に圧縮して硬度を最大限まで高めたもので鉱石の中で一番硬いとされている。この刀を一言で言うと、絶刀『鉋』みたいなやつ。
~プロローグ~
「やったぁ!!受かったよぉ!!お父さん!鈴音に受かったよ!」
鈴音学園生徒昇校口前。私はそこで受験という鬱作業をくぐり抜け、鈴音学園に合格した。しかし、受験を受けた人全てが合格する訳ではない。周りを見渡せば狂喜乱舞している人達のなかで、泣きながら帰って行く者もいる。だが、こればかりは努力の差でしかないからどうしようもない。
「実月!!なんで合格したんだっ!!」
しかし、鈴音に合格した事を一緒に確認に来たお父さんに伝えたら怒られてしまった…。なんで…?
「ぇっと…そこは喜ぶところじゃ…」
「喜べるかー!!此処の学園は寮制なんだぞ!実月に会えないなんて殺されるより残酷だ!!」
「え、え~っと……べ、別に一生会えなくなるわけじゃないでしょ?だから、怒らないでよ…」
受験に落ちた人達の視線が怖いから…。
「そんなこと言われても納得いかねーよ!!」
「もー!いい加減子離れしなさい!!」
お父さんとのたわいもない会話だけど、確かに長い間会えなくなるのは寂しい……かな?
「親父、俺も合格したけど」
なんて最悪なタイミング…。これじゃあお父さんが発狂しかねない…!
「あ、そう。しっしっ。分かったからあっち行け」
「「冷たっ!!」」
子供が離れるのが寂しいんじゃなかったの!?
「当たり前だろ。男は消えていい。むしろ消えろ。ムサいだけだ」
「ひっでぇ!!」
親とは思えない発言をするお父さん。その発言に精神的ダメージを受け、驚愕する我が弟の恭虎ことゆきちゃん。
「ゆきちゃんをいじめないの!!」
「姉やん…………なら、毎日俺をパシるのやめてくんね?」
「やだ♪」
利用価値の有るものはちゃんと使わなきゃね。
「まあ、何がともあれ二人が無事に合格してよかったわ~♪」
「「「…!!」」」
不意な第三者からの発言によりびっくりする私達三人。ちなみに声をかけてきたのは私のお母さん『佐倉 杏梨』。急に旅行とかに行くと毎回一人で回っていつの間にか私の輪に入ってくるという神出鬼没っぷり。本当に母さんにはもっと驚かない登場の仕方を身につけて欲しいよ…。
「杏梨まで何を言うかっ!!実月に会えなくなるんだぞ!寂しいじゃんか!」
「あら、それだと私が寂しがってないような言い方ね。気に喰わないわ。私だって寂しいのよ?でも、こう考えると良いと思うわ」
お母さんは少し間を開け、こう言った。
「食費が二人分減ったと考えるのよ!しかも、水道代もお得なのよ!喜ばない訳がないじゃないの♪」
「確かに!!今より裕福に暮らせるじゃないか!
そして二人は
ちょっとお二人さん!?自分の愛娘と愛息子を生活費と天秤に掛けた上に私達が軽いってどういうこと!?
「母さん父さんヒドス…」
「なんか、私にも多少は寂しいなぁ~って気持ちがあったけど、一瞬にして冷めちゃった…」
何はともあれ鈴音学園に合格出来たことはとても嬉しいことだ。私は今、とてもテンションがハイだ。
自分の彼氏と一緒の学校に通える。それは毎日彼氏と一緒に居られると同義!これから、私達のラブラブな毎日を送れることに感謝しつつ、自分のケータイで彼氏に電話をした。
ピリリリリッ!
ピリリリリッ!
ピリリ…
『実月!?結果、どうだった!!??』
予想外の彼氏の声の大きさに「あぅ……」と小声で呻き、耳がキィ~ンな状態になる。しかし、私はそんな状態になりながらも、ケータイ越しにいる人に自分の表情が分からないと知っていながらも、満面の笑みで言った。
「合格したよ!しょうちゃん!!」
そうして私達の物語は幕を開けた。
鈴音学園に入った事で私達の日常は……非日常へと変わった。
次はクラス分けです!