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キャラ設定&プロローグ by那家乃ふゆい

どうも。十波ふぁみり~の一人、ふゆいです。

今回は僕のコピーらしきキャラが出ていますが、彼は実在の人物とは何ら関係はありません(笑)

さて、大人数で進めていくこのリレー小説ですが、人数通りの楽しさや面白さがあります。

普通の小説じゃ味わうことのできない美味しさに、舌鼓を打っていただけると幸いです♪


これからよろしくお願いします。

・名前:那家乃冬威なかのふゆい


・年齢:15歳(四月現在) 一年B組


・誕生日:7月18日 かに座 O型


・身長:165cm


・体重:53kg


・髪型:黒のセミロング。『生徒会の一存』の中目黒善樹のような髪型。


・体型:やや痩せ形


・特徴:コンタクト着用、


・性格:冷静。常にどこか一歩引いた位置から物事を見ているが、ノリはいい。ツッコミ専門。ボケは苦手。短気で自分の悪口を言われるとすぐキレる。裏表が激しい。頼まれ事は基本的にはやるタイプ。


・趣味、特技:ゲーム、テニス、空手、執筆


・好きなもの:ラノベ、アニメ、ガリ〇リ君、ビーフジャーキー


・必殺技(?):『ウインターミラクルツッコミ』……相手のボケに対して目にも止まらぬ速さでツッコミを入れる。デフォルトで頭への軽い叩きアリ。ちなみに周囲の人たちが勝手に言っているだけであり、本人は特に名前を知らない。

        『ブラックボードデリート』……単なる黒板消しです。人よりうまくきれいにできるだけです、はい。


・口癖:「アホかぁあああああああああ‼」「マジ~~(台詞)だな」「~~~ていうね」


・補足:他人からの呼び方は、名前か苗字。たまに「ふー君(冬→ふゆ)」。一人称は『俺』または『那家乃』。学園近くのマンションで、両親と双子の兄の三人と一緒に暮らしている。兄の名前『那家乃原石なかのげんせき

    生徒会関係では副会長とそれなりの関係を築いている。良い部下と上司と言った関係。


・部活:硬式テニス部


・役職:生徒会会計


・サンプルボイス:「どうも、冬威っす」

         「何やってんだ? お前」

         「ジャーキーは譲らねぇえええええええ‼」

         「ええ加減にせんかぁっ‼(スパァンッ)」











 外で雀が気持ちよさそうに囀っている。俺の耳に届いてくるそのメロディーは、今日という日を迎えられた俺の心境を物語っているようだ。


『冬威ー、そろそろ行かないのー?』


 俺が窓の外を見ながらボーッとしていると、リビングから母さんが俺を呼ぶ声がした。

 やれやれ、人が折角感慨に浸っているというのに……無粋な女め。


「誰が無粋よ、誰が」

「人の部屋に勝手に入ってくる奴を無粋と言って、何が悪い?」


 いつの間にか俺の部屋に侵入し、俺に快適睡眠を提供していた羽毛布団(通称:ふーとん)を母さんにはぎとられてしまう。うぅ……俺のふーとんがぁ……。


「大の男がさめざめと泣くな。気持ち悪い」

「急になんだコラ。ぶっ殺すぞ?」


 俺と母さんの声を聞きつけてか、突然ドアから顔を出す兄貴……原石。

 俺とは違う高校に通うこの双子の兄は、俺は起床する時間には既に登校準備を整えていた。


「ほら、アンタもとっとと用意して。今日は大事な日なんでしょ?」

「……そうだな。当たり前じゃないか」


 まったく、何を言っているんだこのバカ親は。

 俺は呆れたように溜息をつくと、次の瞬間には最高の笑顔で、全力で叫んでやった。


「なんたって今日は……俺――――――那家乃冬威(なかのふゆい)の、入学式なんだからな!」






              ☆






「ここか……」


 目的地の入口で、俺は立ち止まり目の前にそびえたつ学校を見て、呟いた。

 ここは『鈴音学園』。今日から俺の母校となる学校だ。

 学力試験という厄介なものが存在するのは一般校とは変わらないが、この学校には明らかに一風変わった特徴がある。……まぁ、あくまで噂に過ぎないのだが……。


 この学園には、奇人変人が集まりやすいということだ。


 普通に考えればありえないのだが、俺はこの噂を信じ、この学園への入学を決めた。え? なぜかって? そりゃあ……。


 その方が楽しいからに決まっているだろ?


 せっかくの高校生活。どうせなら楽しい方がいいに決まっている。

 勉強だらけの生活や、部活だけの運動生活……そんなありきたりの学校生活なんて、俺は願い下げだ。そして、今ここに俺は宣言する。


「絶対に、世界一楽しい学校生活を送ってやるからなー‼」


 ……うん。傍から見ると俺も充分変な奴だよね。いきなりわけのわからないこと叫びだすんだからさ。

 そろそろ周りの目が痛くなってきたので、俺は仕方なく校内へと足を進める。

 

「へぇ……超能力者とか、そういうアニメ的要素を持った奴らもいるんだ……」


 目の前に広がる非日常な展開に、俺はただ目を丸く見開いて、感嘆のため息を漏らしていた。


 中学生らしき少女に、電撃を浴びせられるツンツン頭の少年。

 テレビで見た、バリアジャケットという服に身を包んだ数人の少女達。

 ゴリラのような屈強な教師に追いかけられている赤髪の男と茶髪の少年。


 初っ端から、なんとも楽しそうな雰囲気がプンプンしているじゃんか!


 これは、これからの学校生活に期待が持てそうだな。

 そんなことを考えつつも、俺は着実に自分の教室へと歩いていく。

 まずは第一印象が大事だからな。教室に入るときは元気いっぱい挨拶をしよう。

 そんなこんなで、いつの間にか目の前には我らが一年B組の教室が。

 すー、はー……と何度か深呼吸をし、気持ちを落ち着かせる。

 ……行くか。

 ガラッといきおいよくドアを開く。 


 さぁ、始めよう。


「おはようございます!」


 俺が関わるみんなで作る、


「那家乃冬威です!」


 世界中探しても見つかりっこない、


「今日から、よろしくお願いします!」


 俺達だけの、学園生活を。




 

よろしくお願いします☆

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