浄化
浄化とは何でしょう
汚れとは何でしょう
頭の中から余分なものを抜いてぐちゃぐちゃにしてから流していく
それらは、私にとっては、文章を書くことと同義です
頭の奥がすぅっと澄んで 一本芯が通ったように澄んでいく
それらは、まるで、水がすっ、と垂直に流れ落ちるかのようなイメージ
私は きっと 汚い
私は きっと 幼い
けれど、澄んだそれを繰り返せば 私は、その部分だけは澄んでいられる
それは、捨てる という作業とも同義なのかもしれない
純粋培養には棘が潜むように
純粋さには、対価が必要となる
何かを捨てるか(固定、限定)
汚いものを見ない位置に居続けるか(対価、もしくは裕福さ)
余裕とは何でしょう
何もかもなくなればそれが維持出来ないという訳もなく
……維持する為に誰かが代わりにそれを払っているのです
対価として コストを
何も知らなければ純粋という訳でもなく
魂の澄みさは、それより更に何も無い
澄んだ水には水の他に味は無いように見えて そこにはその本来のそれぞれの滋味がある
そこまでの底ということ
そこまでの底にあるものこそが澄むということ
昔何かのドキュメントで
騙され続けてもまだ純粋に騙した女性を信じる男性の映像を目にした
病気の母を養いながら、学校に行くための資金だと、様々なお金をその女性に渡していた男性
貯金も底をつき、自分は、食パンと水を流し込むような生活で
ドキュメントでは、その女性は、病気の母どころか、恋人と同棲しており、騙しとったお金で豪遊して遊んでいた
その光景を見たその貢いでいた男性は、それでも、その女性が泣いたなら それを許して
彼女のメンタルの危うさを心配していた
人って何だろうと思う
私はその男性の境地はどこにあったのだろうと思う
純粋さには対価が必要で
それらには、ひどくコストが付きまとう
感情というコストを捨て去れば
生活に余裕を生めば
人は皆純粋で居られるだろうか
私は、そうではないと思う
そもそも命を繋ぐ為には命を頂くサイクルがあり
生にはそこにどうしようもない罪が横たわる
私が私のしょうもない命を繋ぐ為に私は私に様々な食や娯楽や生活を提供している
感謝とは何だろう
息をすることに何の疑問も抱かなくなった時こそ
私の純粋さは失われ
私はより、悍ましいものになるだろう




