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1-7 王竜の育児放棄 2 (ジルーガ王.side) ★

 王と、竜騎士長が、王竜の卵を、王子と、一緒に、育てよう。王子の、元には、王子を守る為、フェンリルが、居る。竜達が、面倒を、見れない以上、王宮の、安全な場所と言えば、此処だろうと、決まった。

 …王子(トモキ)に会うのは、数日(8月5日)振りか、元気だろうか、父様(トールジーカ公)が、来られた時は、あまりに忙しく、一緒に、部屋に、行けなかったからなぁ。父様(トールジーカ公)が、公爵邸に、帰る前に、もう1度、会った時、「孫は、抱いてすぐ、笑ったり、泣いたりしたせいか、数分で、眠ってしまった。幼体のフェンリルは、そのまま、部屋に、残した。孫と、一緒に、複数人の、メイドが、見てくれておる。起きたら、契約を、結ぶと、良い。では、儂は、帰る。またな。」と言って帰られたのが、記憶に、新しい。翌日、王子と、幼体、フェンリルの、契約が、無事成った。あの経験が、活かされ、この、王竜の卵達の、主も、決まるだろう。楽しみだ。


 私は、そんな事を、王子の部屋までの、道で、考えていた。そして、部屋に、着いた。私は、ノックをし、部屋へ、入って行く。


 部屋に、入ってすぐ、王子と、子、フェンリルの、世話を、していた者達が、頭を、下げたが、


「良い。そのまま、世話を、続けろ。それと、今日から、この2つ卵も、面倒を見て、貰う事に、なった。この2つの卵は、王竜の卵だ。卵が、2つ産まれた事、片方の卵が、卵の段階で、つがいが居る為、王竜、カナーリアナ様が、2つ共の、卵の育児を、放棄してしまった。皆には、王子と、子、フェンリルの、育児も、任せているのに、苦労を、掛ける。」


 と、言い。


 その言葉に、メノウが、こう答えた。


「大丈夫です。乳母うばサヨと、乳母うばキサナ、乳母うば見習い サヤカ、そして、私で、見ておりますので、だいぶ、楽になりました。乳母うばサヨと、乳母うばキサナで、勤務を、半分に分け、乳母うばが、居ないという事が無くなり、私は、乳母うばサヨの時に、此処に、居る事に、なりました。乳母うばキサナは、乳母うば見習い サヤカに、乳母うばとしての仕事を、教えつつ、面倒を、見て居るので、そちらの方に、メイドを、2名程、派遣して頂ければ、問題ないかと、思います。後、子、フェンリル様は、「タイヨウと、名付けられた。」と、申されましたので、私達わたくしたちは、タイヨウ様と、呼ばせて頂いております。御年は、1才ぐらいと、申されておりました。」


「そうか、分かった。ありがとう。メイドは、厳選して選ぶので、暫し、待て。 トモキー。父だぞー。今日から、この子達も、一緒だ。仲良くなー。」


「あーぅ。あーぃ。もーた。あーた。」


 と、言いながら、王子が、卵を、抱き締めたので、安心して、私は、部屋から、出て行った。この時、王子が、「もーた。あーた。」って言っていたのを、ただ、卵の色を、言ってただけだと、私は、思っていたのだが、後日、違う事が分かり、王宮は、騒然とした。何を隠そう、この時、王子が「もーた。あーた。」と、言ってたのは、名前《名付け》だったと、分かったのだった。「もーた。」と、呼ばれていた、卵は、モミジ。「あーた。」と、呼ばれていた、卵は、アオ。と、メイドや、乳母うば達に、呼ばれるようになる、子竜になるのを、この時の私は、まだ、知らなかった。

 ___________________________________ 


 時系列表

挿絵(By みてみん)

 はーい。こんばんは。小湖さこ ゆうです。


 今回の、お話で、子、フェンリルと、竜の、双子の名前が、出てきましたー。


 大分、前の、お話になるのですが、神の間(はざま)章 転生前の話し合い? (両親との、最後の会話) 5 ★で、出てきた。フェンリルと、竜です。


 5年以内に、獣魔に、なったので、載せてる表に、載ってます。気になる方は、遡って、見てやって下さい。


 あれ? アオは? 表に、載ってなかったけど? ってなったら、ゴメンナサイ。竜の卵を、持ってくる方法を、2.3p、考えたんですけど、1p ・王宮に、竜が居て、それから貰う。 2p ・王宮に、竜が居て、それが、育児放棄する。 3p ・オークションに、出品されてるのを見つけ、それを、渡す。 この3pあったんですが、一番、しっくり来るのが、2p目で、育児放棄の理由は?? って考えて、2つ、産まれたからに、してしまったのです。アオは、ホントは、産まれて来る、予定ではなかったんです。今後、アオ、どうしよっかって、考えてます。


 p…ポイントの略。


 誤字を編集しました。(2025/01/04)


 次回、次話 1-7 王竜の育児放棄 3 (トモキ王子.side)です。

お楽しみにー。

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