表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/67

1-3 トモキ誕生 ★

 ヒイロが産まれ、2ヶ月と少し経とうとする頃(神眼(しんがん)はくの4年、7月30日頃)、ペンドルド王族領、王都の王宮で、新たな命が、産まれようと、していた。


 僕は、暗く狭い、洞窟のような所を抜けると、やっと、この世界、神に、ナノと、呼ばれている。メノージという世界に誕生した。僕は、母が、少し、苦しんで、いたので、回復魔法を掛けた、その事で、乳母うばや、僕を、取り上げた、メイドに、驚かれたみたいだが、大丈夫だろう。


 しばらくして、父と、5人の女性が、入ってきた。父が、母に、


「大丈夫か? よく頑張った。ゆっくり、休むんだよ。」


 と、言い、5人の女性達は、それそれが、


「キツくなったら、行って下さい。出来る事を、手伝います。次は、私達の、誰かの、番なので、王子には失礼ですが、練習しないと、自分達の時、大変ですので、お願いします。」


 と、5人の女性達が、言うと、母が、


「ええ、良いわよ。みんなで、可愛がってあげて、多分、私、1人では、出来る事に、限界が、あるから、頼むわ。」


 と、言い終える(おえる)と、父が、


「この子の名をな、みなで、君が、頑張ってる間に、決めたのだ、申し訳ない。」


 そんな言葉に、母が、こう答えた。


「まぁ、嬉しい。出産を頑張った、私へのプレゼントと、この子への、産まれて初めての、プレゼントね。で、どんな、名なの?」


「トモキ、民の、目線に、立てるような、王族となり、民でも、友だと、言える子になって、私の後を、継ぐ、立派な子で、あれと、言う願いを、名に、込めてみた。どうだ?」


「良い名ですね。ジルーガ()マオリ(第2王妃)ソナーダ(第3王妃)アオイ(第4王妃)カナタ(第5王妃)サナ(第6側妃)、素敵な、プレゼントありがとうね。」


 と、母が、言い終わった後、みんなが、


『どういたしまして。』


 と、返している所に、精霊の祝福と、言われる魔法を、発動させ、僕は、眠った。


 後に、僕が、眠った、後の事を、聞く事に、なるのだが、それは、また、別の話で。

_____________________________________


トモキ・カナメ・ペンドルド (十城(じゅうじょう)友哉(ともや)の、転生後。)


神眼しんがんはくの4年、7.30、やみの日 生まれ。


 カナメ国を纏める、ペンドルド王の、息子。長男。


 寵姫予定の許婚、ヒイロ・カナメ・バンクラーが、いる。


 前世の記憶は、産まれた時から、所持しており、ヒイロが、前世の、姫絽ひいろであると、確信を、持っていた為、ペンドルド王に、寵姫として迎えたいと、申請しており、5才になる時には、寵姫予定の、許嫁と、認められていた。ヒイロと、同じで、気が強い、性格の持ち主。


十城(じゅうじょう) 友哉ともや 男 16才 高校1年生(前世)

2025.7.30 生まれ。-2041.9.3 永眠。


 「十」と言う、名が、付くことから、分かるように、「十和」の、親戚。尚且、姫絽ひいろと、お付き合いを、していた。「十和」と、「十城」の、親公認というのを、知っている。


ジルーガ・カナメ・ペンドルド


 トモキ(友哉)転生先。ペンドルド、現国王。


トモキ父。年齢.38


 カナメ国に所属する、11の王を、纏める存在である。


 主生活に関しては、トモキの母を含め、6人の、女性と、結婚している。


 第1王妃で、トモキの母、イナホ王妃。第2王妃 マオリ王妃。第3王妃 ソナーダ王妃。第4王妃 アオイ王妃。第5王妃 カナタ王妃。第6側妃(そくひ) サナ側妃(そくひ) 以上、6人と、仲良く、和気、あいあいと、夫婦生活を、送っている。


 王妃おうひ達や、側妃そくひは、喧嘩が無く、王子である、トモキが、産まれた事で、一層、和気、あいあいと、している。


イナホ・カナメ・ペンドルド

(旧 イナホ・カナメ・ヘンドリク)


 トモキ(友哉)転生先。ペンドルド、第1王妃。


トモキ母。年齢.37


 ペンドルド王に、嫁ぐ前は、ヘンドリクの姫で、元、第1王女だった。


 ヘンドリク領は、領が全て、山で、囲まれている領。第1王子である。トモキを、出産する。お淑やかで、the、王女様って、感じがする。


マオリ・カナメ・ペンドルド

(旧 マオリ・カナメ・モンドレイク)


ペンドルド、第2王妃。年齢.36


 ペンドルド王に、嫁ぐ前は、モンドレイクの姫で、元、第3王女。


 モンドレイク領は、周囲を、森林と、森に、囲まれた領。そんな所で、育った為か、王女にしては、活発的で、明るい感じの、女性に、育った。


ソナーダ・カナメ・ペンドルド

(旧 ソナーダ・カナメ・サクラ)


ペンドルド、第3王妃。年齢.28


 ペンドルド王に、嫁ぐ前は、サクラの姫で、元、第5王女。


 サクラ領は、エルフが、多く居る、サクモンド領の、西南せいなん200kmにある領な為か、エルフを、よく見るらしい。良く、病気に、罹る。


アオイ・カナメ・ペンドルド

(旧 アオイ・カナメ・ハロードル)


ペンドルド、第4王妃。年齢.27


 ハロードルの姫で、元、第7王女。


 病的なぐらいの、白い肌の、持ち主、健康的には、至って、普通。風の精霊持ち。


カナタ・カナメ・ペンドルド

(旧 カナタ・カナメ・シジョウ)


ペンドルド、第5王妃。年齢.26


 シジョウの姫で、元、第8王女。


 領の周囲を、海で、囲まれた領。周囲が、海だった為か、日焼けで、かなり、肌が、コンガリしている。火の精霊、風の精霊、水の精霊持ち


 ペンドルドに、嫁ぐ時に、精霊持ちだった為、苦労せずに、嫁ぐ事が、出来たらしい。


サナ・カナメ・ペンドルド

(旧 サナ・カナメ・シンドラ)


ペンドルド、第6側妃(そくひ)。年齢.25


 王都で、王が、お忍びの時に、見つけた、平民の子で、王家に、嫁ぐ事が、出来るように、サナのご両親と、次代も、子供に、めぐまれなかった。シンドラ伯との間で、養子縁組し、その後、色々、教育を受け、王宮に、嫁いで来た、変わり種な、存在。


 王によると、他の、王妃達よりも、いとしいとの事。


 他の王妃は、イジメなど、するような、女性ではないが、一様、イジメられぬよう、側妃(そくひ)とした。

_____________________________________


 時系列を、表に、してみました。


挿絵(By みてみん)

 誤字を編集しました。(2025/01/01)


 次回、トモキ誕生 (メノウ.side)

お楽しみに~!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ