1-3 トモキ誕生 ★
ヒイロが産まれ、2ヶ月と少し経とうとする頃(神眼、白の4年、7月30日頃)、ペンドルド王族領、王都の王宮で、新たな命が、産まれようと、していた。
僕は、暗く狭い、洞窟のような所を抜けると、やっと、この世界、神に、ナノと、呼ばれている。メノージという世界に誕生した。僕は、母が、少し、苦しんで、いたので、回復魔法を掛けた、その事で、乳母や、僕を、取り上げた、メイドに、驚かれたみたいだが、大丈夫だろう。
しばらくして、父と、5人の女性が、入ってきた。父が、母に、
「大丈夫か? よく頑張った。ゆっくり、休むんだよ。」
と、言い、5人の女性達は、それそれが、
「キツくなったら、行って下さい。出来る事を、手伝います。次は、私達の、誰かの、番なので、王子には失礼ですが、練習しないと、自分達の時、大変ですので、お願いします。」
と、5人の女性達が、言うと、母が、
「ええ、良いわよ。皆で、可愛がってあげて、多分、私、1人では、出来る事に、限界が、あるから、頼むわ。」
と、言い終えると、父が、
「この子の名をな、皆で、君が、頑張ってる間に、決めたのだ、申し訳ない。」
そんな言葉に、母が、こう答えた。
「まぁ、嬉しい。出産を頑張った、私へのプレゼントと、この子への、産まれて初めての、プレゼントね。で、どんな、名なの?」
「トモキ、民の、目線に、立てるような、王族となり、民でも、友だと、言える子になって、私の後を、継ぐ、立派な子で、あれと、言う願いを、名に、込めてみた。どうだ?」
「良い名ですね。ジルーガ、マオリ、ソナーダ、アオイ、カナタ、サナ、素敵な、プレゼントありがとうね。」
と、母が、言い終わった後、皆が、
『どういたしまして。』
と、返している所に、精霊の祝福と、言われる魔法を、発動させ、僕は、眠った。
後に、僕が、眠った、後の事を、聞く事に、なるのだが、それは、また、別の話で。
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トモキ・カナメ・ペンドルド (十城友哉の、転生後。)
神眼、白の4年、7.30、闇の日 生まれ。
カナメ国を纏める、ペンドルド王の、息子。長男。
寵姫予定の許婚、ヒイロ・カナメ・バンクラーが、いる。
前世の記憶は、産まれた時から、所持しており、ヒイロが、前世の、姫絽であると、確信を、持っていた為、ペンドルド王に、寵姫として迎えたいと、申請しており、5才になる時には、寵姫予定の、許嫁と、認められていた。ヒイロと、同じで、気が強い、性格の持ち主。
十城 友哉 男 16才 高校1年生(前世)
2025.7.30 生まれ。-2041.9.3 永眠。
「十」と言う、名が、付くことから、分かるように、「十和」の、親戚。尚且、姫絽と、お付き合いを、していた。「十和」と、「十城」の、親公認というのを、知っている。
ジルーガ・カナメ・ペンドルド
トモキ転生先。ペンドルド、現国王。
トモキ父。年齢.38
カナメ国に所属する、11の王を、纏める存在である。
主生活に関しては、トモキの母を含め、6人の、女性と、結婚している。
第1王妃で、トモキの母、イナホ王妃。第2王妃 マオリ王妃。第3王妃 ソナーダ王妃。第4王妃 アオイ王妃。第5王妃 カナタ王妃。第6側妃 サナ側妃 以上、6人と、仲良く、和気、あいあいと、夫婦生活を、送っている。
王妃達や、側妃は、喧嘩が無く、王子である、トモキが、産まれた事で、一層、和気、あいあいと、している。
イナホ・カナメ・ペンドルド
(旧 イナホ・カナメ・ヘンドリク)
トモキ転生先。ペンドルド、第1王妃。
トモキ母。年齢.37
ペンドルド王に、嫁ぐ前は、ヘンドリクの姫で、元、第1王女だった。
ヘンドリク領は、領が全て、山で、囲まれている領。第1王子である。トモキを、出産する。お淑やかで、the、王女様って、感じがする。
マオリ・カナメ・ペンドルド
(旧 マオリ・カナメ・モンドレイク)
ペンドルド、第2王妃。年齢.36
ペンドルド王に、嫁ぐ前は、モンドレイクの姫で、元、第3王女。
モンドレイク領は、周囲を、森林と、森に、囲まれた領。そんな所で、育った為か、王女にしては、活発的で、明るい感じの、女性に、育った。
ソナーダ・カナメ・ペンドルド
(旧 ソナーダ・カナメ・サクラ)
ペンドルド、第3王妃。年齢.28
ペンドルド王に、嫁ぐ前は、サクラの姫で、元、第5王女。
サクラ領は、エルフが、多く居る、サクモンド領の、西南200kmにある領な為か、エルフを、よく見るらしい。良く、病気に、罹る。
アオイ・カナメ・ペンドルド
(旧 アオイ・カナメ・ハロードル)
ペンドルド、第4王妃。年齢.27
ハロードルの姫で、元、第7王女。
病的なぐらいの、白い肌の、持ち主、健康的には、至って、普通。風の精霊持ち。
カナタ・カナメ・ペンドルド
(旧 カナタ・カナメ・シジョウ)
ペンドルド、第5王妃。年齢.26
シジョウの姫で、元、第8王女。
領の周囲を、海で、囲まれた領。周囲が、海だった為か、日焼けで、かなり、肌が、コンガリしている。火の精霊、風の精霊、水の精霊持ち
ペンドルドに、嫁ぐ時に、精霊持ちだった為、苦労せずに、嫁ぐ事が、出来たらしい。
サナ・カナメ・ペンドルド
(旧 サナ・カナメ・シンドラ)
ペンドルド、第6側妃。年齢.25
王都で、王が、お忍びの時に、見つけた、平民の子で、王家に、嫁ぐ事が、出来るように、サナのご両親と、次代も、子供に、恵まれなかった。シンドラ伯との間で、養子縁組し、その後、色々、教育を受け、王宮に、嫁いで来た、変わり種な、存在。
王によると、他の、王妃達よりも、愛しいとの事。
他の王妃は、イジメなど、するような、女性ではないが、一様、イジメられぬよう、側妃とした。
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時系列を、表に、してみました。
誤字を編集しました。(2025/01/01)
次回、トモキ誕生 (メノウ.side)
お楽しみに~!