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友哉(ともや)、転生す。

 友哉ともや、転生す。


 始まり始まり~!

 色々、話す事も、話し、終わり、いよいよと、言う所で、じぃちゃんが、こう言う。


「本当はの、姫絽ひいろと、一緒に、出発して貰っても、良かったんじゃが、姫絽ひいろの事で、話せばならぬ事が、ある。友哉ともや(きみ)にも、関わることじゃ。

 先程、君達の、ご両親に、話した事、(きみ)が、知ってる事を、粗方、儂のせいにしたじゃろ。あれはな、姫絽ひいろの、魂を、壊さない為じゃ。ギリギリの、所を狙って、なるべく、ご両親に、嘘を、付かないよう、話したが、1つ、2つ、嘘が、ある。1つ目、これは、友哉ともやが、知っている事じゃ。上級天使が、自分の、愛し子(いとしご)の為に、君達の書類を、故意に、偽造した事。2つ目、ご両親に、今回、不正を、起こした、上級天使は、裁かれて、君達の行く、世界と違う世界に、記憶も無く、封印された。と、言ったが、君が、1度、目を、覚ました時にも、言ったと、思うが、今回、不正を、起こした、上級天使も、前回、此処で、儂に、全て、書類が、行くようにした、上級天使も、両方共、そち達の行く、異世界に、封印されている事。姫絽ひいろの、転生する家に、封印の場所が、近く、姫絽ひいろ転生後、2年経った頃に、結界を、解きに行かないと、大人のフェンリルが、王都、(すなわ)ち、君の転生する所じゃな。そこに、攻撃しに、向かってしまう事が、分かっている。」


「あの。結界は、誰でも、解けるのですか?」


「無理じゃな。君か、姫絽ひいろにしか、解けぬ。すまんのぅ。その代わりと、言ってはなんだが、姫絽ひいろの、前世の記憶が、戻り次第、君達には、儂や、家族に、手紙が送れるよう、天使を、遣わす。姫絽ひいろには、天使を、遣わす事、記憶が戻ったら、儂から、一方的な、念話で、伝えるとしよう。姫絽ひいろに、ついて貰うのは、戦闘経験も豊富の、ベテランで、魂の異常にも、詳しい、サクリエル、君には、今回の件で、完全に、魂が、激しく、傷付いて、しまって、元の世界にも、異世界にも、転生させてあげる事が、出来なかった。元、上級天使の愛し子(いとしご)の1人で、天使に成る、男の子じゃ。君に、付く頃にやっと、天使2年目の子供じゃ。レベルも、大体、君と同じ、位じゃろう。2人と、獣魔達で、レベルを、コツコツ、上げて行くと、良いじゃろ。もう1人の、愛し子(いとしご)の方は、魂の傷が、激しすぎて、天使には成る者の、要、必須治療で、姫絽ひいろの、前世の記憶が、戻っても、かなり、治療が、必要なので、君達の、通信役には、出来ないのじゃ。君達が、向こうで、生を、真っ当する位には、きっと、治療が、必須の状態から、脱している筈じゃ。」


「……何が、そんなに、その子達の、魂を、壊す事に、なったのか、教えて、じぃちゃん?」


「仕方ないのぉ。君が、1度、目を、覚ました時にも、言ったと思うが、君達の書類は、上級天使に、()って、意図して、変えられたのじゃ。それも、4人。2人は、君達。もう2人が、今回、天使に成る予定の、元、上級天使の愛し子(いとしご)の2人じゃ。実はの、今回の死亡原因、本当は、その子達が、君達みたいに、なる筈じゃった。それを、何を、トチ狂ったのか、元上級天使(アイツ)、その子達の、死亡原因を、消して、君達に、付けたのじゃ。お蔭で、寿命が、あったのにも関わらず、君達は、死亡。元上級天使(アイツ)愛し子(いとしご)である2人は、元々、寿命だったので、其々《それぞれ》が、其々《それぞれ》にあった、最適な、亡くなり方をした。まず、君に付く、男の子の方から、説明するぞ。3度の、地震のせいで、頭を、強く打ち付け、失神した、者の車に、突っ込まれ死亡。もう1人の、女の子の方は、3回の、地震のせいで、このまま、居ても、また、地震が、起きて、死んでしまう。と思った、精神異常者に、殴り殺されて、亡くなった。本当であれば、電車の中で、2度の、地震の中、お互いだけが、無傷で、3度目の地震で、亡くなる筈じゃったのじゃ。それなら、魂も、そんなに壊れない筈じゃったんじゃ。元上級天使(アイツ)が、変えたから、こうなった。そして、その子達なのじゃが、通常通り、亡くなっていたら、今回、君達が、転生する子達に、なってた筈の子達じゃったのじゃ。」


「!? では、僕達は、その2人の、代わりって、訳ですか?」


「ん~。変わりか? と言われれば、そうじゃが。君達は、君達じゃ。普通に、過ごせば良い。それと、友哉ともや。君は、もしかすると、神的存在に、なれるかもしれない、それを、良く、覚えておいてくれ。あと、手紙の便箋等は、君達の、アイテムボックスに、入っておる。通信役、天使が来るまでは、アイテムボックスの、じぃちゃん用フォルダに、入れてくれれば、届く。両親に、送る時は、封筒の表に、父さん・母さんへ。と書けば、ちゃんと、分けてくれる用に、なっておる。他に、聞きたい事は、あるかね?」


姫絽ひいろは、その、じぃちゃん()の声が、聞けると言う事で、聖女に成ったりは、しませんか?」


「それは、大丈夫だろぅ。もう大丈夫か? そろそろ、時間じゃよ?」


「ん。聞ける事は、聞けたし、良かった。じぃちゃん、ありがとう。俺、向こうで、頑張ってくるね。魔物退治、なんかも、すごく楽しみ。」


「じゃ。魂に、するぞ。」


 そう話、爺ちゃんが、魔法を、発動した後、友哉ともやは、魂になり、新しい体へと、宿ったのであった。


「さぁ。この陣に、乗るのじゃ。」


「はい。」


「気を、つけるじゃよ? 行ってらっしゃい!」


「じぃちゃん。行ってきます!」


 友哉ともやだった、その子は、新しい世界へと、旅立って、行ったのであった。


「行ってしまった。寂しいのぉ。まぁ、新しく、天使になる、子達も居るし、まだまだ、楽しめるかの。」

 誤字を編集しました。(2025/01/01)


 はーい。長々と、神の間(はざま)章が、続いて、申し訳なかったです。


 次回から、新しい章、幼少期に、入るんですが、なかなか、浮かんで来ないのです。


 つきましては、しばし、休載させて頂き。23日頃から、再開出来ればと、思っております。


 これからも、この作品と、作者を、宜しくお願いします。 m(_ _)m

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