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短編シリーズ( ・∇・)

俺TUEEEE魔物転生を葛之葉が書いてみる

作者: 葛之葉

「俺を最強の生物に転生してくれ!」


 尾礼 津江は神に頼んだ。


「良かろう、本当に異世界で最強の生物に転生で良いのじゃな?」

「ああ! それで構わない!」


 画して津江は転生先の世界において最強の生物へと転生し、異世界へと旅立った。


ーーーーー


【遂に転生して最強になった、後は街へと繰り出してハーレム作って奴隷も買って、異世界を満喫するだけだな】


 そう言うと、周囲を見渡す津江。


【てか、水の中かよ‥‥‥水中に転生させるとか何考えてんだよ、やっぱり神って小説の通りダメダメだなぁ】


 そう言って身体を動かしだす津江。


【いくぜ! 世界中にハーレム作って毎日『ピー』三昧だ!】


 津江は勢いよくその場から立ち上がった。


ーーーーー


 その日、異世界アッカーンは惑星ごと砕け散った。

 アッカーンの大地に深く根を降ろしていた神話上の最強生物【ミドガルズオルム】が、地上に出ようと無理に身体を持ち上げた為に、惑星に網目を張らせていたミドガルズオルムの沈んでいた亀裂をより深くして四散させた為である。


 後に残ったものは、どこまでも暗い空間と一匹の不死身の最強生物だけであった。


【俺TUEEEE魔物転生を葛之葉が書いてみる】完

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― 新着の感想 ―
[一言] ん、まあ、そうだよね。 そもそも戦って倒せる相手がいたとしても結局住んでいる世界ごとパーだもんなあ。 何やらショートショート系のいい香りがしたんで食いついてみました。 いや、こういう捻ったの…
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