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シドニーの夜・海・街 (二)- オーストラリア

今回はシドニー編の第二話になります。

フィッシュマーケットを後にし、メインの海を巡る旅。

さてさてどんな旅になるのでしょうか。

フィッシュマーケットを後にした私達は、とりあえず歩き出した。すると菜月から、


「じゃあ、次はメインの海に行きましょうか。」


との提案があった。そうだ、今日のメインは海だった。先程のフィッシュマーケットでも、個人的には満足だったのだが。折角なので、今日は思いっきり観光しよう!私は、菜月からの提案に乗ることにした。だが、私はシドニーの地理などさっぱりわからない。気になったので、菜月に尋ねてみた。


「あの、海ってどうやって行くんですか?」


すると、菜月は少し表情を曇らせながらこちらを見た。私はその表情が気になり、菜月に、


「どうしました?」


と尋ねた。すると菜月は、


「いえ、大した事じゃないんですけど、昨日は友達みたいに話してくれたのに、今日はちょっとよそよそしいなって思って…。」


えっ?よそよそしい?自分としては、丁寧に話してただけのつもりだったのだが。しかも昨日の夜は、お酒が入って酔っていたので、馴れ馴れし過ぎではないかと思っていたのに。


「あっ、えーっ、すみません。昨日は酔っぱらっていたので、あんな感じで話してしまって…。」


そういうと菜月は、


「昨日みたいな感じで話してもらって全然構いませんよ。私もそっちの方が楽なので。」


と、笑顔で返してきた。私自身が必要以上に気を使ってしまう性格なので、この返事には少し驚いた。


「えっ?いいんですか?」


改めて聞き返すと、菜月はニコッと微笑んだ。


「じゃあ、お言葉に甘えて。」


なんとも可笑しな返事である。


「じゃあ、改めてだけど、海ってどうやって行くの?」


「これから行く海はマンリービーチといって、フェリーに乗って海の近くまで渡るんです。そこから歩いてすぐの所に海があるんですよ。」


「へー、フェリーで渡るんだね。それは楽しみだ。」


「渡る途中にもいろんな物が見れて、結構楽しいですよ。」


「なるほど。じゃあ、行こう!」


私と菜月は、フィッシュマーケットからフェリー乗り場へと向かった。


外に出て暫く歩いていると、突然菜月に呼び止められた。菜月の方を向くと、菜月は私に向かってサングラスを握った手を差し出していた。


「どうしたの?」


と菜月に尋ねると、


「シドニーの日差しはかなり強いので、目を守るためにもサングラスはかけておいた方がいいですよ。」


と答え、私に勧めてくれた。私はこういったところに無頓着なので、全く気にも留めていなかったのだが、好意で勧めてくれたので、私はそのサングラスを借りることにした。


交通機関を駆使して到着したのは、フェリーターミナルであるサーキュラー・キー。週末という事もあってか、こちらも家族連れなど人が多く見受けられる。このサーキュラー・キーから出ているフェリーは、一般の交通機関としても利用されていて、通学などでも普通に使われているそうだ。フェリーで通学と考えると、毎日の通学もちょっと楽しそうだ。そんことを考えていると、


「こっちですよ!」


と菜月に声をかけられる。ふと見ると、菜月は既にチケット売り場の方へと向かっていた。私も足早に菜月のもとへと駆け寄る。カウンターに並び、フェリーのチケットを購入。フェリーの出航まで少々時間があったため、フェリー乗り場を少々見て回ることに。



サーキュラー・キーのフェリー乗り場には、何台ものフェリーが並んでいる。普段では中々みない光景だ。田舎に住んでいた私は、近くに漁港があったので、漁船が並んでいた光景なら目にしたことはあるが、それとは全然違う。物珍しい光景に、あちらこちらと目をやっていると、フェリーの出航の時間が来た。私達は目的のフェリーに乗り込む事にした。


フェリーの中には現地の人達でいっぱいだ。最近ではさほど珍しくもなくなったが、日本にいるときは、街中で外国の人を見かけると、「おー、外国の人だ。」と内心思っていたが、現地の人達に紛れて自分達がいると、改めて自分が外国人であることを実感する。程なくして、フェリーは出航した。


出航すると、すぐに菜月が、


「そういえば、ここに来る時にいろんな物が見れるって言いましたよね。ちょっと外のデッキに出てみませんか?」


と声をかけてきた。そういえばそんな事を言っていたな。


「いいね、行ってみよう。」


私と菜月はデッキへと移動した。外に出ると、そこにはシドニー湾が現れた。海の上には何艘ものヨットが浮かんでおり、そのヨットではデッキチェアにゆったりと座り、お酒を楽しんだりしている光景が見えた。別のヨットでは、家族団欒を楽しんでいる光景もあり、なんとも優雅な週末の姿が見えた。


「菜月ちゃん、結構沢山のヨットが出てるけど、こういうのってこっちではポピュラーなの?」


「皆がそうってわけではないですけど、結構ヨットを持ってる人もいますね。まあ、人それぞれって感じですかね。」


なるほど。でも、日本ではなかなかこういった光景は目にしないな。もしかすると、私が知らないだけで、日本のどこかにもこういった光景があるのかもしれない。などと考え事をしていると、


「見てください!」


菜月がまた声をかけてきた。声の方に目をやると、そこに見えたのは世界的にも有名なあの「オペラハウス」である。それまでに私もテレビで見たことは何度もあったが、実際に建物を生で見るのは初めてだ。いつかはこの目で見てみたい建物の一つだったので、オペラハウスを目にした瞬間は感無量だった。それと共に、自分自身がオーストラリアにいるという実感が改めてできた。見れば見るほどなんとも美しい建造物である。


暫くオペラハウスに見入っていると、菜月が矢継ぎ早に、


「向こうも見てみてください!」


菜月の声に合わせて反対を向くと、そこにはハーバーブリッジがあった。このフェリーは、オペラハウスとハーバーブリッジの間をゆっくりと通っているのだ。フェリーから眺めるハーバーブリッジも、なんとも乙なものである。こういった景色を見ると、いつもは『嫌だな。』と思いながら来ている海外出張も、一寸だけ得した気分になる。


流れゆく景色を眺めながら進むこと約四十分。我々は対岸へと到着した。港に着いて下船すると、案内板が立っている。案内板に従って進んでいくと、すぐに商店街が見えてくる。通りの中央には、等間隔に椰子の木が立っており、一見南国をも思わせる雰囲気だ。そして、その通りの両脇にはお土産屋さんやレストランなどが建ち並んでいる。


ビーチへ向かうその通りは、若干の上り坂になっている。最初のうちは、ただ商店街を歩いているといった感覚なのだが、坂を上りきる頃になると、一筋の青い線が見えてくる。そして、その坂を上りきると、一直線の水平線と、真っ青の海が一面に広がるのである。私は、この光景を見た瞬間、


「綺麗だ。」


と、自然と声がこぼれた。


私はこれまでに何箇所もの海を見たが、海を見て初めて心を揺すぶられた。沖縄などでも勿論綺麗な海は見たことはあるが、それとはまた違うのだ。

港からビーチへ向かうまでの景色、それから海が姿を現すまでの光景、それら全てが合間見合って、私の心を揺さぶったのである。私は暫く立ち止まって、そこからの光景を眺めていた。


暫くして、私達は再度歩を進めた。海の近くまで歩いて行くと、通りにはサーフボードを抱えて歩いている人達がいた。以下にもビーチといった感じである。しかし、季節が真夏というわけではなかったので、人が大勢といった感じでもなく、少し静かな感じだった。


ビーチの通り沿いにはカフェやレストランが建ち並んでいた。私達はビーチ沿いを散歩した後カフェに入り一息ついた。席に着いてからも、私は暫くマンリービーチの光景を堪能していた。ビーチを眺めていると菜月が、


「本当に海が好きなんですね。」


と話しかけてきた。


「あっ、いや、特別海が好きってわけじゃないんだけど、ここの景色には本当に感動しちゃって。港から歩いて来て、水平線がゆっくりと見えてくる感じや、ここから見える海の青さと水平線との景色にすごく心打たれちゃってねぇ。今までこんな事ってあんまりなかったから、純粋に見入っちゃったよ。」


「そうですよねえ。私もここの海は好きなんです。もう一か所の海も好きなんですけど、どちらかというとこっちの方が雰囲気が落ち着いてて。」


「そうなんだね。俺はあまり賑やかな所が好きではないから、こっちの方が合ってるかもね。ここでこうやってコーヒーを飲みながら過ごしてても、全然苦にならないよ。」


と、笑いながら返した。確かに日本にいると、こうやって喫茶店でコーヒーを飲みながら海を見て過ごすなんて時間は皆無だ。私は暫くゆったり流れる時間に浸った。時折菜月と会話を交えながらコーヒーを飲む。そして気がつくと、私達のグラスには溶け残った氷だけが残っていた。時間も程よくなっていたので、私達は次の海へと向かった。


私は最初と同じように、次の目的地までの行き方を菜月に尋ねた。すると、


「次のビーチへはバスで行きます。」


と返事が返ってきた。バスかあ…。私は、海外のバスには苦い思い出がある。それは、マレーシアでの出来事である。

初めての出張でマレーシアに滞在していた時、一緒に仕事をしていたマネージャーが休日に、


「ちょっと遠くまで出かけませんか?」


と言われたのがきっかけだった。私はマネージャーに連れられてバスに乗り出かけたのだが、このマネージャー、目的地までの行き方をあまり理解していなかった。目的地もあまり知らなければ、このバスがその目的地に向かっているのかさえわからない。私は途中でマネージャーに、


「これ、目的地に向かってるんですか?」


と尋ねると、マネージャーは平然な顔で、


「んー、どうなんでしょうねぇ。」


と笑いながら答えた。私は唖然としながらも、なるようにしかならないので、とりあえずバスに乗っていた。

しかし、途中から雲行きが怪しくなってきた。同行していたマネージャーは、


「あれー?」


とか、


「合ってんのかなぁ?」


などと言い出す始末。挙句の果てには目的地に辿り着かないため、


「ここで降りましょう!」


とバスを降りたはいいが、自分達がどこにいるのかさっぱり分からず。散々歩き回り、なんとか閑散としたショッピングモールを探し当てた。休憩できたのはいいが、周りを見渡しても車の通りも少なく、人通りもあまりない。そして、帰り道もわからない。そう、いい大人が二人して異国の地で迷子になったのである。結局の所は車の多い通りまで散々っぱら歩き、タクシーを捕まえて帰ったという。


海外のバスにはトラウマにも似た思い出しかないのだ。そんな事もあってか、私は菜月に、


「オーストラリアのバスって大丈夫?迷子になったりしない?」


と、いきなり変な質問をしてしまった。唐突にこんな質問をされた菜月も、物凄く不思議そうな顔をしていたが、私の何かを察したのか、


「大丈夫ですよ。私、次のビーチまではよくバスで行くんです。」


と答えた。それを聞いた瞬間、私はホッと胸を撫で下ろした。

バスに乗ること約30分程度。いよいよ最後の目的地に着いた。そこはまた、マンリービーチとは違った、爽快な青い色の海が広がっていた。また私は、景色の美しさに魅入られながら足を進めた。こちらのビーチは、先程のマンリービーチとはうってかわって、多くの人が海水浴を楽しんでいた。ビーチが活気に溢れている、といった感じだ。私は菜月に、


「ここは何て名前なの?」


と尋ねると、


「ここは、ボンダイビーチです。シドニーでは一番有名なビーチですよ。」


ボンダイビーチ。何か聞いたことあるな?ふと考えると、職場の同僚の人が言っていたことを思い出した。職場の同僚の人は、今の案件が取れる前に提案でシドニーを訪れていたのだ。その事を話してくれたのを思い出した。


『シドニーに行ったら絶対に海に行った方がいいですよ。マンリーとか、ボンダイとかすごく綺麗なビーチがあって、あれは見ておかないと損ですね。』


なんて話をしていた。その時は、まさか自分がオーストラリアに来るなんて事は微塵も想像していなかったので、『はいはい』と言った感じで聞いていたのだが、まさかその海に自分が本当に来るとは思わなかった。それと同時に、同僚が言っていたことは本当だったと改めて確信した。この風景は、シドニーに来たなら絶対に見ておかないと勿体ない風景だ。そんな事を考えていると菜月が、


「そういえば、ボンダイブルーって知ってます?」


と聞いてきた。ボンダイブルー。はて、聞いたことが無い。私は菜月に、


「いや、聞いたこと無いなあ。」


と答えると、菜月はすかさず、


「じゃあ、iMacって知ってますか?」


私も伊達にシステム屋をやっているわけではない。iMacは当然知っている。


「iMacは勿論知ってるよ。何で?」


と聞き返すと菜月は、


「あのPCって、青色だったじゃないですか?あの青色の事を『ボンダイブルー』って言うんですよ。そして、その『ボンダイブルー』のボンダイは、このビーチを思い出して名付けられたそうです。」


「えっ!そうなのっ!」


私は驚いた。あの一時代を築いたiMacの青色に名前が付いていたなんて。しかも、その色の名前の由来の海が、自分の目の前に広がっているとは。そんな事は、私自身考えたこともなかった。しかし、こうやって話を聞かされて、その由来となった海が自分の目の前に広がっていると思うと、なんとも不思議な心地である。でも、確かにこれだけ綺麗な海だと、名付けた人の気持ちもなんとなく分かる気がした。それと同時に、自分がいた世界の小ささを改めて知らされた、そんな気がした。


しかし、そんな事もすぐに忘れ、私は写真を撮ったりビーチ沿いを歩いたりとこのボンダイビーチを十分に堪能し、日も暮れかかったところで菜月と二人、このビーチを後にした。


帰りのバスの中、私と菜月は時間を惜しむように、いろいろと話をした。


「今日は本当にありがとう。出張に来る前は、何も用意してこなかったから、この週末どうしようかと思ったけど、菜月ちゃんに会えて、しかもいろんな所に連れて行ってもらって、本当にいい思い出が出来たよ。」


「本当ですか、それはよかったです。私も久しぶりにルームメイト以外の人と出かけられたし、これだけ喜んでもらえるなんて思ってもみなかったので、私も楽しかったです。」


「いやいや、僕からしたらホント菜月さまさまだよ。昨日、マネージャーと飲みに行ってなかったら、週末はホテルで引きこもりになってた可能性大だからねえ。」


「そう言ってもらえると、今日は本当によかったです。明日はどうするんですか?」


「明日はちょっと周辺を散歩してみようかと思ってるんだ。」


「そうなんですね、明日は私はちょっと予定があってお付き合い出来ないんですけど、楽しんでくださいね。」


「ありがとう。そういえば、全然話変わっちゃうんだけど、菜月ちゃんは日本にいつ頃帰る予定なの?」


「私ですか?私は九月には日本に帰る予定です。もしかしたら、また来ちゃうかもしれませんけど。」


菜月は笑いながら答えた。


「ちなみに、日本はどこに帰るの?」


「東京です。私、こう見えて東京生まれ東京育ちの江戸っ子なんです。」


「えーっ!東京なの?!俺も実は東京に住んでるんだよね。」


今更ではあるが、一日一緒にいて、こういった話は全然していなかったのだ。異国の地にいると、日本人で且つ同じ所から来ているというだけで、妙に親近感が湧くのである。そんな話をしていると、あっという間に菜月の最寄りのバス停についてしまった。バスの降り際に菜月は、


「今日は本当にありがとうございました。もし何か困ったことがあったら、いつでも電話して下さい。」


と言い残し、バスを降りて行った。私はバスの窓越しに手を振りながら、菜月と別れた。ホテルに戻ると一気に疲労が私の体を襲い、夕食も取らぬまま、そのまま深い眠りについた。


翌日。私は朝食を済ませると、シドニーの街中の散策へと向かった。まずはロックス方面へ。地理的には昨日訪れた、フェリー乗り場があった、サーキュラー・キーの近くである。この辺りでは、週末になるとフリーマーケットが開かれており、特にロックスの場合は、「ロックス・マーケット」と呼ばれ、多くの観光客が訪れる。石造りの古い建物が並び、カフェやパブが軒を連ねており、その一画を通るジョージ・ストリートに立つとんがりテントがロックス・マーケットのメインとなっている。


私は近くの喫茶店でコーヒーを購入し、それを片手にいろんなお店を眺めてみた。様々なお店、様々な商品が並んでいて、見ていても全く飽きない。週末をのんびりと過ごすには、なかなかの場所である。


一通りロックスの街並みを見終わると、私は次にセントメリーズ大聖堂へと向かった。ゴシック様式のこの教会は約200年前に建てられており、シドニーを代表する建築物の1つになっている。日本ではなかなかお目にかかれないような建築物だ。敷地内には緑も多くあり、周辺ではゆったりとした時間が流れている。


私はこの後もいろんな所を散策してみたものの、気がのらず、夜を待たずしてホテルへと引き返した。

気がのらない理由は明確だ。やはり、誰かと一緒に回るのと一人で散策するのとでは、楽しさが大きく違う。これが出張であるが故の、一つの寂しいところである。一期一会ではあるが、菜月の存在は私には大きかったのだ。


オーストラリア最終日。この日私は、ホテルから客先へ向かい、打合せを終えた足でそのままマレーシアへと戻る予定となっていた。朝、ホテルの部屋でチェックアウトの準備をしていると、デスクの上で無造作に転がっているサングラスを見つけた。そう、菜月が貸してくれたサングラスだ。私と菜月はサングラスの事などすっかり忘れてそれぞれ帰路についていたのである。サングラスに気づいた瞬間、私はすぐに菜月に連絡しようとも考えたが、朝の七時過ぎに電話をかけるのはさすがの私も気が引けた。


時間がない。刻一刻とチェックアウトの時間が迫ってきている。


フロントに渡して取りに来てもらうか、郵送するか、いろんな手立てを考えたが、結局私はそのサングラスをバッグの中にそっと忍ばせホテルを後にした。


マレーシアに戻り、サングラスの事もあり、私は数回菜月に連絡を取ったが、私からのコールに出ることはなかった。彼女にとっては、大したことないただのサングラスだったかもしれない。しかしそれは、私にとって思い出の一品となった。

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