第十二話 その三
とりあえず昼がくるまでに準備をすませて待っていると
「アヤメ~きたわよ~」
とゆう声と店の扉が開く音が聞こえました
・・来ましたね 師匠・・・相変わらずです・・・
私は師匠を迎えに声の方へと行く
・・ミサキさん来てくれました・・・
私の目に映ったのは緑の髪を腰まで伸ばし深緑の目をした見た目美女の女装した師匠と
藍色の肩までの綺麗な髪に黒い眼の格好良すぎる男装のミサキさんでした
ミサキさんは整った涼しげな美人さんですよ・・
ミサキさん相変わらず格好良すぎます美人すぎます・・・
憧れちゃいますよ~うはぁ 恰好いいです~
「久しぶりです師匠 ミサキさん」
挨拶をすると
「久しぶりね アヤメ」
師匠 女口調は相変わらずですね
声も女っぽく変えてますし
「久しぶり アヤメ君」
笑顔で挨拶してくれました
うん 美人さんです
「はい 取りあえず中へ入ってください 紹介したい人もいますから」
「あら?な~に 彼女?すみにおけないわね~」
「そうなの?会ってみたいな」
師匠がニヤニヤしながらつついてきます
・・ウザイです やめてください
ミサキさんはいいです 師匠みたいにからかいを感じません
「・・中に入りましょう サエラもリオンも待ってますよ」
「サエラちゃんってゆうのね・・堅物のアヤメの彼女、見てみたいわ~」
「楽しみだな~ふふ 挨拶しないとね」
堅物って何ですか・・・堅物って
私は好きな人ができなかっただけですよ
「・・・アヤメ、そちらの方々が客人か?」
・・もたもたしてたらサエラ迎えにきちゃいましたよ
「え・・ええ、こちらが「可愛いっ!何この可愛い子」
・・そう言って師匠がサエラに抱きついて行きました
サエラが困ってるじゃないですか
私のほうへ、助けて・・ って目で見てきてるじゃないですか
「師匠・・サエラに抱きつかないでください」
・・サエラに触らないでくださいよ
師匠は女装してても一応男なんですから
「い~じゃない 減るもんじゃなし~」
「減ります、私が嫌なんです 離してください」
「・・うん もう離してあげようね 嫌がってるからその子」
ミサキさんも味方してくれました、離してください師匠
「・・・しかたないわね~」
そう言って渋々サエラを解放した師匠は
「初めまして アヤメの師匠のセラよ サエラちゃん」
「私はミサキだよ セラがごめんね」
「は・・はい 余はサエラといいます アヤメに世話になってます」
とゆう挨拶をかわしていた
・・・中にはいりましょう そろそろ
「・・リオンが待ってるのでそろそろ行きませんか?」
「あ、そうね リオン君にも会いたいわ~」
「うん 久しぶりだな~」
「さ、行きましょう」
そう言ってサエラと師匠の間にわってはいる
師匠にまた抱きつかれるとたまりませんからね
リオンの待っているリビングへと入る
いつもは三人分しかない椅子も今日はきちんと五人分用意してある
皆に椅子に座るよう促し私は飲み物の用意をする
今日の為に用意したのはなかなか手に入らない最高級の紅茶と
私の手作りのお菓子だ
コポコポとお湯を沸かす
ああ やっぱり師匠と会うと少し疲れるなあ
新キャラ登場です!