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夏休みに頑張れなかった受験生へ

作者: 謎の妖精

頑張れという単語が嫌いな人は見ない方がいいかもです。

夏休みは受験の天王山だ。

大学受験にあたりこういう言葉をあちこちで耳にしているもしくは目に入れている受験生は多くいるだろう。現に私がそうだった。

この短編は、この標語を耳にタコができるくらい聞かされているのにも関わらず、夏休みに勉強を頑張れなかった受験生に届けばと思って書いたものだ。

え、なに。投稿者はどうだったんだって?

もちろん、一日に三時間くらいしか勉強していませんでしたが、何か!!!

ごめんなさいすみません、どうかブラウザバックしないでください。本当なんです。朝起きて英語と数学やってから飯食って暑くなったから近所のブックオフに行って銀魂読んで六時くらいに帰ってきて晩飯の下準備して親が返ってくるのを待って適当に暗記科目やって晩飯食ってアニメ見て風呂入って寝てたんです。本当なんです。

うん、自分で書いててなんだがなんて受験生だ。一浪するのも納得だな。

まあ安心してください。第一志望校にはちゃんと受かりました。


話が脱線しましたね。

夏休みに頑張れなかったと書きましたね。

個人的に言えば、毎日十四時間とかは頑張る必要ないんじゃないかって思います。多分どうあがいてもその十四時間を100%で生かし切ることなんて不可能ですからね。

正味な話、勉強時間は一日十時間あればいいんじゃないかって思います。ただしこれはマックスに集中してやるならという話です。

で、なんで夏休みが大事なのかって言えば、この十時間以上まとまった時間が取れるというこの点にあると思います。自分の苦手な分野とかどうしても時間を食う部分の勉強は、夏休みにするのが最後のチャンスだからというわけです。

実際に自分も、英語の単語と文法と和訳の基礎を徹底してやってました。

じゃあそういう部分がない受験生とか、そもそもそこまで頑張らなくても行ける大学が第一志望の受験生は頑張らなくてもいいのでしょうか?

そうかもしれません。

しかし個人的にはそういう受験生も夏休みに最低限の知識やテクニックのメンテナンスはしといたほうがいいと思います。大学受験なんてなにが起こるかわかりませんからね。2022年度なんかはよい例です。

どちらかというと、この短編は自分のレベルよりも高い、志望倍率が高い、シンプルに偏差値が高くてムズイ、そういった大学を目指す受験生に向けて書いてるつもりです。まあそういう受験生はなろうを読まないかもしれんが。

え、暗に投稿者もかつてそのような受験生だってマウント取りに来てんじゃないかって?

すまん、そう言ったつもりはないんだ。でももしそう思ったのなら謝る。でもそう思うってことはそれなりに受験に本気なのだろう。貴殿が第一志望校に受かることを祈っている。

でもあれだよ、そう思うってことは多分相当ストレスたまってるよ。どこかで発散した方がいい。一人カラオケとか。学校の誰もいない場所で叫ぶとか。あとは、うん、まあじぶんで考えてくれ。ストレスの解消方法なんて人それぞれだしな。

そうそう、ストレスといえば、受験勉強は大多数の人間にとってストレスがたまる行為であろう。私もそうだった。だからストレス解消法は一つは持っておいた方がいい。二郎ラーメンをドカ食いするとかでも構わない。

というのも、模試とか本番で最も重要なのは自分の100%の力を発揮することだからだ。100%以上を発揮することは個人的にはできる、と思っているがその話を欠くと長くなりそうなので割愛する。

ストレス抱えすぎると100%じゃなくなっちゃうからね


あれ、また話が脱線したな、というか文体がぐちゃぐちゃだ。まあいいや。

そう、夏休みに頑張れなかったという話だったな。

元大学受験生として言えることは一つだけです。

じゃあ二学期からがんばれ。

夏休みに頑張れなかった。それは仕方ない。それぞれの事情とかもあるでしょう。

でも、だったら二学期からがんばれ。

夏休みも努力できなくて、二学期も努力できないってのなら、それこそ本当にダメだ。それが一番最悪のパターンだ間違いない。

二学期からがんばれ。

夏休みも頑張れなかった俺ができるわけないとか思ってるならもう一度言ってやる。

やれ。

夏休みの遅れを挽回するつもりで死ぬ気で勉強しろ。

他に方法はない。

もし落ちたらとか考えてる暇があったら机に向かえ、スマホはわきにおいておけ。

自分から逃げんな。

極論を言えば、受験の半分は自分との戦いだ。苦手分野はもちろんのこと、自分の中の勉強したくないという感情、こんなの頑張んなくても人生どうにかなるべ、落ちてもいいや、そういう感情と向き合う必要がある。

夏休み頑張れなかった。でも二学期頑張った。だから受かった。

おめでとう。

夏休み頑張れなかった。二学期頑張った。でも受からなかった。

つらいだろう。夏休み頑張れなかったから落ちたのだろうか。それとも他の原因があったのだろうか。

でも、ひとつ言えるのは、君は自分の失敗を挽回するために努力できる人間だということだ。それはとても大事なことだ。

夏休み頑張れなかった。二学期も頑張れなかった。でも受かった。

そうか、まあいいんじゃないんですか?

でも、自分のありったけをかけて挑戦する機会を一つ失ってるけどな。まあこれから先の人生でそういうきかいがあるってんなら別に構わんとは思うが。

夏休み頑張れなかった。二学期も頑張れなかった。受からなかった。

これはもうあれだな。自業自得ってやつだ。厳しいようだが仕方ない。これが現実だ。

どれがいいですか?

どの世界戦がいいですか?

それを決めるのはあなたです。

それと、もしも何とかなるよっていう言葉を期待してここを開いたやつにここで言っておく。そのセリフは言えねえ。というかこんなとこでそのセリフをいってもし頑張らなくておれのせいにされたらたまったもんじゃないからな。

もしもそのセリフを期待してるんだったら、少なくとも罪悪感があるということだから、まあ二学期も頑張れんだろ。という一応の励ましは送っておこう。

極論こういうのって最終的には個人の問題だからな。塾に通ったって自分で勉強しようとしなければあんまり意味はないのと一緒だ。

え、じゃあこの短編になんの意味があるんだって?

俺もよくわからん。

夏休みに頑張れなくて一浪したあの時の気持ちを、道端ですれちがった受験生を見てふと思い出してこの気持ちを昇華させるために書いたのかもしれん。

でも、間違いなくこれだけは言える。

夏休み頑張ったかはすべてじゃない。

そりゃそうだ。大学受験がそんな単純なわけがない。

でも、夏休みに頑張れる奴は多分受験に強い。

それでもみんながみんな夏休みに頑張れるわけじゃないだろう。

夏休みに頑張れなくても、第一志望に合格する可能性だってある。

でもとりあえず、夏休み頑張れなかった奴はとりあえず二学期からがんばってほしい。いきなりアクセル全開にしろとは言わんが、まあ意識は高めにしといたほうがいい。

いつやるか、今でしょ。

もうめっちゃ昔のネタになっているけど、マジでだいじな言葉だと思う。

おれはあの人の授業受けたことがあるから知ってんだけど、これ元々は国語の授業で漢字の勉強をしない生徒(もしくは現代文で漢字が満点じゃなかった生徒だったかもしれん)に対して、国語のためには漢字の勉強が必要だ。じゃあ漢字の勉強をいつするんだ。今でしょ。

という流れの中でつかったらしいのだ。それがトヨタの人の目に留まってCMになったのだそうで。

ちなみに言っておくと、俺は別にあの人のファンでも何でもない。まあ好きか嫌いかで言えば多分好きな方に入るんだろうな。面と向かって対面したら多分怖くて逃げだすとは思うけど。

まーた話がそれちゃったよ。

ともかく、もし受験生の君が夏休み頑張れなかったとしたら、解決策はただ一つ、二学期からがんばることだ。他に方法はない。

頑張りたくないという気持ちは頑張って圧縮して捨ててこい

この努力のスタートを一日でも遅らせるなら、それこそ夏休みの差を埋める機会を延々と先延ばしにしていくことになるからな。

今からがんばれ。

そうださっきの今でしょの話ここにつなげればよかったのか。

こういう文章を書くのははじめてだからきづかなかったぜ。

それと一日一日、なにか勉強上の目標を立てて過ごすことをお勧めしておく。小さい目標があるだけで一日がだいぶクリアになるからな。

ずいぶんあいまいな言い方だと思うかもしれないが、とにかくこういう言い方しかできなかったのだから許してくれ。

長々と書いてきたが、少なくとも私は今年の大学受験生を応援している。新課程が始まって最初の年だからね。

この文章を読んで色々感じることがあるかあるかもしれない。受験生じゃない人はまあいいとして、受験生はぜひその浮かんだ感情を考えてみてほしい。そしてそれを勉強にぶつけてほしい。

そういうわけで、ここで筆をおくことにする。長すぎて勉強時間を奪ってもあれだからね。

それじゃあ、アディオス。

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