耐えられそうにない
読んでいただきありがとうございます。
めっちゃ間が空いたのに内容カッスカスですいません。
次はちゃんとやります。
一日目でイベントが詰まりすぎじゃないか?
「いやです。」
流石にお風呂は嫌だ。
「なんで!?いいの?私がお風呂に入らなくて!?」
「良くはないですよ!でも流石にお風呂はダメでしょう!」
「一緒に入るわけじゃないよ!ただお風呂のドア越しにいてくれればいいの!」
「俺の気持ちを考えてください!ドア越しに・・・・・・裸の女の子がいるんですよ!?無理でしょ!?」
樋口さんは黙った。考えてるっぽい。そうして時間が経つたびに顔が赤くなってきた。
「・・・・・・だ、大丈夫。」
「嘘つけ!顔赤いっすよ!?」
「・・・・・・1人で入ってきます。」
とぼとぼと歩いて行った。
「いってらっしゃいませ。」
樋口さんは部屋から出て行った。
さてどうしよう。この部屋に俺1人は厳しい。物色は絶対ダメだしな。よし、突っ立っとこう。
約20分が経った頃、樋口さんが帰ってきた。
「なんで突っ立ってるの?」
「気にしないでください。」
「ふーん。・・・・・・寝てる時襲わないでね?」
とんでもないことを言ってくるなこの人。
「襲わないですよ。てか男と一緒に過ごす危険性にやっと気づきました?」
「うん。もしかして私言ってることやばかった?」
「だいぶ。」
「気をつけます・・・・・・。てかもう1時じゃん!」
時計を確認すると確かに一時を指している。
「はやく寝ましょうか。」
「うん。ベッドに寝っ転がって。」
「本当にやるんですね。」
俺は言われた通りにベットに寝転がる。
「まっすぐ寝ないで。横になって寝て。」
「・・・・・・はい。」
寝方まで決めるのかよ。
樋口さんは電気を消して慎重にベッドに乗って俺の後ろで寝転がる。
「後、むかないでね。」
「向きませんよ。」
約10分が経過した。
寝れるわけない。ここで俺の悪魔が出てきた。
寝顔を見ちゃえよと囁いてくる。どうやら俺の精神世界に天使はいないらしい。
後ろを向く。
「あっ・・・・・・。」
「・・・・・・向いちゃダメっていったでしょ?」
優しく囁くようにいってきた。
こういうこと思っちゃいけないんだろうけど。少し赤くなって、目を逸らした樋口さんがすごく可愛かった。
「なんでまだ見てるの!?早く後向いて!!」
「す、すいません!!」
最初は緊張して眠れなかったがだんだん疲れがあったからかぐっすりと眠ってしまった。
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