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後夜祭の後日談

 はーい、では話しまーす。

 先程「いつか話せる日が…」なんてことを言ったが、普通にくだらなくてもったいぶる必要が一ミリもない話なので、今ここで説明します。

 まず、二人から襲われ始めた瞬間、後夜祭の花火が終わりました。すると、部屋は真っ暗になります。

 そして、レイさんは確かに叩き始めました。でも、間違えてミナを叩き始めました。どこを叩いていたのかは暗かったので全く分かりませんでしたが、「はぅっ、あぁ〜ん!」というミナの喘ぎ声が非常にエロかったです。あ、すいません。話が逸れました。

 すると、ミナは俺が叩いたのだと勘違いしたのです。何故かミナはさらに興奮し出しました。

 ここで俺は、「これ、ミナとレイさんだけで完成してねぇか?」と思いました。なので隙を見つけて高速でその場から移動しました。

 完全な変態プレイ中だった二人は俺がいなくなったことに気づいていない模様でした。俺はなんとか教室のドアを見つけ、そぉーと教室を脱出することが出来ました。その後も変態プレイは続行されていましたが、彼女らもいつか気づくだろと思い、帰宅しました。…はい、以上!

 

 そして今は火曜日の朝、ミナと一緒に学校に登校している。昨日は振替で休みだった。

 ミナとは先程から普通に会話はしているが、彼女はどこか落ち着きがない。

 そして、ちょうど公園の前まできたところで


「あ、レイさんだ。」


 少し前をレイさんが歩いていた。その瞬間、ミナが急に


「ちょっと霜太ごめん! 先行くねっ…」


 と言ってレイさんに近寄って行った。

 ミナが話しかけると、レイさんは突然振り向き、俺と目が合うや否や顔をを赤くして俺から目を逸らした。

 その後二人は何かを話した後、走って先に学校に向かってしまった。

 俺はついニヤついてしまった。


「なんか面白い一日になりそうだ。」




***




 学校に着き、ホームルームが始まるまで時間があるので机でぼーっとしていると、後ろからミナの声がした。


「少しいいかな…?霜太。」


 振り向くと、ミナはもじもじしていてその上俺と目を合わせようとしない。

 さて、何について話してくれるのかな? まぁ分かってるけど…


「どうしたんだ?」

「ここだとあれだから…、ちょっと廊下に来てくれない?」


 ミナに連れられ、俺は廊下に出た。するとそこにはレイさんもいた。彼女もミナと同じような様子だ。


「じゃあ言うよ、霜太!」 


 ミナは何かを決意したのか突然表情が変えた。そして、俺を指差しながら堂々と言ったきた。


「霜太! 一昨日はよくもやることだけやって逃げてくれたねっ!」

「は、い!?」


 やることだけやって? いや、俺何もしてないぞ!? 


「どちらかと言うとやってきたのはミナの方かと…」

「そんなことないもんっ!!」


 ミナは涙目で否定してきた。あれ、もしかして…

 お次にレイさんが叫んだ。


「そ、霜太君! ウチが何回も叩いてあげたのにずっと無視して! ミナの喘ぎ声しか聞こえてこなかったよ! ひどい!」


 あ、これ大体分かった。この二人の目的。それはそうと、「喘ぎ声」とか廊下で叫ばないでくれ。

 要するにこの二人、絶対に誤魔化し通す気だ。根拠は二つ。

 一つ目は、ミナの慌てよう。ミナとはそこそこ長い付き合いなのでそれくらい分かる。

 二つ目は、「喘ぎ声」について。だってレイさん、普通気づくだろ!? 自分が叩いてるタイミングと同時にミナが喘ぐんだぜ。逆にあの暗闇の中、レイさんが叩くと同タイミングで俺がミナに何かできたらそれはそれで賞賛されるレベルのことだ。例えるならば、あの太鼓のゲーム…

 こんな状態の二人に、俺はなんて言ったらいいだろうか? 

 とにかくもう後夜祭のことは終わりにしたいし…

 …そうだ! 俺は悟りを開いているお坊さんのように言った。


「大丈夫、全部分かってるから。でも俺は何も気にしてないよ。誰にだって失敗はある!」

「霜太〜! 大好きー!!」

「霜太君! 愛してる〜!」


 と二人が同時に抱きついてきた。安心して親に抱きつく無邪気な子供のように。


「ちょっと、二人とも!?」


 現在、二人の柔らかい部分がむにゅっと俺の体にあたって来ている。

 あ…………っていけない!ダブルおっぱいについ放心状態になってしまった。

 ん? そういえば、一昨日に続いて最近はこんなラッキーな展開が続いているような…

 …まさか! これ、この後なんか最悪なことが起こるんじゃ!? 

 俺がフラグに気付きかけたその時−


「あなたたち、何してるの?」

 

 と、どこかで聞き覚えのある声がした。

 やばい! 誰かに見られてしまった! …あ、ここ廊下か。

 正面を向くと、目の前にはあの先輩が立っていた。そう、爆食の先輩。

 

「先輩、ど、どうかしたんですか?」

 

 すると彼女は言った。


「怪物がいるの。」


 …あー、最悪なこと起きちゃったぁぁーーー!!



 



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