【夏/ひまわり】 しょぼくれても
悔しいです。
理系の夫に、鼻で笑われました。
いつでも太陽の方を向いているから「向日葵」というのだと思っていました。
太陽の動きにあわせて向くのはつぼみの時期だけで、開花したあとはじっと一定の方向を向いているんだそうです。そういえば、昼の12時に真上を向いているひまわりなんて見たことないですもんね……。
ぐぬぬ……。それにしても悔しい。
くそぉ……漢字に弱い夫が「最期」を「さいき」、「疾病」を「えきびょう」と読み間違いをしても、笑わないで我慢してあげたのに!
悔しいので、ひまわりが太陽の方を向いているように見えるアングルで撮影してみました。
ええ、そうです。私は負けず嫌いです。
大人になっても知らないことはいっぱいあるはずなのに、積極的に学ぼうとか知ろうと思わなくなっていることにふと気づきました。
「善処します」とか「検討しましょう」とか、かしこそうな断り文句ばかり覚えてしまって、頑張らなくていいように自分を守ってしまいます。
これからは頑張ります! と誓えればいいんですけれど、年々その元気と持久力がなくなってきまして……。
先ほどのひまわりの近くに、しょぼくれたひまわりが生えていました。
もう咲ききって、枯れる前なんでしょう。
充分頑張ったよ。お疲れ様! そんな風にねぎらってあげたくなるようなしょぼくれっぷりです。
上を向いてばかりでなくてもいいかな、という気分になりました。
何かを知らなくても、誰かに負けていても、世間並みの速いペースについていけなくても、嫌われても、まあ頑張らなくていいかと自分を許してあげることにします。ぼちぼちマイペースで行きます。
☆
ここで俳句モドキを一句。
ひまわりは しょぼくれても 向日葵だ
川柳みたいになりました。季語を2種類使うのは「季重なり」といってダメらしいんですが、同じ季語を2回くり返すのもダメなんでしょうか。ググってみたけれど、わかりませんでした。
☆読んでくださった方、ありがとうございました☆
※サブタイトルの書き方を少し変えました(過去記事も変更済み)