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グリモワールで人助け~虚無の書~  作者: 柳木優渡
全ての始まり
7/15

魔導学は辛い



セルビア姉様が来てから早くも一週間もう季節は夏真っ盛り。

セルビア姉様というのは愛称で、この家にいる間は、姉のように接してほしいらしいとのこと。

 ちなみに俺は現在、絶賛ランニング中である。

なぜか?と言うと魔導学の授業の最中だからだ。

また、そこでなぜ魔導学なのに筋トレを?と疑問が来るだろう何せ俺も疑問に思ったからだ。

なんでも魔導師には、体力も重要らしい。昔すごい魔導師がいたそうだ、その魔導師はある日盗賊に襲われてあっけなく死んだそうだ、なぜかというと体力がなかったからというそれだけのことだった。

 なので体力をつけるトレーニングをしているらしい。

勿論の事で俺にあった量でやってくれているのだが正直めっちゃきつい。


「頑張れよ〜あと少しだぞー」と日陰で冷たいドリンクを飲みながらセルビア姉様はくつろいでいる。






それから更に一週間がたち…………

「はぁっ………つ、疲れたー」と言いながら自分のベッドに横たわる。

まじで疲れたちょー疲れたわ、あーもう動きたくない。

『若様、よろしいでしょうか?』とセアがドアの向こうから様子をうかがってきた。

「あーいいよ」と最低限で答える。するとグリアが突如

主殿、流石に疲れたか?と聞く。

流石にどころじゃねーよ。めっちゃ疲れたわ。

グリアと言い合いをしている内にセアが入ってきて、『若様、旦那様とセルビア様が食堂でお待ちしております。お急ぎ下さい。』

「ん?ああ。わかった今行こう」

ちなみになぜ、セルビア姉様が一緒に食事をとっているかと言うと、お父様の昔の知り合いだそうで特別らしい。



「セルビア、ウォレスはどうだ?うまくいくか?」といつものように落ち着いたお父様がセルビア姉様に聞いた。

『何言ってんのよ、この私が育ててるのだから完璧にしてみせるわ』

「ウォレスはどうだい?楽しいかい?」とお父様が食事のなか唐突に聞いてきた。

「はい、毎日が楽しいです」と答える。

「そうかい頑張れよウォレス」

俺はなにせ人助けという目標があるからな頑張っていかないといけないしな。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

次回は一週間構想を練って行くので年明けて第2日曜日に投稿予定です。

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