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グリモワールで人助け~虚無の書~  作者: 柳木優渡
全ての始まり
5/15

楽しいパーティとメイド

 私はこのマイスターツ家に仕えるメイドです。

両親ともにマイスターツ家で働いています。

旦那様は優しいお方で使用人にも気遣いをしていただいてます。

貴族なのに貴族らしくないと、皆口々に言います。

実際私が以前旦那様の部屋へ飲み物を運びにいった時、お礼を言われてしまいました。

そんな旦那様には、一人息子がいます。

今年で5歳になる、ウォレス様です。

ウォレス様も旦那様に似たのかとてもお優しいお方です。

いつもは旦那様の書斎に行き読めるのかわからない本を読んでいます。

使用人達は、みな、若様は、本がお好きなようだ、それにまだ幼いのに礼儀もしっかりしている、将来若様が旦那様のあとをついでもこれなら問題ない、と喜んでいた。

私は、したっぱメイドだからそこまで気にしてはいない私がうまく生きていければそれでいい…そう、確かに思っていた………けどあの日……。






私は旦那様の書斎で本の片付けを命じられた。若様は窓際の机に座り本を読んでいる。書斎には、とても高価な壺がひとつ飾ってあった。

私は、本を持ち上げ運ぼうとしたその時、その高価な壺にぶつかってしまい壺を割ってしまった。

 しまった………私は自分のしでかした失敗をどう取り繕うか一瞬迷ったでも、壺は戻らないので素直にあやまろうと、決めて壺の割れる音を聞き付けた使用人がきて謝ろうとしたその時。


 若様が使用人の前行き「ごめんなさい!僕がセアが本を片付けていたのに無茶をいってしまって壺を割ってしまったんだ。本当にごめんなさい。」と頭を下げた。

使用人と私と若様の間にしばらく沈黙が続く。しかし、使用人が『いえ、若様、頭をおあげください。旦那様へは、猫が入り込んで割ってしまったと、いっておくので』と慌てる使用人。

「本当?ありがとう!!」と若様は言うと「セア大丈夫かい?怪我はない?」と気遣ってきて私が大丈夫です、と答えると安心したようで、机のところに戻り本を読み始めた。


 何故?最初に抱いた疑問は若様が何故私をかばったのか?使用人の一人がミスをしたからといってそれを庇う必要はないはず、むしろ怒られるはずなのに、さらに私に怪我がないか聞いてきた。


ふつうたった5歳の子供がそんなことをできるはずがない。

それと同時に私は、この人に仕えるべきだと本能のようなものが訴えてきた。


それから私はもし若様に仕える機会があれば必ず仕えようと、そして仕える時がこんなにも早くくるとは思いもしなかった。

 

私は若様に仕えます一生涯あなた様をおささえいたします。

身内のパーティの最中若様はお付き使用人に私を選んでくれた、これは誇るべきことだ、こんなにも簡単にお仕えする機会が訪れるとは………。

「私などで良ければ一生涯お仕えいたしますウォレス様………」

と、パーティのあと疲れて眠った若様に私は言った。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

クリスマス企画ぽい唐突な投稿ですがなにとぞご容赦を。感想お待ちしております。感想があると投稿ペースが上がるかも……………………

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