ステータス-2
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ステータス
名前 − 年齢 − 性別 男
種族 人間族
職業 アトランテ帝国グレルイド大公家三男
体力 −
魔力 −
筋力 −
俊敏 −
知力 −
【状態】
無
【魔法適性】
−
【スキル】
鑑定EX
【固有スキル】
−
【称号】
−
【加護】
・神の愛子
・神の寵愛を受けし者
・神が全てを捧げる者
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんかすでに鑑定のスキルがついてるんだが…
しかも、EXて。限界突破してね?なんか加護も凄そうだし。
というか、【状態】無ってなんだよ。
ステータス全体を見てそんなことを思った。でもやっぱり目を引くのは性別と加護だ。まあ、性別に関しては、男になりたいと思ってたからちょうどいい。『あ、男として生まれるのね』くらいにしか思わなかったし、なんなら嬉しい。だって私、腐女子なんだもん。ってことは自分の手で男性を可愛がることができるってことでしょ?最高じゃない?
今までは女性の私が男性同士の戯れにはいるなんてって思ってたけど、私が男なら堂々と入れるわけだ。これに関しては第三者の視点で見た時、全員男性であってほしいという私の勝手な意見なんだけど。
「…っっ///」
私が内心喜んでいると、すぐ隣にいたアステルが何かに驚いて顔を赤くした。まあこれはひとつしかないだろう。
あ、隠した。
私が見てるって気づいたらすぐ隠すのね、可愛い。
アステルが両手で顔を隠したことで、真っ赤に染まった耳が私に丸見えだ。
アステルはまたしても私の心臓をぶち抜いてくる顔で、潤んだままの瞳をこちらに向けてくる。
っ!
もともとアステルの顔も好みど真ん中の私には耐えられるはずもなく、当たり前のように撃ち抜かれた。
はい、本日二度目の上目遣い、ごちそうさまです。
…ちょっと涙目なのはなぜなのか。
あ、逸らした。
…。
すーーー、はーーー
…。
だあああああぁ!可愛いいいぃ!
一体この短時間で何回私の心臓を射抜けば気が済むんですか!
全く!私の変態が殻を破って全面に出てきそうになるからあなたのような美形でそんな顔をするのはやめていただきたいっ!
心臓が持ちません!異世界に行く前に死ぬかもしれませんよ!その時はしっかり責任取ってもらいますからねっ!
ふぅ…危ない。
私の心が盛大に暴れまくるところだった…
もう少しでもっと大変なことになってたよ。
アステルはもうちょっと自分の容姿を考えた方がいいわ…
これまでずっと私の心臓をぶち抜いてくるアステルの可愛さに耐えてきたけど、そろそろ限界を迎えそうだった。声に出さなかっただけ私は褒められていいと思う。もちろんだけど、恥ずかしそうに照れているアステルを優しく撫でて抱きしめたくなった。
それにしても…アステルの反応からして、加護って神様とかが意図してつけるものだけじゃなくて、勝手につくものもあるのかもね。
「あの、」
…。アステルさんよ、早く戻ってきなさい。
じゃないと撫で回しますよ?
「…あ、はい。…えっと、最初の名前、年齢、種族、職業はその名の通りです。優美はまだあちらで生まれてないので、「不明」または「なし」ってことで「− 」になってます。年齢も同様です。
性別は優美を見ている時に出てきた人物が男性だったのでしてみました。もし嫌でしたら、今なら変えられますので言ってください。
種族は優美が生まれる予定のグレルイド大公家が人間族なので、そこに生まれる優美も人間族です。
職業は産まれた家により異なりますが、優美はグレルイド大公家三男なのでそのまま表示されてます」
地位がそのまま職業になるのね。
わからんではないけど、ちょっと違和感。
「来世は男に生まれたいと思ってたので、そのままでお願いします」
「わかりました。間違ってなくて、よかったです」ニコッ
…もう何も言うまい。
「ありがとうございます」
「はい♪では次に、体力、魔力、筋力、俊敏、知力ですが、これは基本的に数字で表示されます。ただ、F〜SSと表示を変更することも可能です。両方表示させることもできます。もし、数値で測れなくなった場合、優美にのみXと表示されます。Xには限界値が存在しません。ちなみに過去の最大値はSです。
体力、魔力は使うほど減少しますが、回復します。1時間でどの程度回復するかは個人によります。また、ゼロになっても死ぬことはありません。そして、微量ですが食事によっても、回復することができます。しかし、一番回復できるのは休息を取ることです。
優美には減る量を抑えるスキルや、回復力を助けるスキルを取得していただきたいと思ってます」
ちゃんと私の意見を聞こうとする発言が多いな、これはとても好感度アップよ。
もう上がりようがないけど…既に限界突破したし。
「一番上の体力ですが先ほども言った通り、なくなっても死ぬことはありません。しかし、ゼロになればとっても苦しくて動くことなどできません。なので気をつけてください。
二番目の魔力ですが、魔法発動時に使用されます。これも死ぬことはありませんが、枯渇した場合には目眩、吐き気、頭痛に見舞われます。ただ、使えば使うほど全魔力量は増えます。この世界の全てが多少なりとも魔力を有していますので、食事により体力や魔力を微量であっても回復させることできます。
魔力には純度や密度が存在し、純度とはどれだけ『綺麗』かを言います。純度が高いと同じ魔力量の魔法でも威力が上がります。次に密度ですが、これは単純に魔法発動時にどれだけ魔力を込めるかです。量が多いほど威力は上がります。なので純度をあげる練習をしながら、密度を上げる練習も同時に行うことをお勧めします。
また、魔法はイメージとコントロール力がとても大切です。なので、はじめは詠唱を行う人が多くいます。ただ、イメージと魔力コントロールさえ上手くできれば詠唱は必要ありませんので、ある程度できるようになった段階で詠唱の省略や無詠唱の練習するようになります。
三番目に筋力ですが、これは単純に握力や脚力のことです。
四番目に俊敏ですが、これは純粋に速さを表します。筋力によっても上昇するので、鍛える場合は筋力と並行して行うことをおすすめします。また、俊敏が上がるほど対象の動きが見やすくなるので、攻撃を避けやすくもなります。
最後に知力ですが、魔力運用率の高さ、コントロール力の高さがわかります。そしてこの知力が高いほどイメージが正確になるため、より短い時間で発動できます。
ここまで一気に話してしまいましたが、何かわからないことなど質問はありますか?」
「今の所大丈夫です」
かなり一気に説明されたけど、結構王道感あったから、理解できた。かなり読み漁った小説達と内容を照らしてなんとなくこんな感じだろうとは思ってたから、スラスラ入ってきた。
ただ、理解はできたけど、覚えてるかって言われたら自信を持って言える気はしない。




