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すべて叶えよう   作者: 夜
第一章 幼少編
6/34

ステータス-1



「ふぅーん…わかりました。それで、えっと…魔法の属性とかってどうなってますか?適性がないと魔法が使えないですか?あと剣とかも使いたいんですが、できますか?」


「はい、まず魔法は火、水、土、風、光、闇、無、に大きく分けられます。これが属性と呼ばれるものです。また、時空や音など分類が難しいものや、よくわかっていないものは無属性で一括りにされています。

 魔法に対して適性というものはありますが、適性がなかったら使えないというわけじゃないです。なくても習得することは可能です。ただし、消費魔力が多くなったり、体に多少の負荷がかかったりします。

 また、剣などについても努力次第で使うことはできます。

 優美の場合、できないことはほとんどないと考えてくださって大丈夫です。

 あちらに行く前に取得するスキルや、初期のステータスの設定を()()()しましょう」



 なんか『一緒に』ってところを強調されたような…

 でも、できないことはほとんどないって!

 それは結構嬉しい♪やったね!



「あ、ほとんどできるんですね。よかったです。

 ありがとうございます」



 心の中ではテンションが上がったが、思ったより冷静に返してしまった。



「他に質問はありませんか?無いようでしたらステータスの設定をしようと思うのですが」



 うーん、そうだな…



「質問したいことはまだいっぱいあるので、ステータスの設定をする中で疑問に思った時にその都度聞きます」

「わかりました。その時は遠慮なく聞いてください。あ、設定を始める前に立ちっぱなしはなんなので、座りましょう。提案が遅くなってすみません」 



 そう言ってアステルは何もない白い空間を部屋に変え、ソファを出した。

 何がどうなってそうなるのよ…と思ったけど、ここは神様の空間だからできないことの方が少ないのだろう。



「どうぞ、座ってください」

「あ、ありがとうございます」 



 そう言って座ると、アステルもソファに座った。座るのには邪魔そうだなって思っていたらなんと、アステルのあの大きな翼はしまうことができると判明した。なんか急に光ったと思ったら粒になって消えていった。めっちゃ綺麗だった。あまりに綺麗で『おぉ』って言いそうになったけど、頑張って耐えて無表情を貫いた。褒めてほしい。まあ、耐える必要はないんだけど。


 ちなみにアステルの座った場所は私のだ。


 …え、?なぜ。


「…」


 いや、もう一つ出してそっちに座りなさいよ。

 なんで隣なのよ。

 しかもちょっと近いのよ。

 なんかめっちゃいい匂いするし…

 全く嫌じゃないからいいけどさ…



 むしろウェルカムですとかは置いておいて、ソファの座り心地はというと…



 それはもうすっごいふわっふわっだった。雲に乗ってるみたいってこんな感じを言うのかな?って思うほど。

 それにある程度の反発もあってすごい座りやすい。これは寝れる。まあ、そのせい?かわからないけど、アステルが若干私に寄りかかっている。かわいいです。



「それでは、ステータスの設定を始めますね。まず、『ステータス』と言っていただけますか?」

「ステータス」



 そう言うと目の前に青色の透けた薄いボードが出てきた。


 おー!さすがファンタジー!


 前々から気になってたんだけど、こういうのって結構触ってるシーンが漫画とかであるけど、あれって何もない空気を触ってるのかな。それとも、ちゃんと実態があってそれに触れてるのかな。私はそんな長年の疑問に答え合わせをするようにそっと触れた。



 ぷにっ



 えっ、

 あ、そこは硬くないんだ。



 ステータスボードに触れて想像していた感触と違うことに少し驚いた。当たり前のように硬いと思っていたが実際は少し柔らかく、指を押し当てると若干凹んだ。他の世界がどうかはわからないが、この世界のステータスボードは実態があって触れられることがわかったのでよしとしよう。



「ありがとうございます」



 ステータスを表示させたことにアステルがお礼を言った。別に『見せよう』と思ってはなかったけど、そこは神様だからなのか普通にみえてるみたいだ。



 表示されたステータスはこんな感じ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ステータス

 名前 −  年齢 − 性別 ()

 種族 人間族

 職業 アトランテ帝国グレルイド大公家三男


 体力 −

 魔力 −

 筋力 −

 俊敏 −

 知力 −

 ・

 ・

 ・

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