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すべて叶えよう   作者: 夜
第一章 幼少編
30/34

挑戦


 そう、俺がやりたいのは、、、


 







 『自分だけの世界』を作ることだっ!




 







 






 今のところ考えているのは2つ。

 今日はその1つ、『魔法の練習を好きなだけできる空間』を作るつもりだ。つまり、何してもいい場所だな。




 いちいち整地するのが面倒というのもあるが、周りのことを考えずにいろんなことを試せる場所が欲しかった。



 …ま、単純にやりたい放題したかったということだ。


 





ーーーーー







 ということで、

 空間魔法を発動する。


 


 広さは後からでも変えられるから、とりあえずは6畳ほどの空間を作った。

 時間の設定と併せて、地面と空、光を一緒に作った。それなりの魔力が減ったけど、めちゃめちゃに増やした今では、なんてことない。すぐに回復するだろう。

 

 



 外からこう見ると、世界のどこかを一部だけ写しているみたいだ。




 これからは今作ったこの世界を維持する必要がある。でも、維持に必要な諸々をずっと自分でやるのは面倒だから、世界に核を置くことにした。



 中に入って収納から結構大きめの魔力玉を取り出す。これを世界の核にする。これで維持しながら、太陽や月など、様々な役割をになってもらう。俺の全魔力を2回分込めたから、しばらくは大丈夫なはずだ。




 予定では今よりもっと広くなるはずだから、必要に応じて魔力玉を改良しよう。






 それと、万が一にも世界を維持している核が破壊されないように、核自身が自分に結界を張れるようにしてある。これは俺が壊そうと思って攻撃した時にのみ壊れるようになってる。

 だから、どんなに強力な攻撃でも俺の意図しないものであれば、壊れることはない。




 ま、壊れてもいいように本物の核は見えないようにして別に置いてあるんだけどね。裏から支えてるって感じだな。

 





 

 早速核を真ん中に配置する。


 核と世界の魔力を繋げ、俺との繋がりを切る。



 



 





 …














 うん、特に問題はないな。



 




 ただ、この広さだと魔法の練習なんてできないから、とりあえず目に見える範囲まで広げよう。

 

 空間魔法で広げて、空や地面などを形成する。





 本当は今の時点ではここまで広くしなくてもいいんだけど、どうせ後になったらやるんだし、ここで色々なことをやるつもりだからね。



 













 それじゃあ、


 今作った世界を『ファースト』と呼ぶことにしよう。


 ふっ、我ながらいいセンス。




 …。




 ちなみに、もう一つは『セカンド』にするつもりだ。どんなところにするかはもう決めてある。



 『サード』以降はまだ考えていないから、必要になった時にその都度考えよう。


 





 『ファースト』は今は俺の魔力だけ登録してるから、俺しか入れない。ただ、俺が自分の意思で許可した人、魔力を登録した人は入ることができる。


 






 うん、

 これで練習できる広さは確保できたな。

 あとは練習がてらいろんなタイプの地形を作っていこう。





 早速始めたいところだが、時間をゆっくりにしているとはいえ、あっちでは俺が消えたようになっているはずなので、バレる前に早く戻ろう。

 






 周りに誰もいないことを確認して、ファーストから出る。




 今後は念の為に、入るところも出るところも見られないようにする必要があるな。


 

 





 入ってからほとんど時間が経ってなかったから、まだお昼にもなっていない。

 


 

 筋トレも兼ねて魔力塊を操作しながら、剣術と体術の練習でもしようか。









ーーーーーーー



 






 しばらく1人で練習しているとソノットが来る。




 「ラウディエル様、昼食のご準備が整いました。皆様もそろそろお集まりになられる頃かと思います。」


 「わかった、着替えたら向かう」


 「はい」


 



 一旦部屋に戻り、サッとクリーンをかけて体と服をきれいにする。

 

 新しい服に着替えて食堂に向かう。









 「父さん、母さん。俺洗礼とお茶会以外で敷地から出たことないでしょ?だから午後はサウスに行ってみたいと思うんだ。」


 「ふむ、そうだったな」


 「確かにそうだったね。うん、いいと思うよ。

 行ってきな♪

 新しいことたくさん知れると思うよ♪」


 「ああ。ここじゃ経験できないこともたくさんあるしな。ついでにお金の使い方も学べるいい機会だ」


 「うん、ありがとう♪そうするよ」


 「…でも、1人は危ないから誰か連れて行ってね」


 「それならピアデを連れて行きなさい。ソノットが学園に言っている間はラディの世話を担当する予定だから、今のうちに仲良くなっておくといい。


 アピデ、ラディの護衛も兼ねてサウスに行ってくれ」


 「承知しました」


 

 そう言って1人の執事が綺麗な礼をする。

 きっとあの人がピアデなのだろう。

 一見細身で弱そうに見えるけど、鍛えていることがわかる。


 俺とは12歳離れているから今は17か。




 …若いな。






 結構前から思ってるけど、この世界は地球と比べて早熟だよな?




 世界が違えば常識なんて通じないけど、それにしてもすごいわ。




 俺が17の時は何してたかな?高2でしょ?


 …友達とはっちゃけて遊んでた記憶しかないわ。







 …うん。








 「ありがとう、父さん、母さん。

 ピアデ、よろしく。」


 「はい、こちらこそよろしくお願い致します。」





 そういうとピアデは下がっていった。




 「懐かしいな〜。俺が初めてサウスに行く時すっごくワクワクしたな。ディア姉さんと一緒に行ったんだよね。」


 「ええ、そうね。私も初めてはすごく楽しみだったわ。でも私たちはラディと違って洗礼が終わったら直ぐにサウスに遊びにいったわ♪」


 「俺も父さんと母さんに言って、授業休んで遊びに行ったな〜」




 へぇ、みんな直ぐに行ってたんだ。




 俺やばいな。


 自分でも半年出てないってことに気づいてびっくりしてる。洗礼が終わったら直ぐに遊びに行こうと思ってたのに、まさかもう半年も経ってたとは…






 チラッ


 クラウ兄さんがニヤニヤしながら俺を見てくる。



 「…」


 「ラディはずっと勉強と訓練してるもんな〜」




 うん、それは自覚あるから否定はできない。



 けど、、



 「兄さんたちだって勉強とか訓練ばっかりしてるじゃん…」


 「それは必要だからやってるんだ。でもラディは楽しいから、好きだからやってるんだろ?」



 うっ

 


 「それに錬金術だって学び始めんるだろ?最初に聞いた時は耳を疑ったよ。まだ増やそうとしてるんだから。」


 「本当よっ!私だってびっくりしたんだから。お父さんに休むことも大事なことだって言われてるでしょ?なのに全っ然休もうとしないんだから!」



 「うーん…」 



 だから休んで遊びに行こうとしてるのに、いつのまにかお叱りが始まった…



 ありがたいお叱りだからちゃんと受け取るけど…




 「姉さんたちの言うとおりだぞ。今は大丈夫かもしれないけど、いつかはラディの限界を超える時が来る。そしたらラディはぶっ倒れるかもしれない。

 もしそうなったら俺たちは大騒ぎする自信があるし、ラディも倒れたくないだろ?だから、適度に休むように口を酸っぱくして言ってるんだ。」


 

 まさか父さんや母さんだけじゃなくて、兄さんたちもこんなに俺のことを考えてくれてるとは思ってもみなかった。



 

 でも、もし兄さんたちが訓練のやりすぎで倒れたら俺も騒ぐ自信がある。気をつけよう。




 「うん、ありがとう。これからはちゃんと休むように気をつけるね。」



 確か、今朝父さんにも『休め』って言われたな…



 遺伝か?





 「ふふっ、ラディがようやく遊びに行ってくれるからみんな嬉しいんだよ」




 そういえば母さんにはそんなに休めって言われてないな。

 



 もしかしてこうなるって見越してたのか?

 だとしたらすごいな。






 「いっぱい楽しんでこいよっ♪」


 「うん、ありがとう」





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