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27.人質と獣人

謝罪諸々は後書きへ割愛!書き進めていたものを修正して出しました。

「ん...んん?」


 目が覚めると真っ暗な天井で体を起こして周りを見渡すとどうやら何故か牢屋に監禁されているようだ。おまけに足枷までついていて空気中に魔力を感じない。うーんこれはよくない。

 魔力が存在しない状態で魔法を使うと発動するための魔力が空気中に霧散してしまうため効果が著しく下がったりもはや発動することができないことが多い。そして失った魔力が自然に回復しなくなる。・・・でもおかしい、魔力が存在しない場所は数えるほどしかない。人為的にその空間を作り出す魔道具は禁止されたって姉さんが...


「お、目ぇ覚めたか。」


 向かい側には同じ状況で囚われている全身毛皮で覆われた狼頭の獣人がこちらを見ていて、暗がりの中青緑色の目が浮いているのは少し怖かった。


「えっと、どちら様で?」

「俺はギルグ、眠らされて気づいたらこのザマよ。驚いたぜ?寝たふりしてたらあんたが運ばれてきたんだからな。」


 ギルグと名乗った獣人はうっすらと笑みを浮かべながら語った。(はた)から見たらうさんくさいような物言いでも僕は違うものを感じていた。


「・・・初対面でこれ言うのもアレなんですけど無理してますよね?」

「・・・。」


 図星だったのかギルグは一瞬笑みを浮かべた表情を暗くし誤魔化すように頭をかいた。


「初対面のやつに勘づかれるとは俺もまだまだだな。情けねぇよな、鼻や耳に自信があったのに全く気づけなかった。ギルドマスターとかいう肩書きを持ちながらもな。」


 諦めたように聞こえる言葉を言うギルグの目はまだ諦めていないようだった。というかこの人ギルマス!?裏ギルド...だとは決まったわけじゃないけどなかなかリスキーなことをするな...ふぅ。


 バギッ


「あ、外れた。」

「・・・は?」


 力込めたら普通に壊れ...外れちゃったよ。もうほんとこの体どうなってんの?まあ足枷が壊せるならこの柵も、


 ベギバキベキ


「・・・。」


 うんやっぱりいけた。ここまで筋力が強い人は普通想定してないよね。で、こうなったらすることは一つ。


「ギルグさん、こんなとこさっさと逃げましょ。ギルマス不在はまずいんじゃないですか?」

「あ、ああそうだな。俺のも頼む。」


 メキメキメキ、バギン


 うえぇ、何かが壊れる音は慣れないよ...でも少し楽しいような。


「そうだ、せっかくだし全員連れて行きます。魔法が使えない以上人数がいた方が安心しますし。」




 その結果およそ30人、思ったより少なかった...って言っていいんだろうか。牢屋をこじ開ける時にほぼ毎回怖がられたのは少しメンタルにきたけど今はそれどころじゃない。それじゃ、脱出を始めようじゃないか。


「なぜだ!お前らは拘束してたはずぶべら!」

「裏ギルドの野郎どもは殺すなよ!死ぬよりも恐ろしいことを覚悟してもらうからな!」

「「「「「「「「「「「おう!!」」」」」」」」」」」

「うへぇ…うん?」

「死ねぇ!!ぎゃぁ!」

「・・・弱い…?」


 人間よりも機敏で力が強い獣人相手に肉弾戦はもはや無理があるよね。ここも魔力を感じないから念入りにしてたっていうのはわかるんだけどそれが自分達の首を絞めるとは…もはや滑稽だね。監視役を任されてたのが下っ端だからかどうかは知らないけど蹂躙されてるし…


「それにしても順調すぎる。俺たちを攫ったような奴らみたいな強い奴がいない…上で何かあったのか?」

「多分そうかと。そろそろ出ます!」


 地上に上がった僕たちは壮絶な光景を見ることとなった。

新学期!からおよそ1ヶ月が経ちましたね。前回の投稿からの空白約3ヶ月間僕は何をしてたって?色々ですすみません。実は新しい小説を出そうかなと思っていてそっちの意欲が強くてですね…書き溜めだけが増えていく…一応ちゃんと進めてます!はい。と言ってもテストが近いんですよね。こいついっつも言い訳してんな()


自語り、もとい近況報告コーナー

なんかTwitterとか荒れてましたね。原神は完全なるエンジョイなのでなんとも言えませんが…。APEXもモバイル出るしDBDもモバイル版が出たからやってるしでやりたいことが山積みです。ちなみにAPEXモバイルをするつもりはほとんどありません。絶対重いからねしょうがないね。あともうCodmやらPUBGやらでお腹いっぱいなんですよ。更にいうとSwitchでやってるしね。


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