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24.子供たちと適材適所

 ・・・暇だぁ。夏海の気遣いは嬉しいけど向こうの話が途切れ途切れでしか聞こえないから内容がわからない。ステータスの確認でもしようかな...


「おにーさん達、一緒に遊ぼ!」

「えっ?ああ、うん。いいよ。」

「やったー!こっちこっち、おじさん達も早く!」

「お、おじさん...ドラゴンの中ではまだ若い方なんだが...」


 どこからか現れた子供が遊ぼうと言ってきていきなり断るわけにはいかないから流されるままに承諾してしまった。バハム、ドンマイ。子供からしたら見た目30歳ぐらいだとしてももうおじさんなんだよ。実年齢は聞かないでおくけど。


 子供たちに連れてこられたのはおそらく奴隷たちの居住スペース、の中の庭。そこで鬼ごっこだったりかくれんぼだったりいろんな遊びをした。全部鬼側でやってたけど手加減の練習にもなったのは嬉しい誤算、本気で走ったら壁貫通しそうなくらいになりかけてヒヤッとしたのはここだけの秘密。


「みんな、俺はバハム、よろしくな。」

「よろしくバハムおじさん!」

「・・・おにーさんだ。」

「おじさん。」

「おにーさん。」

「おじさん。」

「わかってやってるだろ!」

「おじさんがキレた!逃げろー!」

「「「わー!!」」」


 バハムは頑張ってお兄さん呼びにしてもらいたいけど悪戦苦闘中。バハムからしたらたまったもんじゃないけど端から見たらまんま親戚のおじさんのそれなんだよね。ご愁傷様。


「どう言ったらいいと思う?」

「そういうのはね、バシッと言っちゃえばいいの!もじもじしてても相手には伝わらないわよ?」

「わかった!」

「ズライさんは好きな人とかいないの?」

「んー今はいないわね。」

「「「「えー。」」」」

「こんなに美人さんなのに...」

「もう!お世辞はいいって。でも、近くには恋してる女の子がいるけどね。それをサポートしてあげてるの。」

「「「「「おー!」」」」」


 ズライは女の子にまじって恋バナしてるんだけど...楽しそうだしいいか。内容はよくわからないけど。


「魔法はかっこいい、きれい、強い、そう思っているやもしれん。しかしな、一歩でも使い方を間違えればそれは大事な人を傷つけてしまう。それはいやじゃろう。」

「「「「「「「・・・(コクコク)」」」」」」」

「そのために若いうちからちゃんとした使い方を覚えるのが大事なんじゃ。今から全員に魔法を撃ってもらうが出なくてもがっかりしなくてよい。人には適正があってな、使いやすい魔法もあれば使いにくい魔法もある。それに適正が全くなければ武具の使い方に専念すればよい。」

「「「「「「「はい!」」」」」」」


 クロノはちょっとした勉強会をしているけどみんな真剣に聞いている。というかクロノはあっちの話し方が素だろうな。もうクロノ先生になったら?

 スークは小さくなって僕の肩にとまって器用にも寝ている。ずっと寝てるね?

 で、僕は何してるかというと、


「へー、ユトーにーさんもリューギルにーさんと同じ竜人なんだ!やっぱり竜人ってみんな背が高いの?」

「どうだろうねー、僕は人間の街で育ったからそこら辺はよくわからないんだ。」

「そうなんだー。」


 お話し。やっぱり見た目が竜人だからか結構集まってくる。

 ちなみに移動中にクロノに聞いてみたらドラゴンが竜人か人間の姿をとっている状態は龍人って言うみたい。どっちもりゅうじんって読むけど一応竜人(ドラゴノイド)龍人(ドラゴニュート)とは言うらしい。でも龍人の方は滅多に見ないから竜人(りゅうじん)って呼ぶのが一般的とのこと。見分けは見た目ではできないけど竜人だけは人によって感じることができる。


「ユトーにーさんは何か魔法使える?」

「うん、使えるよ。」

「見せてもらうってできる?」

「それぐらいはいいけど危ないのはここでは使えないよ?火とか雷とか派手なのは。」

「それでも見てみたいんだ。」


 ふーむ、回復魔法はこの状態で使ったらまずいし無属性...だめだ一回も使ったことないのに調整ミスったらどうなるかわかったもんじゃない。となると必然的に結界になるけど...色々試してみよう。結界は閉じ込めなければいいだけだから最悪小さくすればいい。

 イメージは色、適当に水色をつけて柔らかく...ソファーみたいな感じに。


「『結界』」


 使うとイメージ通りちゃんと水色がついていた...けど形がソファーまんまだったのはイメージのせいだろう。と、とりあえず座るか。


「あ〜ふかふか。懐かしいなぁ...あ、座る?」

「座る!」

「私も!」

「俺も!」


 とまあぞろぞろと子供たちが集まってきて何個か色を変えて増やしておいた。それらを維持するために魔力が凄い勢いで減ってるような気がするけど全く気分は悪くならない。ほんとに僕の魔力量どうなっちゃってんの?でもこれで結界は結構融通がきくってわかったな。

 ・・・あれ何か忘れてる気が。


「あ!ユトーこんなところにいたの!」


 あ、そういえば話をするから部屋の外で欲しいって言ってたっけ...なんか申し訳ない。

ついに30話突破です!そしてブックマークも90件に近づいてきました。念願のブックマーク100件までもう少し!



最近...というには遅いかもしれませんがまおりゅうがリリースされましたね。なろうの方で小説は読破してるので懐かしみながら進めてます。星5はリムル、ミリム、ディアブロ、ガゼル王、トレイニー、シュナがいますね。まだまだ進めていきます!


この作品が良い、続きが見たいという人はぜひ評価とブックマークお願いします!投稿者の励みになります。感想、誤字報告もお待ちしてます。

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