22.逃亡とテンタス
どうも、フルス改めユトーです。あのスタンピードのあと街には入れたんだけど色々あって逃げてきました。これだけじゃ何故かわからないからある程度は説明しよう。
まず街に入るときは夏海のおかげで比較的スムーズにいけた。街ではスタンピードを凌ぎ切ったということで酒場とかギルドで宴というか打ち上げがやっていて夏海について行ってたらやっぱり絡まれて色んなところに引っ張りだこにされて話が広がって会えはしたもののろくに姉さんたちと話せなかったよ。
翌日ギルマスも含んでこの姿の実態を明かして人に戻るのは現状ほぼ不可能に近い、フルスは行方不明、名前をユトーにしてる旨諸々伝えたら心配されたよねっていう。そこまでは別になんともなかったんだけど...
命狙ってくる人が出てきたんよね。その人たち曰く「人間以外は全て害をなす野蛮な魔物であり狩るべきだ。」だって。あの街に獣人が極端にいない理由がなんとなく察せてしまったよ、知りたくなかったよ。持ち前の足の速さで撒いたのはいいんだけどこの街に居続けるのは厳しいってことで書き置きだけして出てきたってわけです。
「で、夏海はなんでついてこれてるの?」
「辞任届けはちゃんと出したし空いたところはルルスさんが入ってくれるから、ちゃんと相談はしたから大丈夫!」
そう、夏海もついてきた。ギルマス補佐という上位の役職からよく何もなく降りれたな...そして姉さんにとっては思わぬ出世だろうね。
「ついてくるのは構わないがあんたのことはどう呼べばいい?」
「ああ、もうナツミでいいですよ。デルスィーはあの街だけで使ってたので。」
「じゃあナツミちゃんよろしくね。それで主のことはどう思ってるの?」
「え!?どうって...」
「もう打ち解けたみたいでよかった。」
「・・・さすがにそれは鈍感すぎないか主人殿。」
3時間くらい歩いて馬車でも借りればよかったと後悔していたとき新しい街が見えてきた。門のところに街に入るための順番待ちの列ができていたので並んで足を休めた。
「これが最大級のギルドがある街『テンタス』、ここは人間と獣人が入り乱れてるから『アルベーム』よりかはいいと思うよ。」
「へー、獣人ってどんな感じなんだろ。」
「私は何回か見たけどまんまだったよ。」
「マ?」
「・・・見てすぐ突撃しないでよ?」
「さすがに自重するって!合意がなかったらね。」
「それ合意が取れたら自重しないってことじゃ。」
「ソンナコトナイヨ。」
「問題ごとにならないように。」
「はい。」
夏海から注意を受けている間に順番が回ってきて門番がチェックをしようとすると僕の顔を見て驚いていた。だよね、竜人なんてなかなか見ないし。
危険物持っていないかの確認と身分証明書の提示だけして...僕のギルドカード使えない...と思ってたら何故か夏海が名前変更が済んだギルドカードを持っていた。仕事早すぎない?
スークはペットということに、バハムたちは身分証明書を提示できないので普通に料金を払った。街を出るときには返してもらえるとのこと。この際バハムたちも冒険者登録させようかと思ったけどやめておくことにした、ドラゴンだし。
・・・一応僕も今はドラゴンだけどそこら辺は大丈夫なのか?
最近リア友とカラオケに行きました。5時間半ぶっ通しだったから1、2人撃沈したけど僕は喉も含め元気です。
それだけって?リアルネタが少ないんですユルシテ
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