18.魔物大暴走と徹底抗戦の構え
魔物大暴走は突発的に発生する高濃度の魔力溜まりや長年放置されたダンジョンから出てくる大量の魔物のことをいう。といっても規模はバラバラで村でも対応できたり今回のような街が危機に晒されることもある。基本的に村一つは潰れる勢力だからギルド側は緊急クエストという扱いで冒険者を集めて送る。
魔物はゴブリンやスライムのような低ランクがほとんどだけどオーク、ゴースト、ポイズンスネークなどのD、Cランクの魔物がいることもあり、稀にAランクでも苦戦する魔物も出てくる。
そういうこともあってダンジョン攻略をギルドは推奨しているし魔力溜まりの調査クエストを出しているがいかんせん突発的なため調査はなかなか実を結ばない。・・・適当に調査してる人もいるからだろうが。
「スタンピードが起こることは何回かこの街でもあったけど千単位で来るのは初めてのはず...」
「まずはギルマスに話を通して指名クエで確認しに行ってもらってそのあと...」
「デルスィーさん仕事モードに入ったからこっちの話はもう聞かないと思うよ?」
「えぇ...」
そこからは仕事モードの夏海が処理やら調査やら色々終わらせてスタンピードが事実だと判明。すぐに緊急クエストを出し魔物と激突するだろう関所前には100人を超える人数が集まっていた。
「今この街はスタンピードの危機に晒されている。活気あふれたこの街を魔物どもに破壊されるわけにはいかない。大切な場所をみなで守りゆこうじゃないか!」
「「「「「「「「おおーーー!!」」」」」」」」
「・・・夏海?なんで僕はこっち側なの?」
「フルスは言っちゃえば最後の砦みたいなものだから私たちと一緒に溢れてきた魔物の対処と前線のサポートに徹して欲しいの。」
「成る程...なのか?」
僕も駆り出されることになるかと思ったけどまさかのギルド側での参戦。普通に考えて回復術師を前線に出すわけにもいかないからか表向きは後方支援、裏では最終兵器みたいな役割になった。散々馬鹿にしてくる同業がいるのはもう目を瞑ろうと思う。
スークは僕と一緒にいるけどバハムたちは待機している。まあドラゴンだし出せば勝ちはほぼほぼ確定するとはいえど追及は避けられないと踏んだ姉さんと夏海がギルマスを頑張って説得していた。その結果後方支援組が対応できなくなった時に呼び出すことを条件に待機ということになっていた。
「対象捕捉しました!距離およそ500メートル!」
「よし、掃射部隊!撃てぇ!」
その言葉のあと魔物の方から爆発、電気、水流など様々な魔法の残滓が見えた。それを起点に前線部隊が侵攻を始め、スタンピードとの戦いが幕を開けた。
ブックマーク70件突破!
1週間ほど前にゲーセンで久しぶりにmaimaiやチュウニズムをやってきたんですけどmaimaiに403さんの「Southern Cross」があってびっくりしました!これを聞いてフラッシュやうごメモを思い出す人も多いのでは?僕はフラッシュの方がきっかけでしたね。
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