理想を夢に
“古来より人は理想郷を思い描く”
聖域の森で聖女や動物が暮らす世界
何もかもが素晴らしい世界
人それぞれだが一度は自分にとっての理想郷を思い描いた事はあるだろう。
だが、この世界は堅苦しく、理想郷なんてとこは人によってはないのかもしれない。
誰にも知られていない場所なんてもうないのかもしれない。
現実じゃ絶対無理なことと知りながらも、それでもなお心の奥底ではいまだに理想郷を求める者もいる。
しかし、どこに行っても理想郷は見つからない。
そして人々は手軽に見れる夢に理想を求めた。
時に夢は今まで見たこともないような景色を映し出す。
あるものは言う
“夢とは最も手軽に行ける異世界だ” と
人々が理想郷の存在を願い、求める気持ちが形となって現れた幻の世界
人々の噂の中でのみ語られる幻の楽園。
夢世界-“ハルシオン”という
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<ハルシオン>
漆黒の大海原に悠然とそびえ立つ一つの大陸。その大陸の大きさは残念ながら正確には計れていないが総面積は地球一つに匹敵する広さを持つ。その中に様々な文化があり、未攻略のダンジョン・本の世界へと入ることが出来る本を所持する大図書館・願いを叶える宝・聖域を守護する神獣と神の記憶を与えられた世界の守護者が存在する。
その大陸を中心として上空にそびえる天空世界と数多の世界が浮游するこの世界は夢の中と言ってもいい。なぜならばここを簡潔に表す時は,
『夢の総合ネットワーク』と皆言うからだ。