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転校生

僕の人生は最悪だ。

なぜ?

答えは簡単だ、小中高ずっとイジメにあってるからだ。

毎日五千円はカツアゲされる、金がないと殴られる、どお?最悪だろ?

でも、そんな僕の人生が突然変わるんだ。

1人の転校生によって。



「よーし皆んな席に着けー朝のホームルームはじめるぞー」


先生のその言葉で皆んな席に着く、そしてそれとほぼ同時に始まる後ろからのケシカス攻撃


「あの…やめてくれない?」


「は?なんのこと?」


「いや…ケシカス…」


「はあ?その髪についてるやつか?」


「う…うん」


「なに言ってんのそれテメエのフケだろーが」


無論フケなんかではなくケシカスだ、ケシカスだろーがと反論したいがそんなことできる性格ではない自分でいうのもなんだけど…


「そ…そうだね…これフケかも…」


苦笑しながら僕がいうとそいつはデカイ声で


「みーなさーん、ハルトは髪洗ってきてませーん気おつけて下さ〜いフケがつくかも〜」


ニヤニヤしながらクラスに響かせた

すると先生が口をだした

普通注意するとおもうだろ?でも違うんだこのクラスは…


「おいおい、ハルト髪はせめて洗えよー、体臭はギリギリセーフなんだからよー」


先生がニヤニヤしながら言うとクラス全体がニヤニヤしながらヒソヒソ話し出す。

でもこんなのも毎回だけどさすがに傷つく


「まあそんなことはさておきだなー、今日はビックイベントがある!」


「なんすかビックイベントってー」


チャラチャラした奴がチャラチャラした声で言うと先生が嬉しそうに答えた


「転校生だ!しかもかわいいらしいぞ!」


「まじすか!え?でもらしいって見てないんすか?」


「ああ、まだ見ていない、家の事情で学校の下見に来なかったからな、今日も家の事情で遅れたらしい、そして今から先生が迎えに行き連れてくるから待ってろ」


胸をはって先生がそういう

いや…胸はんなやムカつくな


そして先生が出ようとすると

ガラガラー

教室の入り口が開いた

そこには金髪のセミロングぐらいで背は大体160ぐらいの女の子がいた

超かわいかった


「お、おぉ来たか今から迎えに行こうと思ってたんだ」


「…………」


「と…とりあえず自己紹介してくれ」


皆んながどんな声かどんな名前かと期待してる中、転校生の言葉はすさまじかった。


「うっさすぎんだよこのクラスは、廊下まで聞こえてたぞ、発情期の野生動物かテメェらわ!!!」


シーン

クラスが凍りついた


「おい先公、ウチの席どこだ?」


「……ああ、あそこだ…」


するとスタスタと僕の隣の席に着いた

終わった…僕の人生…






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