風の電話
掲載日:2026/03/11
「風の電話」は、岩手県大槌町のベルガーディア鯨山にある、電話線の繋がっていない私設電話ボックスだ
「なぜ、こんな場所に」。とほとんどの人が携帯電話を持つ時代になり、公衆電話の台数は大きく減ってきている時代に
2011年3月11日の今日発生した東日本大震災では、回線が混雑し携帯電話がなかなか通じなかった。
家族友人の安否を心配して 不安で何度も何度もダイヤルし続けた人は多いだろう。災害時に避難所に設置される無料の特設公衆電話は多くの人たちが集まって家族友人の生存を祈った
その「風の電話」は、回線がつながっていない。電話ボックスには古いダイヤル式の電話が置いてあるだけ。だ
だがその電話ボックスは大震災の犠牲者に遺族らが語りかけ、思いを通わせる電話として知られる
それをもとにした映画「風の電話」は大震災で家族を亡くした主人公の女子高生が、風の電話を通して生きる力を取り戻す物語だ
あれから15年。月日が流れ「風の電話ボックス」も老朽化が進む
ホームページには「風の電話の維持管理・継続の危機に直面しています」という文があったからだった
全国からの寄付で木製のボックスはアルミ製に交換され、大切にされている
「声」を感じ、心を癒やす場所としてこれからも風の電話が傷ついた人の心に寄り添う存在でいてほしい




