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コラム:野菜

ウサン以外の代表的な野菜

これらはアスリマ大陸でもニーネスタ島でもどこでも栽培され食されている。


角根菜(ルナル)

根を食用とする根野菜。鮮やかなオレンジ色で、動物の角のような長細い円錐形をしている。冬場が旬で甘みが増し美味しくなるが、割と年中育てられている。独特の風味があり、子供に不人気な野菜の上位に入ることもある。



玉菜(タロウ)

葉が丸くまとまる代表的な結球野菜。生食でもよく食べられるが、やわらかく煮ると甘みが出ておいしい。年中栽培されるが冬は甘みが強く、ひき肉を巻いて煮たタロウロールは冬のごちそうだ。



菜根(クレロン)

タロウに近い種類の植物で、その根を食用にする。煮物によく、スープが良く染みたクレロンはとても美味しい。

丸い形の玉クレロンが主流だが、ニーネスタ島には長い形の大クレロンがある。

ニーネスタ島では大クレロンをおろし金で生のままおろし、紫ソースをかけて食べるという変わった料理もある。



菜蕾(スパウト)

タロウに近い種類の植物だがこちらはその花の蕾を食用にする。

春にのみ採れる野菜で、ゆでたものをアナーソース(卵と油と酢で作るソース)につけて食べると美味しい。採れたてを生でいただくと、甘味があってこれも美味しい。

収穫後、温かいところに置いたままだと花が咲いてしまい食感も味も悪くなる。



中空草(マケ)

葉の中が空洞となっており、独特の匂いがある。

葉の大きさの違いで葉マケ、根マケなど、バリエーションの多い野菜である。葉マケは刻んで薬味として使うことも多い。

根本の白い部分は乾燥させ、風邪薬としても使われている。



玉根(サンタロウ)

球状になった球根を食用にする野菜。中空草(マケ)の仲間で玉マケと呼ばれることもある。生では独特の辛味があり、目を刺激するガスを出す。肉を柔らかくする効果があり、硬いひき肉に刻んだサンタロウとルナルを混ぜて焼いた『ナッタド焼き』は子供に人気のおかずの王者である。名前がタロウと似ているが、全く別の植物である。



匂根(タワケ)

球根を食用にする。肉料理に良く合い、スタミナ料理の定番食材である。

乾燥して粉にしたものを調味料に使ったりもする。

生では匂いが強く、そのまま食べるとお腹を壊してしまう人もいる。

一部の地域では茎を使うこともある。


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