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敵か味方か

ふー。なんとか投稿できたよ。この後は中二病の方の話を書きあげようかな。

1章 1話


今俺は別世界にいる。

まずは俺という人物について話すとしよう。

名前は 松葉 響 性格は・・・一言で言うとゴミだな、年齢は16。

頭は自分で言うのもなんだがキレる方だ。

髪の色は真っ黒、他人が言うには俺の目つきは相手を覗き込むような感じだそうだ、身長は平均くらい。

一通り説明した。次は今の状況だ。

俺はいつものように社会のゴミ(不良)を馬鹿にして追ってきた奴らから逃げている途中で高台から落ちた。

そして気がついたらここにいた。

多分何処かのビルの中。

窓から見た景色から推測するにここは異世界か、近未来。

だが窓から見下ろした光景は巨大なビル群でそこから推測できるのは近未来。

しかし、空を見上げると、どうも異世界としか考えられない。

そこでこう結論ずけた。近未来的異世界と。

さて、現状確認できたとこでどうしようかな。

まずは護身用の武器が欲しいな。

知らない場所で何があるかわかったもんじゃない。

この階層の部屋を全て回ってビルの構造を推測しマッピングするか。


ー約20分後ー


とりあえずだいたい把握できた。が、一番疑問なのが人がいなかった。

俺は今散策を終え、武器が置いてあった部屋に戻ってきた。

武器はそんなに置いてはいないが使える物ばかりだ。

ひときわ興味をそそられたのが二丁拳銃だ。

運動は得意ではないが戦略などを練るのが好きで趣味でサバゲーをやっていた。

障害物などを駆使して常に相手の死角をつき仲間をも駆使して勝つ。

戦闘スタイルは両手に自動拳銃のグロック17だ。

ここに置いてあるのは同じく自動拳銃のデザートイーグルにデザインが似ている。

銃の下に説明書のようなものがが敷かれていた。しかし書かれている内容がわからない。というよりわからない。

仕方なく学校指定のカバンに突っ込んどく。

銃の横にホルスター も置いてあったので腰に巻きつける。

銃を二丁ともホルスターにしまい先ほど見つけた下に降りるための螺旋階段に向かう。

階段を降りようとした瞬間警報が鳴る!

やばい、防犯カメラにきずかなかった。

とりあえず警備の人間は下から来るからできるだけ下に行って窓ガラス突き破って他のビルに飛び移る!

「侵入者は上だ!急げ!」

もうきたかクソ。二つしか階層を下がれなかった。

ガタガタガタッ!

下の階から階段を駆け上がる足音の合唱が迫るように鳴り響く。

「よしこの窓からなら向こうのビルに移れる。」

すぐさま右のホルスターから銃を抜き窓に向けて発砲を・・・カチッ。

カチッカチッカチッ。

「撃てない!?だと。」

マガジンは本体と固定されているから弾丸の有無が確認できない。

「何処行きやがった!全ての階を虱潰しに探すぞ!」

く、どうする。今の俺には打つ手がない。

「お困りのようですね。」

「!?」

背後から何者かに呼びかけられ身構える。

「誰だ。」

俺は安易な質問を飛ばした。相手の姿は暗くてよく見えない。

「朝まであと5時間、というところでしょうか。夜の外出は危険ですよ。」

「・・・何が言いたい。」

「そうですね。あなたを助ける、というのはどうでしょう?」

疑問形?成る程、助けてやってもいいがどうするかは自分で決めろ・・・か。

「わかった。おとなしく助けられるよ。」

一瞬の間。そしてそいつは言った。

「いい判断だと思います。」


そして行き着いた場所は、先ほどの二丁拳銃を入手した場所。

いや、正確にはその先の隠し部屋にいる。

ここまでの経緯を追うと、まず壁と同化している隠し扉を開けると非常階段があった。

下に行くのかと思いきや上の階、最初に俺がいた階だ。

そこからこの場所にたどり着いた。

「で、お前の格好からは女科学者と推測できるがあっているか?」

「正解ですね。ではあなたの格好から推測するとあなたは学生さん。しかしみない制服ですね。」

「それは後で話す。そのまえに、お前について聞きたい。」

まずは、主導権を握って情報を聞き出す。

「いいですよ。なんでも聞いてくださいね。」

「話が早くて助かる。最初の質問はあんたの名前だ。」

「名前ですか。私の名前は アイリス・アルシュタイン です。」

「ではアイリス博士と勝手に呼ばしてもらう。俺の名前は 松葉 響 だ。」

「変わったお名前ですね。ではヒビキくんと呼ばせてもらいますね。」

とりあえず名前と職はわかった。そして口調から大体の性格ははわかった。

「次の質問は、何故助けたか?についてだ。」

我ながらいい質問をしたな。これで結構な情報が手に入るのでは。

「そうですね。一言で済ますなら興味を持ちました。」

唖然とした。まさかそうくるとは、成る程科学者とはよくわからない生き物だ。

「この答えでは満足されませんか?」

「いや、腑に落ちないがいいとしよう。」

まだこいつが俺の味方かハッキリしないからそこをどうにかしないとな。

「次の質問なんだが。・・・単刀直入に言う。」

「なんですか?」

この際直接聞くしかあるまい。現状俺には切れるカードがない。

「アイリス博士は俺にとって敵か味方か知りたい。」

かえされようによってはBADENDだな。

「それは答えられそうにないわね。」

一瞬の静寂。

「つまり、どう言うことだ。」

「つまり、それはヒビキくんが判断することでは?と言うことですね。」

予想外すぎる返答に俺は言葉が出なかった。

そして駆け引きでここまで上手くいかなかった事に思考が停止した。

危ない橋は渡れない。だがこんな状況じゃどこにいても危険だ。

どうする。どうすればいい。どううごけばいい。

・・・・・・。

いや・・・まてよ。

敵か味方かなんてそもそもどうでもよかったんだよ。

なら話は簡単だ。

「この世界のことを知りたい。俺は異世界から来た。」

そうこの一手で高確率で情報を引き出せる。

現状ではアイリス博士は味方だ。だが場合によっては敵になる。

味方と思える今、この時に出来る限りのことを聞き出す!

「異世界・・・ですか。」

「いいですよ。この世界についてお話ししましょう。そして、あなたがこの世界にどうやって来たかについて私の仮説を聞かせます。」

まだあまりストーリーは進んでないですがとりあえず主人公についての簡略な説明会ですかね。

冒険の始まり。と言う感じで書きました。次回あたりは世界観についての説明会になりそうだな(ーー;)

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