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異世界転移は人生最大のチャンス  作者: 尺八
異世界生活の始まり
5/5

主人公の特権は…

閲覧がとっても増えてとっても嬉しいです。

うーーん良い朝だ

フカフカのベッドに小鳥のさえずり、そして隣にはガチムチのジジイが……ジジイが!?


「うむぅ…」ゴソゴソ


「……え?」


事後?え、俺ヤっちゃたの?ジジイと?俺の初めてを?異世界に来て一日目で?朝チュン??


「ん…?なんじゃ先に起きとったのか…すまんのうベットが一つしかなくて」



あー思い出した、ガーフィールドの家に帰った後眠いから先に寝たんだった。一人暮らしだからベットが一つしかなくて申し訳ないとか言われたんだったな、そうだそうだ。



「いや、全然いいよ、寧ろ俺の寝相悪くなかった?」


「最悪じゃて…ワシじゃなかったら寝れとらんぞ…」


「ははは、すまんすまん」


「反省の意が見えんぞまったく、さて今日は何するかの?3時まで暇じゃしのう」



そう、今日は冒険者ギルドに講習を受けに行くんだが3時からだから時間が余ってるんだ。



「とりあえず飯でも食いに行こうぜ」



会話はご飯と一緒に、俺は美味しいものを食べながらのんびり笑談するのが好きなんだ。



「そうするとしよう。近くに美味い料亭があるんじゃ、そこに行こうかの」



料亭ってガッツリしたイメージなんだが…まぁいいや!行こう!


「いぇーい!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そこはギルド公認の宿屋に隣接された料亭で冒険者で溢れていた



「これ席空いてなさそーじゃない?」


「むーん…久しぶりに食べたかったんじゃが…」


と言ってると冒険者の一人が突然こっちに寄って来て



「あ、あの!ガーフィールドさんですよね!!席に困ってるなら僕達の個室に来ませんか!」


「む、それはありがたい。失礼しようかの」


「おぉ〜流石Sランクのガーフィールドさんだ」


ガーフィールドのお陰で席をゲットだとか思ってたらどんどん人が集まって来て



「Sランクのガーフィールドさんですか!?こんな奴等の所より俺達の席きませんか!?」

「違うわっそんな奴等より私達の方に来てください!こんなむさ苦しいチームより私達の所に!」

「ぁんら♡ダンディーなガーフィールドおじ様はワタクシ達の席に行きたいと思ってらっしゃるわよぉ〜♡」

「テキトー言うな!!ガーフィールドさんは俺たちの所に!!」

「いやいやいや!!私達の!」




いや人気過ぎだろ、端っこの方の奴とかよく分からずに騒いでるだろ



「まったく…」



そうすると一言呟いた後ガーフィールドが鼓膜が破れそうな声量で話し出した



「お主ら!!誘いは嬉しいが最初に誘ってくれたコイツの所に行かせてもらう!料亭の亭主にも迷惑じゃから落ち着けーーい!!」



そうすると全員残念そうな顔付きで自分のいた席に戻っていった。


「ガーフィールドって本当に人気なんだな」


「まぁ嬉しいだか嬉しくないんだかじゃのう」


そんなこんなでCランク冒険者アルフさんがリーダーのチーム「白金の盾」の人達とご飯を食べていた



「へぇ〜アルフさんはCランクなんですか!冒険者始めてから何年ぐらい掛かりました?」


「んー僕は初めて3年くらいかなぁ。あ、でもこのパーティーに入るまではDランクの入り口辺りで止まってたかな。ここの皆のおかげだよ」



そう語るのはCランク冒険者のアルフさん。

整った顔をした上とても優しいので素晴らしくモテるらしい……羨ましい…



「俺らも似たようなもんだからそういうのは無しだろ?」


この人は…ドワーフ族かな?



「おっとすまねえ自己紹介がまだだった。俺はドワーフ族のドヴォルってんだ、よろしく頼むぜ」


「よ、よろしく!」



ドワーフ族はやっぱりデカイな…横にも…



「私はエルフ族のフェリルよ、よろしくお願いしますわ」



そしたら横のエルフ族の人が自己紹介してくれた


ちなみにエルフは皆の期待通り素晴らしく美人だぞ!見てるだけでおじさんのナニがおっきくなりそうだ。まだボク16歳だけどね



「あっちなみにフェリルはアルフと付き合ってるから手だしちゃだめだぞ」


くっリア充か…


まぁアルフさんとなら美男美女カップルでいいんじゃないか?ってかアルフさんぐらいしか見合う男居なそうだしな



「ちょっと!!そう言うのやめてよね!付き合ってなんかないんだから………私の片思い…ゴニョゴニョ」


とても大慌てで否定するフェリルさん。

顔真っ赤にして言ったら説得力無いぞ、最後なんてもう好きだって言っちゃってるし


「いやいや僕達はただのパーティーメンバーだよ?そんな事ないさ!はははは」



そしたらアルフさんがとんでもない事を言いやがった


「そう…よね…」


ほら凹んじゃってるじゃん!!てかアルフさんなんでさっきの片思いうんぬん聞こえてないんや!!!ハーレム漫画の主人公か!鈍感系か!


俺はドヴォルさんに視線を送る


「リーダーはこういう奴なんだ、諦めてくれ」



気付いたら俺は叫んでいた。


「そういう鈍感系って異世界人の特権じゃないのかよ!!」




「鈍感系ってなんじゃて…」


空気になっているガーフィールドはそう呟きながら朝から酒を飲んでいた。







そしてその光景を神界より眺めていた神は


「鈍感系ってなにかしらねぇ、私変な子をこの世界に入れちゃったのかしらぁ」


異世界人の人選をちょっぴし後悔していた

投稿ペースをなんとか上げて見せますので見てくださると尺八は喜びます。

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