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特に意味の無い歌06

作者: Kuu鳥海



遠い空見上げ 響くトンビの声

風に身をゆだね ただ見つめてた



片手を伸ばし そっと握って

届かぬ色に ただ焦がれてた


濡れた下草と 日陰を踏みしめ

遮る木立を 避けて歩いた


焦がれた心 失くしきれずに

大人になっても 探し続けた



欠けた空見上げ 響かぬ声を聞き

風に襟をとめ 先を急いだ



片手を隠し 強く握って

届かぬ今に ただ焦ってた


濡れたアスファルト 日向は見えず

遮る人波 避けて歩いた


鏡の向こう 届かぬ世界を

壊しもできずに ただ立ち尽くす



あの日見た夢の 続きが見たくて

大人になっても 心焦がした


遠い日を見上げ 響くトンビの声

風に身を切られ ただ見つめてた



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