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殺戮
お前は本来心の奥底に隠し持った本性がその猫殺しでいっぺんに開放されてしまったんだ。
もう一度その快感に酔いしれようとその薬を使って野良犬や、野良猫を見つけ次第殺しまくった。
人目を避けて見つからないように殺戮を楽しんだ。
どうだ?思い出したろう。
お前が生まれ持った本性だから思い出す必要もないか。
生き物が死ぬ様を想像しただけで背筋がゾクゾクするはずだ。
違うか?
いいこと教えてやろうか。
人に知られずにお前が行った鬼畜の所業はバレてたんだぜ。お前を見てた奴がいるんだ。お前を観察してた奴がな。
まあ、そいつが誰か後で教えてやるよ。
猫や犬の死骸があちこちに急に増えてきたのに住民は気味悪がった。
町内会は回覧板で注意を促し、警察は毒物による動物虐待ということで動き始めた。
表向きは、お前は優等生ということでマークされなかった。
だが、周りの目が厳しくなり警察や住民の夜回りも頻繁に行われ始めた。
そうなると、お前の唯一の快楽のはけ口はやむなく封印せざる負えなくなった。
でも、お前は心に誓ったのだ。
いずれいつかこの出来事が忘れ去られ、ほとぼりが冷めたころに…今度は人間で試してみようとな。




