答え合わせの時間
さあ、答えあわせをいたしましょう。
あなたはあなた、あのひとはあなた。
あなた、実はあのひとなんですよ。
あのひとは別人だと、思っていたでしょう?
実はね、あなただったんです。
全人類は、実は一人なんですよ。
一人のひとが、何度も生まれて、たった一人でまわしてるんです。
私もあなたなんですよ。
この世は盛大なひとり遊び。
事実が分かったところで、答え合わせを始めようじゃありませんか。
あなたはあの時なんといいましたか。
僕は「あなたが嫌いです」といいました。
あの人はなんといいましたか。
「私もあなたが嫌いです」といいました。
あなたはどう思っていましたか。
僕が嫌いといったとき、「でもわたしはあなたが好き」と言って欲しかった。
あの人はなんといいたかったのか分かりましたか。
私はあなたが好きだけど、「あなたが私を嫌いだというならそれに合わせます」
あなたは何を言えばよかったのでしょうか。
僕は、「あなたが好きです」といえばよかった。
なぜ言わなかったのでしょうか。
嫌われているかもしれないと思ったから。
それだけですか。
自分から告白すると、負けだと思った。
それだけですか。
自分のほうが、上に立ちたかった。
それだけですか。
好きだといってもらいたかった。
他に何か思うことはありますか。
あの人は、幸せだったかどうかについて。
あの人は幸せでしたか。
幸せには、なれなかった。
あなたは何を思いますか。
幸せに、したかった。
あなたはどうしたいですか。
素直な気持ちを伝えることができる人になりたいと、願う。
では、次に生まれるときは、それを目標にしましょう。
さあ、準備はよろしいですか。
ひとつだけいいですか。
はいどうぞ。
僕はいつまで生まれ続けるのでしょうか。
あなたが納得する人生を送れるまでです。
送れるように、なるでしょうか。
送れるようになるでしょうか?
送るのですよ。
送りなさい。
さあ、生まれなさい。
あなたと出会うために。
私もそろそろ生まれることにいたしましょう。
このところ道先案内ばかりしていたものですから、少々飽きて来てしまったのでね。
アカシックレコードは、ここにおいていきます。
人と人が交差する世界に、世界の記憶は少々荷が重過ぎます。
心のふれあいに、過去の誰かの記憶は必要ないと私は思うのですよ。
今生きている、自分の気持ちを前面に出さねばね。
さあ、私はどんな自分と出会うでしょうか。
願わくば、自分を憎むことがない人生を、送りたいものです。