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第1話 旅立ち

 黒峰柊くろみねひいらぎは、鼻腔を突き刺すほこりっぽい匂いで目を覚ました。

 頭の中にもやがかかったような妙な違和感を感じたまま、柊はゆっくりと横たわっていた体を起こした。


「……どこだ、ここ?」


 柊が辺りを見渡すと、床一面に雑然と本がうず高く積まれて紙の山脈が形成されており、山脈の頂上には埃が雪のように降り積もり、自分がこの匂いで目を覚ましたことを悟った。

 壁側は大量の本が収められた本棚が占領していて窓やドアは見当たらず、部屋の中央付近にはテーブルとソファが置かれ、そこに至るための小道が大量の本の山の間を縫うようにして、柊が横たわっていたベッドとの間に開通していた。

 柊はむくりと起き上がってベッドから下り、本の山を左右に押しやるようにして切り開かれた、本と本の間に出来た小道を通ってテーブルの元にまで辿り着くと、机上に置かれた一冊の本に目を奪われた。

 その本は重厚な装丁で、表紙には題名等の記載はされていないが、精緻な意匠が施された銀時計が描かれており、見る者の息を呑ませる程の美しさを誇っていて、柊はゆっくりと顔を近づけてしげしげと見つめた。


「……綺麗だな」


「嬉しいことを言ってくれるね」


「うおっ!?」


 柊は突然の謎の声に思わず後ずさりして背後の本の山脈にぶつかり、大規模な雪崩を引き起こしつつも、キョロキョロと部屋全体を見渡したが、人影は皆無でラジオ等も見当たらない。

 気のせいか……? でも確かに声がしたと思ったけれど?(結構可愛い声だったな……)


「おーい、君ー。私はここだよー」


 再び可愛らしい声が聞こえ、柊が声のする方を見ると、先ほどの一冊の本から声が聞こえているようだった。

 柊は再び本に近づき、恐る恐る本を手に取ってみると、


「ごめんね、驚かしちゃったかな?」


「……うーん、ビックリはしたかな」


 やはりこの本の中には誰かがいるようだ。


「私の名前は佐藤京子きょうこ。この本に魂だけが宿っている女の子よ。好きな食べ物はアップルパイなんだけど、この状態になってからは飲み食いが出来ないから諦めるしかないのよね。あなたの名前も教えて貰っていい?」


「僕は黒峰柊。16歳のB型で、好きな食べ物は同じくアップルパイ。趣味は読書で、この部屋を埋め尽くしている本の山を片っ端から読み尽くしたいという欲望を押し殺している普通の学生です。……あっ、あと特技は暗殺です」


「柊君ね、よろしく。……えっ、ちょっと暗殺って……」


「京子さんって、凄く可愛い声してますよね」


「えっ、そうかな!? いや~照れちゃうなあ~」


 ちょろい……。


「京子さんにお訊きしたいんですけど、ここはどこなんですか?」


「うーんとね、ここは私の家で、君が昨日までいた世界とは別の世界にあるんだよ」


「……異世界ってことですか?」


「うん、そう」


 柊は思わず息を呑むと、手に持っていた京子さんが宿った本をゆっくりとソファの左側に置き、自分は彼女の隣に腰掛け、体の力を抜いてソファにもたれかかった。


「そっか、異世界か……」


「……何か、私が言うのもなんだけど結構落ち着いてるね。取り乱したりするかなあと思って、私が本棚に隠しておいた秘蔵の飴ちゃんの場所を教えて、『ほらほら、これでも食べて落ち着きんさい。お姉ちゃんがおるから大丈夫やで』とか言って、未知の世界に召喚されて涙目になった少年の心を温かく包んであげようと思ってたんだけどなあ」


「京子さんが僕を飴玉一つで泣き止むお子ちゃまだと認識していることは分かりましたけど、これでも動揺はしてますよ」


 実際、昨日までは学院の宿舎で寝起きしていたのに、目を覚ましたら異世界に召喚されてました、という現状に狼狽している感覚はある。上手く働いていなかった頭に冷水をぶっかけられて、一気に脳が目覚めた感じになり、頭の中にかかっていた靄はなくなってしまっていた。しかし、元の世界には家族もいなければ、友人や恋人もいなかった。いや、いなくなったというのが正確なのだが……。


「元の世界には特に未練もないし、なりたかった職業とかもなかったから、突然異世界に来ちゃったとしても特に悲しみとか、理不尽さへの憎悪とかも湧き上がってこないですね。むしろ、少しワクワクしているというか、高揚感みたいなものの方が強いかもです」


「それは、どうして?」


 柊は京子の問いに対して、先ほど倒してしまった本の山の元へ歩み寄り、降り積もった埃を手ではたき落としてから、壁側の本棚の空いたスペースに本を収めていく作業を開始しながら答えた。


「幼馴染の女の子がいたんですけど、彼女が好きだったんですよ、異世界というかここではないどこかに行くっていう物語が。『柊と一緒にどこか遠い場所で旅をしてみたいわね』って、言ってくれてました」

「へえ、良い思い出だね。仲が良かったんだ」


「ええ。彼女は特に異世界に迷い込んで、その世界で気ままに旅をするのが夢で、『あなたも来るのよ柊。だって、あなたがいないとつまらないでしょ』とも言ってくれていて、僕もそれが叶う筈のない夢だとは自覚しながらも、二人で異世界を旅することが共通の夢になってました。……僕しか来れませんでしたけど、異世界に来るっていう目標は叶った訳ですから、悲しさよりも嬉しさが勝ってます」


「……その幼馴染の子は、今頃怒っているのかな」


「いえ、去年にその子は亡くなりましたから、怒ったりは無理かな……」


「……」


 京子さんは何も言わなくなってしまったけれど、彼女が本の中で息を詰まらせながら、自分の発言を猛省している雰囲気が伝わってきた。

 柊としては、彼女に気を遣わせてしまったという感覚が強く、逆にこちらの方が申し訳ない気持ちになってくる。

 柊は散乱していた大方の本を本棚に収め、読みたいなあという読書欲を押し殺すと、京子さんの宿った本の前に立ち、ゆっくりと屈んで、彼女の目線に顔の位置を合わせる様にしてから彼女に告げた。


「京子さん、僕と旅をしませんか?」


「……えっ?」


 案の定、京子さんは呆気に取られたような声を上げて硬直してしまった。

 自分の迂闊な発言のせいで、目の前の少年にとって、恐らくはあまり思い出したくはなかったのであろう辛い過去を突ついてしまった彼女にとって、柊という少年が告げた言葉の意味を即座に理解することが出来なかったのである。


「……旅?」


「はい。僕は夢を共に掲げた幼馴染と一緒に異世界を旅することは出来ません。でも、一人で旅をするのも寂しくて嫌です。京子さんが一緒に旅をしてくれたら、僕は彼女との約束を、異世界を旅するという約束を少しかもしれないけれど、果たせそうな気がするんです。京子さんと一緒に色々な町を回って観光もしてみたいです。京子さんと一緒に夜空を見上げながら馬鹿な話をしてみたいです。もし京子さんに行きたい場所があるのなら、そこへ一緒に行ってみたいんです。……って」


 柊は目の前の優しい女性が宿った本の表紙を優しく撫で、


「京子さん、どうして泣いているんですか……」


 実際に彼女が涙を流しているのかは柊には分からない。しかし目の前にいる、顔を見ることは出来ないけれど、自分の言葉が相手を傷つけてしまった時に歯を食いしばりそうなくらい自分を責めてしまうような優しい女性が何故だか肩を震わせているような、嬉しさか悲しさかは分からないけれど目から温かい雫を落としているような気がして、柊は彼女の涙を拭うような気持ちで、本の表紙を長い間撫で続けた。



「落ち着きましたか?」


「うん、ありがとう。でも、何で私が泣いてるって分かったの?」


「何となくです」


「……そっか、何となくか」


 それからしばらくは無言の時間が続いたが、その時間は気まずさや後ろめたさには支配されず、お互いに少しだけ距離が近くなったかのような心地よくて温かみのある時間だった。


「柊君」


「はい」


「私、どうしても叶えたい願いと、行きたい場所があるの」


「はい」


「でも、そこへ辿り着くには長い時間と、想像以上の逆境に立たされる時が沢山あると思う。私を連れて行くことを君に強制なんかはしないし、君が何かやりたいことを見つけたら、そこで私を置いて離れていっても責めたりもしない。だからこれはただの私の我儘なお願いなんだけれど……」


 京子さんは一拍置いてから、毅然とした声で告げてきた。


「私と一緒に旅をしてください」


「はい。こちらこそ宜しくお願いします」



「京子さん、準備出来ましたよ」


「おおっ! 似合ってるよ柊君。男前、男前」


 京子さんと旅に出ることに決めた柊は、寝間着姿だった自分の姿を彼女に凝視され、「さすがにその姿じゃねえ……。部屋の右端にあるクローゼットに服と武器が入ってるから、一度身につけてみて」と言われ、クローゼットに入っていた黒の軍服に黒のズボン、黒革のブーツを身につけ、腰に黒い刀身をした刀が収まった黒塗りの鞘を腰に差していた。軍服の上から全身を覆い隠す程の長さのフード付きの黒い外套を纏うことで、軍服や刀は見えていない。


「この服と刀は一体どうしたんですか?」


「その服は私がこの姿になる前に仲間の女の子から、『京子様なら絶対似合いますよ!』って笑顔で渡されたはいいものの、ほとんど着ずに仕舞いっぱなしだったんだ。刀に関しての詳細は追々説明していくから今は気にしないでね。それから、柊君」


「はい、何ですか?」


「抱いて」


「……えっ?」


「だから、抱いて」


「……」


 柊が京子さんが入った本を掴み、ベッドまで歩き出したところで、


「柊君!? 何か君誤解してない!?」


「いえいえ、誤解なんてしてないですよ京子さん。大丈夫ですよ。ちなみに僕初めてなんで優しくリードしてくださいね」


「いやいや、全然大丈夫じゃないよ!? しかも私がリードって、私が責めなの!? 私こんな状態なんだから無理だし、私はそういうのは男の子の方から積極的に来てほしいというか……って私も何言ってんの!?」


「大丈夫ですって、京子さん。僕も本の女の子を抱くという人類初の挑戦に震えてますけど、頑張りますから!」


「何でそんな気合入ってるのさ!? 震え損だよ!? めっちゃ手が汗ばんでるんだけど!? そんな決意はさっさとゴミ箱に捨ててきてよ! ごめん、私の言い方が悪かったから――!! ちょっとテーブルの方まで戻って! さりげなくベッドの上に置こうとしないで!」


 柊は、「分かりましたよ」と口元を綻ばせながら本をテーブルの上にゆっくりと置き、「柊君、絶対わざとからかったよね!? そうなんだよね!? そうでないとこれからの旅路が不安なんだけど!」と騒ぐ京子さんをナデナデしてご機嫌を取ってから、


「こうですよね」


 柊は若干の気恥ずかしさを感じながらも、本を自分の胸元に優しく抱き締めた。


「温かいね、君の胸。うん、そのままでいて」


 柊が言われた通りに本を抱き締めていると、突然本が輝き出し、白い光の粒子に変わり、柊の胸の中に吸い込まれていった。


「京子さん!?」


(大丈夫だよ。ちゃんと君の中にいる)


 突然頭の中に京子さんの声が響き渡り、思わず柊はギョッとしてしまう。

 そしてそれと同時に、彼女が自分の中にしっかりと息づいている不思議な感覚が全身に迸った。

 凄い、京子さんが僕の中に確かに存在していることを感じる。

 柊は思わず彼女が溶け込んでいった自分の胸を軽く数回叩いた。


「京子さーん、いますかー?」


(ノックしなくても、ちゃんといるよ)


「おおっ!? やっぱり僕の中に入っちゃったんですね。でも、どうして僕の中に? さっきのことを気にしてるんですか?」


(別に貞操を守るためにここに避難した訳じゃないよ!? ただ私が存在し続けるための魔力が尽きかけていたから君の中に入って魔力を分けて貰おうと思ったのと、君を私の眷属にするための最後の手続きに必要だったから、君の魂の中に少しお邪魔させて貰ったの)


「……えーと、京子さんは自分が消滅しないために俺の中の魔力を貰うことで生き永らえたってことなんですかね? あと眷属っていうのは? 京子さんがご主人様的な感じのポジションになったんですか? 個人的にご主人様ポジションは僕に譲って頂きたいんですけど。あと最後の手続きって言ってましたけど、京子さんと出会ってから僕特に契約とか何もしてないんですけど」


(残念ながら私と君の立場は同じで、どちらもご主人様じゃないよ。ただ私の能力や加護をあなたに与えることになるから、君が私の眷属っていう扱いになるけれど、上下関係はこの際なしの方がいいと思う。事前の契約は君が目覚める前にサクサク進めておいたから大丈夫だよ)


「僕の許可なく勝手に契約されてた!? 違法じゃないですか! 僕判子押してないしサインもしてないですよ!? クーリングオフとか出来ないんですか!?」


(残念だけど、当社では返品とかは受け付けてないよ。それとも柊君は私と一緒は嫌?)


「嫌じゃないですけど、僕が考えたりしていることが京子さんに筒抜け状態になったり、僕がトイレやお風呂に入っている間、京子さんに僕の体をガン見されるってことじゃないですか!?」


(ガン見なんかしないよ、失礼な! チラ見程度だよ!)


「見る気満々じゃないですか!?」


(私だって、異性の体に興味があるんだもん! 流石に君の裸や考えていることを覗いたりはしないから安心してよ。……たまには覗いちゃうかもだけど)


「最後の一言で安心感が地平線の彼方までぶっ飛んでいきましたよ! じゃあ……」


 柊は目を閉じて心を落ち着かせると、頭の中で妄想を始めた。


(ブフッ!? ちょっと柊君!? 何勝手に私の想像上の姿を思い浮かべて裸に剥いてるのさ!? あと、『京子さんって可愛いなあ』って連呼しないで恥ずかしいから! あっ、ちょっと私はそんな貧乳じゃないよ、失敬な! もっとボン・キュッ・ボンの魅惑のボディラインなんだから!)


「やっぱり、ガッツリ覗いてるじゃないですか!? あと京子さんが巨乳な訳ないじゃないですか! 京子さんがお仲間さんに貰ったこの軍服、僕にジャストフィットしてますよ! キュッ・キュッ・キュッで合ってますよ!」


(言ったな、君! 私が長年コンプレックスに感じていた事を! 昔の頃、女仲間達とお風呂に入った時に圧倒的な乳格差を突き付けられてきた私の気持ちが君に分かるのかい!?)


「いいじゃないですか、慎ましい胸でも。それはそれで良いものですよ」


(……ちなみに柊君は、巨乳と貧乳どっち派なの?)


「ぶっちぎりで巨乳派です」


(君なんか敵だぁあああああああああああああああああああああああ!!)



「それで能力とか加護というのは?」


(それは実際に体験して貰った方が早いんだけど、また追々説明するよ。柊君、部屋の端の床に魔法陣が描いてあるからその上に立ってくれるかな。外に転移出来るから)


「おおっ! 魔法とかも存在してるんですね。他にも色々訊いてみたいことは多いですが、了解です。あっ、あと僕のことは柊でいいですよ」


(じゃあ私のことも京子って呼んで、柊)


「分かりました京子さ……じゃない、京子」


(うんうん、よろしくね柊。でも、乳のことは許さないけどね。貧乳教に改宗するまで絶対に)


 何やら京子との間に生み出す必要のなかった溝を生んでしまったようだが、柊が彼女に示された場所に積み上げられていた本の山を片付けると、複雑な紋様が描かれた魔法陣が床に姿を現した。


(そこに立ったら私が魔法陣を起動させるから)


「ねえ、京子」


「ん、何?」


「無理な頼みなのは承知しているんですけれど、この部屋にある本って持っていけないですよね?」


 この部屋にある大量の本を持って旅をすることは出来ないし、馬車等を買うお金どころか無一文状態の柊には、ここに本を置いていくという選択肢しかないのだが、誰にも読まれない本が寂しそうに持ち主をいつまでも待ち続けている姿を想像すると、どうにも落ち着かないというか、胸の辺りがモヤモヤとしてしまう。


(……うん。ここの本たちには申し訳ないけれど、いつか私たちが戻って来た時に沢山ごめんなさいをして、罪滅ぼしになるかは分かんないけど、片っ端から読みまくってやろうよ)


「……そうですね」


 柊は魔法陣の上に立ち、京子が今の自分では理解することの出来ない呪文を唱え始めたのを聞きながら、京子に頭の中を覗かれていないことを祈りつつ、思いを巡らせた。

 本当は京子には沢山訊きたいことがある。

 どうしてこんな寂しい部屋に一人ぼっちでいたのか。

 どうして本の中に魂を宿らせることになったのか。

 本の中に宿る前にはどこで誰と何をしていたのか。

 叶えたい願いや行きたい場所とは一体どこなのか。

 他者を眷属にし、能力や加護を与えることが可能だというあなたは何者なのか。

 次から次へと疑問が湧き上がってくるが、彼女が自分の意思で話し出してくれるのを待つべきだと思う。僕だって、詳しい過去や何をしてきたのかは話していないのだから、こちらから一方的に詰問していくのは何か違う気がする。幸い、長い旅になりそうだし、話をする時間はたっぷりとあるだろう。


(柊、もうすぐ転移が始まるから心の準備だけしておいて)

 柊は部屋全体を見渡し、本棚に収められた本、床に積まれたままの本等の姿を目に焼き付けると、深々と一礼をしてから、


「(いってきます)」


 二人は同時に同じ言葉を残して、部屋から姿を消した。

 最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 

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