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無題

作者: 暇人1号

初投稿になります。拙いうえ短くさらに何のひねりもない文章ですが、読んでいただけると幸いです。

綺麗な光景だ。

眼前に広がる緑と、うっすらと見える雲。

周囲から聞こえてくる川のせせらぎに、小鳥のさえずり。

空を仰ぐと、どこまでも続きそうで、飲み込まれてしまいそうな程に青く、透き通った空。

そんな山の頂上に俺は今いる。

そうして考える。

どうしてここまで頑張ることができたのか。

誰かに見られていた訳でもなく、登りきったからといって何か貰えるわけでもない。ただ、自分がやりたいからという、それだけの理由だ。

しかし、この経験から得られるものは確かにある。

自ら困難なことを成し遂げたのだという自信、頂上から見られる壮大な景観のために辛い時だろうと耐え忍ぶ根気、そして一つのことを一心不乱にやり続けるという一生懸命さなどといったものだ。そうしたものはいつか立ちふさがるであろう驚異に対して、自分の心を支えてくれるものの中で1番大きなものとなるのであろう。

だからこそ俺は山を登り続ける。

人生という途方もないほどに高く、登りきるまでに数多くの苦難や試練があるのであろう山を。

1歩ずつ、確実に。昨日までも、今日も、そして明日以降もずっと。

どれだけゆっくりでもいい。大切なことはしっかりと登りきるということだ。そのために必要なものがあるのなら、全力で取りにいこう。先が見えない暗闇だろうと、自ら切り開いてみせよう。そうして刻んだ足跡が宝となり、人生となるのだから。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

日本語の使い方がおかしかったりしたら指摘していただけると幸いです。

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