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可愛い女の子

朝になり俺は目が覚める。

(今日から休みだ、何しようかな〜)

俺のそんな考えは瞬間的に消え去った。


俺の隣には、女の子がいた。

スゴく可愛いかった、5〜6歳くらいだろうか。

「誰…なんだ!?

さくらは…!?」と

俺は布団をめくった。

女の子は裸だった…。

さくらが好きだったおもちゃを握り締めていた。

女の子は目が覚ます。

「おはよー純」

えっ今、俺の名前を…?

「もう一回、いい?」

「ヘンな純だね。

おはよう、純。」

やっぱり、俺の名前を…。

もしかして…この呼び方をするのは…

さくらぁ!?

「ねぇ、さくら…なのか?」

「何言ってるの?

私しかいないじゃない。」

さくらだった…。

しかも気づいてない…、なんで気づかねーんだよ!。

おかしいだろう!?

普通、気づくぞ…多分。

「さくら、なんか変じゃないか?」

「うん!純の様子が変だね、どうしたの?」

すげー可愛い…けど。

どうしたの?じゃない!可愛いけどね。

俺はヘンじゃない。

さくらがヘンなんだよ〜。

「俺じゃないだろう?」

たのむ〜気づいてくれよ。

「誰が、私…かな?」

やっぱ可愛い…。

「う〜ん。人間になってる?」

と笑顔で聞いてくる。

可愛い…、気絶しそうだ…。

「そうだ、人間になってるんだ!」

「やったぁ!

これで外で待たなくていいね!」

そうだねって違うだろ!

普通、驚くだろ?、なぜ喜ぶ!?。

「あの…さぁ、

驚かないのかな?」

「うん!だって嬉しいんだもん!」

そりゃそうだが…。

俺は「そうだね…」としか言えなかった。

そして俺は姉ちゃんに電話する。

「はぁい…もしもし?なんだ、純か…なんかようなの?」

「姉ちゃん、今スグ姉ちゃんのちっちゃい時の服持って来て!」

「…えっ…どうしだの純、大丈夫??」

「俺は大丈夫だからさ、今スグね!

ワケは後で話すから!」と言って電話を切った。

なんで親呼ばねーんだって思っただろ?

いねぇんだよ、旅行で…。

たぶん、姉ちゃんはスグ来るハズだ…たぶんな…家近いし。

  ピンポーン

ほら、来た。

俺はさくらに

「スグ戻って来るからそこで待ってろよ」と言って玄関に向かう。

玄関では俺を見るなり姉ちゃんが。

「純…、本当に大丈夫なの?」

と言った。

心配してくれて嬉しいよ、でも俺は大丈夫だから、電話で言ったよね?

「だから大丈夫だって俺はね。

とにかく部屋に来てよ」

と言って俺は姉ちゃんが持って来た袋を持って部屋に戻る。


少ししてから部屋に姉ちゃんが来た。

「あんたってねぇ!」と姉ちゃんに殴られた。

無理もないけどね。

「袋着てない…あんた、この子に何したの!?」

「何にもしてないよ」

「本当にぃ?」

「本当だって」

「じゃあ、今スグ警察に…」

「なんでだよ!」

「だってあんた、この子を誘拐したんでょ!?」

誘拐って…オイオイ。

「違うって!」

「何が違うのよ!?

私はあんたがそこまでのロリコンだとは…思わなかったわよ!」

ロリコン…ってねぇ。

そりゃあ無いよ。

もしそうだったとしても俺は限度をわきまえたロリコンだってば!。

「本当に違うから、さくらぁ助けてよ」

「さくら…?」

やっと姉ちゃんが正気に戻ったよ…。

「あんた今、さくらって言ったの?」

「そうだよ。

朝起きたら、さくらが人間になってたんだよ」

「そうなの〜ってえっ?」

姉ちゃん人の話を聞けよ。

「本当にさくらちゃんなの?」

姉ちゃんはさくらに話しかける。

「美希ちゃんだったのね、顔がいつもと違うからわかんなかったわ。」

さくらは凄い天然だと今わかったよ…

「この話し方…本当にさくらちゃんじゃないの!」

姉ちゃんはやっとわかったようだ。

「じゃあ服着なきゃね」

「だから服持って来てって頼んだんだよ」

「そうだったの。

でも何で服着てないの?」

そりゃあ当たり前でょう!

犬は服着ないからだよね。

「まあいいわね…」

いいのかよって

気づいてないよ…。


そして、姉ちゃんはさくらに服を着せて、買い物に出掛ける。

俺はふと机の上を見ると姉ちゃんの財布と携帯があった。

姉ちゃん見事に忘れてったよ…。





それからしばらくしてから姉ちゃんが来た。

「財布と携帯忘れた…」

警察に止められなくて良かったよ…

「ねぇ、一緒に行こ?」

えっ…なぜ?どうして!?

「何で?」

「だって、サイズとか分かんないし…。」

適当でいいだろ!

「行こうよ!」

やばい、さくらが行く気MAXだ〜。

そりゃあ行きたいよ?

でも、さくらの服がパジャマだし!

「ねぇ、行こうよ純?」

やばいやばい可愛い!

でも…パジャマ…

「ねぇ、姉ちゃん。

さくらパジャマだけどさぁ」

姉ちゃん、どうする!

「いいじゃない。

可愛いしね〜」

いいのかよ…。

でも俺は、こんなに可愛いさくらを人に見せたくないし…。

「お願い!ねぇ純?」

俺は意識が遠のいていった…。

「俺は…さくらを人に…見せた…ないんだ…。」


作者の零です!

純一は気を失ったようですね〜。


次回は買い物編にしたいと思います!


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