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ドウンの砂場?

作者: 天川裕司
掲載日:2025/12/10

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(星のカケラ)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:ドウンの砂場?


「ゔっ、まただ…。もう嫌ンなるなぁ。ほんと」


起立性めまい。

立ちくらみの様なもので、

少し前から自律神経失調症を

患ってしまった私は今、

このしつこいめまいに悩まされてる。


「ほんとに、早く治ってくんないかなぁこれ。…もしかして治らないのかなぁ」


自律神経失調症は1度なってしまうと、

癖付く様に心と体が覚えてしまい、

なかなか治りにくいと聞く。

もしかすると、

一生付き合ってかなきゃ

ならないかもしれない。


でも或る時から、想像以上に変なことが。


ドウン〜〜…!


「っ…!?…な、なに、今の…」


また椅子から立ち上がった時に、

ドウンと言った感じに体が上下に揺れ、

めまいを感じた。


いや、めまいと言うよりなんか変だ。

大きな地震の縦揺れに遭ったような感覚で、

一瞬、足場を無くされた様な。


最寄りの総合病院へ3つほど行き、

徹底的に調べてもらったが、何も異常は無い。

これまでと同じく心療内科を紹介され、

「やはり自律神経失調症の症状では?」

と言われて帰される。


「いや、そんなもんじゃない…」

今まで7年から10年ほどこの症状に、

私はずっと苛まれてきたんだ。

だから自律神経失調症がどう言うものか、

それは自分なりによく分かってるつもり。


今まで感じた事のない

本当に縦揺れの様な、

足場が無くなった様な

めまいの揺れ方だった。

本当にめまいなのこれ。


マンションの廊下を歩いてる時もドウン…!

部屋の中の床を普通に歩いてる時でさえドウン…!

買い物へ行こうと、

マンションの敷地内を歩いてる時もドウン…!


「ほんとに何なのよこれえ!」

私は少しノイローゼ気味になってしまう。


でもそんな状況で1つ気づいたのが、

「やっぱり…」

マンションを出て、買い物先のデパートや、

界隈のレジャースポット、商店街、公園、

そんな場所を歩いてる時は1度もならない。

ドウン…!とならない。


「…………」


ほんとにマンションに帰ってきた時、

敷地内に入ってきた時にだけ、

ドウン…!ってなる自分を知ったこの状況。


「…何なんだろ、これ」


もちろん始めは

ただの気の所為だと思って居たが、

それがどうも毎回だったので、

だんだん奇妙な疑問に駆られ始めた私。


(別日)


それから少しした、或る日の昼下がり。


ドウン…!

「くっそ…(涙)」

部屋の中で歩いてた時、

またドウン!…ってなって、

(やっぱりか!)なんて

どうでも治らないこの症状に

私はほとほと嫌気が差し、

泣き出しそうになってしまった。


「もうイヤ、もうイヤ!!」


少し自暴自棄な感じになって

私は部屋を跳び出し、

遠くまで行ける気力はその時なかったから、

マンション敷地内にある子供の遊び場、

砂場へ行った。


敷地内に小さく設けてある公園。

いつもなら大抵子供が数人遊び、

その横で母親なんかが居るのだが、

その日は誰も居なかった。


「ふう…」とため息をつきながら、

とりあえず園内にあるベンチに座る。


1点を注目してると砂場が目に入る。

なんだか童心に返りたいと思ってしまい、

私はまたベンチから立って、

少しドウン!…って感じをまた覚えつつ、

小さな砂場にしゃがむ。


その延長で「もう砂掘ってやろう!」

なんて少しおかしく思い、

ほんとに片手で砂をどんどん掘ってった。


時々両手を使い、また片手で、

砂を掘ってゆく。

はたから見れば、おかしな女に見えただろうか。

そんな事を思いつつ掘ってると、

この日、ここに誰も居なかったのが

良かったと思った。


かなり掘ってしまい、

右腕の前腕がほとんど砂の中に

入ってしまおうとした時、


ポコオッ!


「えっ?きゃっ…??」


ほんとに"ポコオッ"っと言った感じで

中に空洞があるのを知った。


それまで指で砂を掻き分けていたのに、

その砂が全く無い。


文字通りの暗闇の空間、暗黒空間…

いや前もって誰かが掘った様な、

作った様な、そんな空洞・空間…。


私は思わず手を少し引っ込めたが、

それまでの嫌な生活を思い出し、

また少し自暴自棄の心が

その時の私を助長して、

"中に何があるのか?"

…少し確かめたくなり、

手をもう1度その空間に入れてみた。


すると、ガバアッ!と言った感じに、

誰かが私の手をつかんだ!


「きゃあっ!!」


今度は思いっきり手を引っ込め、

砂から手を引いた。


しばらく尻餅をつく形で、

砂場に座り込みながら、

今掘った穴をずっと見て居る。


「…今の、手、よね…な、なに?なんなのよこれ…」


さすがに怖くなったので、

私はそそくさと立ち上がり、

速攻で砂場をあとにして

とりあえず部屋に戻ろうとする。


早足で歩いて行くと、

部屋に戻るための階段の横手に

何か気を引くチラシがあったのを見つけた。

普通なら、そんなチラシが落ちてたって

目に入るはずないのに、その日は

なぜか目に入った。気になった。


「…これ、新聞?」


遠目から見ると、

チラシの様に見えたのだが、

手に拾って見ると新聞だ。

新聞の切れ端?


そこに文章、記事が書いてあった。


『緑町の淡路マンションの5階から女性(37歳)が投身…』


このマンション、

今はロイヤルエステートと

名前が変わっているが、

確か前の名前は「淡路マンション」…?


こんなマンションの5階から、

身を投げ落ちて行く時のその恐怖…体感…断末魔…


ドウン!……


教えた…?


同じ体感…いや同じ様な体感を…


私も同じ5階の部屋…


このマンションから出ると、その体感は無かった…

薄れた…?


いろいろ考えたが結局…

でもそう考えるしか辻褄が合わない様な、

そんな事実、現実、実際…変なものが私に宿る。


誰に教えてもらったわけじゃないけど…それが余計に…。


「あの砂場、掘ってみる価値が…いや掘らなきゃ…」



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=C0Yh8Q_gi7w

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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